今日12月12日は「1212(いいじいちじ)」で「漢字の日」です。
漢字の素晴らしさや奥深い意義を伝えるための啓発活動の一環で、1995年から日本漢字能力検定協会が公募で選んでいるのが「今年の漢字」。
スタジオでは、清水寺での発表を前に、我がMC高橋克実が「今年の漢字」をしたためることに!
克実さんは貫主そっくりの衣装に身を包み、気合十分!
大村正樹フィールドキャスター「清水寺の森清範貫主(かんす)は当時55歳からスタートされまして、今回24回目。高橋克実貫主も57歳ですか? ちょうど適齢期に入ってきたんで、向こう23、4年と続けていきましょうか!グッディ!で」
安藤優子「なんかね、(克実さんは)小学校の時、ずっと書道やってたんですって」
高橋克実「いやいやいや…ちょっと安藤さん、なんでハードル上げてるんですか~!」
大村「それでは克実さんお願いします」
三田友梨佳アナウンサー「重みがありますね」
安藤「なんだか本格的ですね~」
大村「お茶の間は筆が見えなくてもやもやしません?」
スタジオ「ああ~~」
安藤「…ああ、わかった!けっこう難しい漢字を選んでますね」
克実「できました!」
安藤「墨のタレ具合も良い感じ!では、高橋貫主!その心を」
克実「そしてこの間、小結で貴景勝関が優勝したり。被害者の人が加害者になったり。私たちはこの文字がない日がないくらいの一年だったというような…、この番組に寄り添って書きました」
安藤「たしかに、この話題を取り上げなかった日はなかったくらい、取り上げましたね」
三田「そうですね。そして平成の締めくくりとしては、平成の大横綱の文字でもありますね」
克実「そうですね。…結局三田さんが締めてくれましたね」
スタジオ「(笑)」
大村「スタジオのみなさんにも文字を書いていただいたので。せーので出しましょうか」
風間晋(フジテレビ解説委員)“脅”
「一年間、パワハラセクハラが多かったですよね。パワハラの言い換えとして“嫌がらせ”と言われるじゃないですか。でも、伊調選手の選手生命がかかってたり、東名高速のあおりなんかも、単なる嫌がらせじゃない。次元が違うものだと思って、脅かすという漢字を選びました」
生稲晃子“力”
「風間さんと同じで、今年はパワハラセクハラという言葉から始まって、それで終わったような一年だったなと思って。良い面としてはスポーツ選手の方々が非常に頑張っていらして、世界で1位2位を争うような、力をどんどんつけてきたということも含めて力にしました」
カンニング竹山“疑”
「僕は疑問の疑ですね。パワハラ問題も国会もそうだけど、疑問に思うことがいっぱいありすぎたんで、この字かなと。しかもどれもよく分からないまま終わってしまって、何がどうなってこうなるんだ?っていうことが多かった気がするんですよね」
三田アナ“平”
「私は平という字です。平成最後ということで、平成のどちらかの漢字がくるのではないかと考えました。今年は平昌オリンピックもありましたので、この平という字を選びました」
安藤キャスター“力”
「スポーツの分野、例えばサッカーもスケートも、世界と互角の力を発揮できるようになったんじゃないかなと、明るい部分ではそういうことで。負の部分についてはやっぱりパワハラセクハラ満載の年だったかなと思います」
大村「今年の一字がこの中にあるかどうか、気になりますね。こちらの和紙なんですが、越前和紙で縦1.5m横1.3mということです。筆は広島県熊野産の筆、墨汁に関しては奈良県産の墨が使われています。貫主の元にはきょう午前、これらの道具一式と二重の封書に入った漢字一字が届けられまして、今これからしたためるということになります」
大村「平成最後の今年の漢字は“災”。『北海道・大阪・島根での地震、西日本豪雨、大型台風の襲来、記録的猛暑など、日本各所で起きた大規模な自然災害により多くの人が被災した。自助共助による防災、あるいは滅災意識も高まり、スーパーボランティアの活躍にも注目が集まった。新元号となる来年に向けて多くの人が災害を忘れないと心に刻んだ年となった』ということです。スタジオの予想は全員外れてしまいましたね」
カンニング竹山「たしかに、言われてみれば1年間でこれだけ災害が起こった年ってないわけで。夏もひどい暑さでしたからね。ピッタリと言えばピッタリなんですかね、今年を代表する漢字としては」
安藤「私たちの想定外の災害が全国で起きた年でしたね」
生稲「みなさん自然災害につらい思いをされてきた年だったと思います。でもこれから災害に対して色んな対策をしていこうという前向きな気持ちにもなれたので、この字を見て、来年に向けていい教訓になった気がします」
みなさんは「今年の漢字」に何を選びますか?