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第8話 あらすじ

「あゆみさん、思い出したよ、全部」。レシピノートを届けたあゆみ(木南晴夏)を追いかけ、慧(高杉真宙)は、そう言った。夜空には、きれいな月が輝いていた——。

生きててくれて良かったと、涙をこらえるあゆみ。そう言って立ちすくむあゆみを、慧は思わず抱きしめる。あゆみはその腕にそっと触れ、慧が幽霊ではなく、目の前に存在していることを実感する。その瞬間、慧のスマホに藤子(瀧本美織)から電話がかかってくる。

二人が結婚することを知っていたあゆみは、「おめでとう」と祝福の言葉をかける。「私のことはもう心配しないで」。あゆみは、渉(中村俊介)にちゃんと言いたいことが言えるようになったと伝え、二人で会うのは薬膳教室の授業で終わりにしようと言い、去って行く。どうすることもできず、ただ、あゆみのうしろ姿を見つめる慧。

翌朝のダイニングであゆみは、渉から「夜の公園は女性一人じゃ危ないから気をつけて」と声をかけられる。不安にかられた彼女は、渉の出社を見送ってから、ハンドバッグの中身をベッドにぶちまける。財布の中からGPSのような物が出てきて、絶句するあゆみ。

一方、慧と藤子は結婚式場で打ち合わせをしていた。素敵な会場にうっとりする藤子だったが、慧は心ここにあらずで……。
藤子を大切に思う気持ちと、あゆみへの拭えない想い。2つの本当の気持ちが交錯する中で苦悩する慧。

家族や婚約者がいる現実と、お互いへの想いで揺れるあゆみと慧。そのさなか、坪倉グループの闇がついに1つ1つ明らかになっていく。そして、あゆみと慧の間に思いもよらない事実がわかり……。

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