『グッド・ドクター』では、主演を務める山﨑賢人さんが、このほどクランクアップを迎えました。
本作が初の医師役となる山﨑さんはクランクイン前に「（新堂湊を演じるにあたり）大きなプレッシャーを感じていますが、医師全体の0.3%しかいない小児外科医がドラマを通して少しでも多くの方に注目されるように」と役への思いを語りました。綿密にリハーサルをし、実際に都内の病院を訪れ小児外科を見学するなど、クランクインへ向けて入念な役作りをおこない、撮影中も医療監修の先生たちからの助言も仰ぎながら、新堂湊という役に臨んだ山﨑さん。放送が始まってから絶え間なく視聴者から絶賛が寄せられているように、山﨑さんは新境地であると同時に難役でもある湊の、まっすぐでピュアな思いを全身で表現。見事なまでに真摯（しんし）に湊を演じきり、「すべての子どもを大人にしたい」という湊のぬくもりは、同僚や患者の子ども、家族、そして病院を包むだけでなく、TV画面の向こうのすべての視聴者を包み込み、この夏、日本中の涙と感動をさらいました。

山﨑さんの最後の撮影は、東郷記念病院・廊下のシーン。最後のカットを撮り終え、「山﨑賢人さん、オールアップです！」と声が上がると、スタッフから盛大な拍手が送られ、金井紘監督から花束を受け取りました。山﨑さんは「とても大好きなチームで、この作品をやることができて、すごく楽しかったです。そして見ている方に、これほどメッセージを伝えられる作品に出させていただいて、俳優という仕事をやっていて本当に良かったな、と思います。みなさんに甘えてしまう部分もたくさんあったのですが・・・新堂湊という役をやれて本当に良かったです。今は、さみしいですけど・・・また、いつかこのチームで一緒にできればな、と思います。本当に、本当にありがとうございました！」と、クランクインしてから３カ月の日々をかみしめるように、一言一言に思いを乗せて挨拶をし、スタッフと感無量の笑顔でグータッチをおこないました。