グラジオラスの轍

次回10月2日(金) 深夜2時25分~3時30分

  • 傑作選・メイショウマンボ
    男達の美学 血統に負けない馬を

    メイショウマンボ

    ここに一頭の馬がいる。メイショウマンボ。
    2013年、オークス、秋華賞、エリザベス女王杯と言った
    日本競馬界最高位に位置するGⅠレースを3勝し、巷を驚かせた馬だ。
    この年の3歳・最優秀牝馬に選ばれた時は、多くの紙面にこの馬の名前が躍った。
    しかし、この馬が注目されるのはその他を圧倒する走りだけではない。

    血統が重視される競馬。レースに勝つ馬の血は次の代に引き継がれ、そして強い馬を生む。ディープインパクト、オルフェーヴル、キズナ、といった良血馬が競馬界を席巻する昨今、その中でメイショウマンボがGⅠレースを3勝した事は大きな意味と意義があった。

    鹿毛の牝馬、メイショウマンボ。生まれは日高・浦河。
    誰もが羨む血統で生まれた訳ではない。
    世間から大きな期待と注目を浴びてデビューした訳でもない。
    しかしその馬が破竹の勢いでGⅠレースに3勝もしたのである。
    そこには幾たび打ちのめされても諦めない、馬にかける男達の汗と涙があった。

    「良血馬だけが勝つのが、競馬ではない」

    しかし、そう信じる男たちの想いとは裏腹に、エリザベス女王杯連覇のかかる
    2014年、メイショウマンボは茨の道を歩んでいる。
    未だ一勝も上げていないのである。

    飯田祐史調教師
    塩見覚調教助手

    GⅠレース3勝と言う偉業を成し遂げた父から2014年、厩舎を継いだ飯田祐史調教師。
    その元で労を惜しまず、全身全霊を傾けて世話をする塩見覚調教助手。
    先代・飯田明弘元調教師との信頼と友情で生み育てた高昭牧場・上山泰憲社長。

    高昭牧場・上山泰憲社長
    馬主 松本好雄氏

    そして何十年にも渡り男たちの想いをくみ取り、見守り続けてきた馬主、松本好雄氏。

    幾千の想いと、幾万の汗とで育まれてきたメイショウマンボ。
    男達の夢を乗せ、
    果たして彼女はもう一度輝緑の芝を先頭で疾走する姿を見せてくれるのか。

    エリザベス女王杯連覇へ。諦める事を知らない熱き男達の戦いがここにある。

  • 傑作選・女子競輪学校 戦う女たち

    女子競輪学校

    携帯禁止。化粧禁止。髪型はショートカットのみ。6時半の起床から始まり、1日10時間以上の過酷な訓練。
    食事、入浴、テレビなど全て時間が決められ、夜10時には消灯となる。
    伊豆の山奥に立つ「競輪学校」。
    この場所で、18人の女子生徒たちが競輪のプロ選手を目指し、日々訓練に励んでいる。
    訓練はおよそ1年。
    卒業してプロになれば大金を稼げるかもしれない。オリンピックという夢も描ける。
    だが、華やかな光の影には必ず濃い影がある。

    菅田賀子
    石井寛子

    宮城県出身の菅田賀子(当時28歳)は、震災をきっかけに、競輪の世界を目指すことに。父は世界選手権・銀メダリストの菅田順和。競輪を通じて変化する父と娘、それぞれの想いとは…

    石井寛子(当時27歳)は日本代表としても活躍しており、ワールドカップで女子史上初の銀メダルを獲得。この期で一番期待の選手だが…。

    猪頭香緒里。最年長の36歳(当時)。国内ランキング2位の実績を持つ、元プロスノーボード選手。
    2011年結婚を機に引退するも、第二の人生を競輪にかける。
    夫と離れ離れの生活を送りながら、夢に挑戦する夫婦の決断とは…

    猪頭香緒里
    女子競輪学校

    いまここに、「勝負の世界」を選んだ、彼女たちの想いがある。女性として、アスリートとして、何を選択しどう生きるか。
    夢に向かう彼女たちを通じて、幸せのあり方、家族のあり方を描く。
    「いま」この瞬間に賭ける彼女たちの決意と、卒業までの試練の200日を追った。

  • 2020年6月20日(土)

    傑作選・バドミントン奥原希望
    独占告白!強さの秘密「戦う頭脳」

    奥原希望

    今、まさに黄金期を迎えている日本バドミントン。特に奥原希望選手は「新たな歴史」を作っていると言っても過言ではない。
    全英制覇、リオ五輪でのメダル獲得、世界選手権優勝など、日本の女子バドミントン界にとって次々と新たな扉を開き続けてきた。
    世界のトッププレーヤーとして戦う大和撫子は、いったい何を考えバドミントンという競技を行っているのか。
    そしてそこにはどんな戦略があり、どのような駆け引きがあるのか。
    世界のトップに君臨する奥原希望。今、彼女の頭脳のすべてが露わとなる。

    奥原希望
    奥原希望

    日本のバドミントン界を引っ張る第一人者、奥原希望選手、彼女は「バドミントンは、詰め将棋のようです。」こう話す。
    詰め将棋とはいったい!?そこには四つのキーワードがあった!

    ① 狙いを封じる
    ② 時間を操る
    ③ 前衛を制する者、勝負を制する
    ④ 守りのスマッシュ

    身長156センチの小柄な奥原選手が、リオ五輪銅メダル、そして世界選手権で女王にまで上り詰めたのは単に努力したから、だけが理由ではない。コート全体をカバーする粘りのラリーでゲームを展開し、一見すると守備一辺倒に見える奥原のプレーは、しかし、それは単なる守備ではなく「攻撃的守備」だと奥原は言う。

    将棋の局面のように、王手の連続で相手の王将に詰めよる奥原のプレーの真骨頂の秘密を四つのキーワードを中心に今ここに赤裸々なものとする!

  • 2020年5月3日(日・祝)

    体操・白井健三
    岸根高校体操競技部物語 友と過ごした日々

    白井健三

    2013年、わずか17歳で世界体操・男子史上最年少で金メダルを獲得し、世界を驚愕させた白井健三。
    「ひねり王子」とも称されて巷を賑わせた。
    その白井が高校を卒業するまでの一年間を完全密着。誰も知らない白井の素顔を追った。
    急激な成長を遂げた白井だが、その成長の影には共に戦った仲間の存在があった。
    岸根高校体操競技部の同級生の三人。青春と呼ぶのは照れくさいが、かけがえのない日々。彼らの絆は、体操。同じ練習場で汗を流し、毎日競い合った三人。
    一緒に歩いて、一緒に笑って、普通の毎日が本当に楽しいと感じられる日々。
    しかし、卒業と言う名の別れの日は近づいてくる。
    もうすぐ別々の道。だから勝ちたかった。最後の大会を笑顔で終えたかった。
    将来の準備をする高校三年生。別れの準備をする高校最後の年。白井と友の熱い一年間に密着した。

    白井健三
    白井健三
  • 2020年3月29日(日)

    柔道最重量級物語
    ~独占密着!
    小川親子 五輪に翻弄された父子の絆~

    小川直也 小川雄勢

    2020年五輪に向け、し烈な当落線上の闘いが繰り広げられる日本のお家芸「柔道」。
    日本の威信がかかる最重量級にはいつも、悲喜こもごものドラマも繰り広げられてきた。ロス五輪山下の肉離れ、ソウル五輪の斉藤仁の号泣に始まり、シドニーの篠原の疑惑の判定、アテネ国内選考の鈴木桂治と親友・棟田の死闘…。
    そのひとつが小川直也の敗北。
    そんな父の無念を背負って五輪出場に賭けているのが息子の小川雄勢だ。父と同じ最重量級で五輪出場を目指してきた。しかし、そこには数々の大きな壁がそびえていた。
    番組では、その父と子の五輪へ向けた闘いにおよそ2年に渡り密着取材。
    これまでの日本柔道の物語を交えて、2020年本番を占う。

    小川直也
    小川雄勢