インタビュー インタビュー

國木田修役・鈴木浩介さん

國木田というキャラクター役を演じてみての印象からお願いします。

松山(博昭)監督の存在が大きいと思います。まだどういうキャラクターにするか僕自身もあまり決めていなかったときに、「どうしましょうか?」と相談させていただいたんですけど、『ビブリア古書堂の事件手帖』(2013年)のときにこれに似た雰囲気のキャラクターを松山監督とやっていたので、それとは違う感じで、ちょっと女性寄りの雰囲気にした方がいいのかな、と。美意識のとても高いキャラクターですしね。最初の打ち合わせのときにはあまり決めないで、現場で考えましょう、という感じでしたね。なので、現場で探りながら、調整しながら演じていました。だから、初日の撮影の日は緊張しました。見切り発車したらそれで行かなきゃいけなくなってしまうので。

そういう役柄に出会ったときに、最初に考えることは?

今回は、姿勢だったり、歩き方だったり…ですね。姿勢や歩き方を考えたら、そこからどういう気持ちになるか、どういう感じのトーンになるか、どういうテンポになるか、というところを考えました。

國木田さんは謎も多いキャラクターですよね。私生活は描かれていませんし、女子モドキ3人組の味方なのか、そうではないのか、とか。

個人的には、女子モドキ3人と近づいていく速度が、ちょっと速かったと思っているんです。もう少し距離感がある感じで徐々に進んでいくのかな、と思っていたんですけど…。3人の仲間ではないけど、彼女たちを見守るような距離感が、あっという間に近づいたような感じだったので。それは台本上のことだったので、監督とも相談させていただきながら演じていました。

統括マネージャーの松浦(室井滋)さん寄りの存在かと思いきや…という。

僕もそう思っていたんですよ(笑)。

女子モドキ3人組を演じている桐谷美玲さん、水川あさみさん、ブルゾンちえみさんと共演されてみての印象は?

楽しいです。3人とも共通して、お芝居がとてもピュアなんです。だから、その3人の空気の中に入っていくと、自分もピュアな気持ちになれるんです。だから、見守る立場としてはとても愛おしい気持ちになりますね(笑)。彼女たちが女子力を上げようと一生懸命頑張っている姿がとてもいじらしいので。

タイトルの「人は見た目が100パーセント」という言葉、鈴木さんはどう思われますか?

人は見た目が100パーセントじゃないでしょ、って最初から思っていました(笑)。やっぱり、本当に大事なのは内面とか生き方なんじゃないかと思うんです。その生き方からにじみ出てくる見た目、なんだと思います。

鈴木さんご自身が、ファッションやビューティーなどを意識されたのはいつごろでしょうか?

高校1年生くらいだったと思います。普段は制服だったんですけど、遠足みたいな行事で、私服で行かなくちゃいけないときがあって、「あれ?これってダサいとヤバイんじゃないの?」みたいな感じで、ファッション雑誌を初めて買いました(笑)。僕は男子校だったので、そういうものに関しては遅かったと思います。部活もやっていたので、普段はジャージが多かったですし、「必要性がない」という感じでした。ただ、高校生くらいになると、福岡でもちょっと都会の高校に行ったので、洋服とか靴とか…。靴は自由だったので、いかにおしゃれな靴を履くか、というのは気にしていました(笑)。

ドラマは今後、どうなっていくんでしょうか?

やっぱり、3人が努力を重ねて成長していって、「見た目はどこから来ているのか?」という部分に気づくというか…。最初に國木田が「見た目が悪いから面接に落ちたと思ってるんじゃないの?」と純に言ったシーンがありましたけど、どのような形でその本質的なところに気づくのか、ということなんじゃないかと思います。内面的な美しさが根本にある、ということにどうやってあの3人気づくのか、その成長を見てみたいです。

國木田さんは第1話でとても深いことを言っているんですよね。

そうなんですよね。本質的なことをズバッと言っていると思うので。と言いつつ、彼女たちが右往左往する瞬間にいろいろと手助けをしながら、本質的なことに気づいてほしいと思っているんじゃないかな、と思うんです。まあ、登場シーンに関しては、「この人、何でここにいるんだろう?」みたいなところもありますけど(笑)、その辺はあまり考えずにこの先も楽しみながらやっていきたいです。

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