ギークス 〜警察署の変人たち〜

2024年7月スタート 毎週木曜 よる10時

NEWS

2024/07/05 UP

フジテレビ7月期 木曜劇場
『ギークス~警察署の変人たち~』
松岡茉優さん×田中みな実さん×滝沢カレンさん
×中村蒼さん×白洲迅さん×泉澤祐希さん、
豪華キャスト登壇!
さらにサプライズで主題歌『自分自身』を
担当したサンボマスター登場!
松岡さんらキャスト一同大感激!

フジテレビ7月期 木曜劇場『ギークス~警察署の変人たち~』。本日7月4日(木)よる10時放送スタートに先がけ、松岡茉優さん、田中みな実さん、滝沢カレンさん、中村蒼さん、白洲迅さん、泉澤祐希さんと、本作のメインキャストの皆さんが登壇されました。

まずは司会進行の松村未央(フジテレビアナウンサー)から出演者へ一言挨拶と自身の役柄についてお話を伺いました。一度見た指紋や足跡、靴などの特徴が全て頭に入っており、優れた観察眼を持つ頭脳明晰な鑑識官である一方、ムダな労力を使うことが大嫌いで、やるべき仕事をこなしたらサクッと定時に帰ってしまう物語の主人公・西条唯(さいじょう・ゆい)を演じる松岡茉優さんは「本日は今年一番の暑さの中、ご来場いただきましてありがとうございます。このドラマは今期のドラマの中でも一番ゆるいドラマになっていると思います。西条さんは定時に帰るので、サボっているという印象を持たれていますが、そうではなく、とにかく誰よりも働いてキビキビ動いて定時に上がる方だと思って演じさせていただいています。」と役柄と共に挨拶し、今作でフジテレビGP帯連続ドラマ初主演を努めた感想を聞かれると「このドラマは本当に、一緒に登壇なさっている皆様が素晴らしいので、共演させていただけて楽しかったですし、皆さん良い意味で変人なので、そこを今日のイベントで見せていけたら良いなと思っています。」と想いを語りました。

続いて、「人の心を見透かす医務室の魔女」と呼ばれるほど人間心理を読むことに長けている産業医で、行動や表情を見て瞬時にその人の心の内を読み取ってしまう心理ギーク・吉良ます美(きら・ますみ)を演じる田中みな実さんは「本日は宜しくお願い申し上げます。私の演じる吉良という役は言動、目線で、何を考えているのか察してしまう特殊能力を使って意図せず事件を解決してしまう役柄となっています。」とコメントしました。

続いて、「地図だけが話し相手」と言われるほど、あらゆる道や時間帯ごとの交通量まで小鳥遊署地域の地理は全て頭に入っている地理ギークで、曲がったことを許さないきまじめな性格の交通課員・基山伊織(もとやま・いおり)を演じる滝沢カレンさんは「私の演じる基山は地図が大好きで、バスのエンジン音が大好きという少し特殊な趣味を持っていて、地図を常に持っていて“遠回りしていないか、渋滞していないか”など、事件に直接関わるわけではなく、道に関する視点から事件解決の手助けをする役です。あと撮影では夏制服と冬制服と、すべての制服を着させていただいたのですが、実際の制服と同じものを着させていただきましたので、そこも楽しみにしてください。そして本日は冬の制服を着てきました!」とご挨拶。

続いて、事件解決に向けて残業もいとわずに働く、西条とは真逆の“ザ・刑事”なタイプで、ギークスがくだを巻いている居酒屋にたびたび訪れては事件の謎を持ち込み、彼女たちを事件解決に巻き込んでいく強行犯係の刑事・芹沢直樹(せりざわ・なおき)を演じる中村蒼さんは「今日はお集まりいただきありがとうございます。私はお三方とは真逆な働き方で残業残業の日々なのですが、芹沢はそれを望んでいて、まっすぐで芯のある役柄なので、そこをぜひ楽しみにしてほしいと思います。」とコメントしました。

続いて、西条が住むマンションの隣の部屋に引っ越してきたイケメン青年で、やたらと彼女に興味を示して距離感を詰めてくるため、西条の大きな悩みの種になる謎の人物・安達順平(あだち・じゅんぺい)を演じる白洲迅さんは「今日はご来場いただきありがとうございます。僕はどういった役なんですかね…?謎の人物と言っていただきましたが、西条さんとの距離感の詰め方に勢いがあるというか独特な人で、まもなく撮影も終わる予定なのですが、僕自身、安達という人物をまだ理解しきれていません(笑)。そんな役です。」とコメントしました。

最後に、やる気に満ちあふれる西条の後輩鑑識員で、現場から無限に指紋を採取してきては仕事を増やし、西条の定時帰りを阻む“やり過ぎの杉田”こと杉田翔(すぎた・しょう)を演じる泉澤祐希さんは「本日はお越しいただきありがとうございます。僕の役は、松岡さん演じる西条先輩がちょうど定時に帰りたい時に、指紋をもってきて、“先輩!”ときてしまいます。でも決して嫌がらせをしているわけでなく、やる気があって、勢いがあり、とてもかわいい役だと思っています。宜しくお願いいたします。」とコメントしました。

次に、松岡さん、田中さん、滝沢さんのギークトリオの皆さんへ実際に共演されたお互いの印象を伺うと、松岡さんは「今日一日電波ジャックとして、めざましテレビから始まって、ぽかぽかあたりで私にとって衝撃的な発言がありました。仲良しという言葉は色々な言い換えがあると思うのですが、その中でも滝沢さんにとっては親友という言葉はとても重要で、滝沢さんには大親友がいるらしいのですが、私が滝沢さんに“私もなれるかな?”と番組内で軽い気持ちで言ったら、まっすぐな目で“頑張ろう”と言われ、あ!結構厳しいんだと思いました(笑)」と滝沢さんとのエピソードを披露し、それを受けて滝沢さんは「私はかなり壁が厚い人間だったのですが、お二人のおかげで人と接することの楽しさを教えていただき、すごく大好きで、信頼している二人になりました。」と話しました。田中さんは「通常の共演者さんよりかは(親密度が)上なのかなと思い、わかりやすく言うとオフの日でも三人で集まってご飯に行くぐらい仲良くなりました」と語り、松岡さんは「回し食べもできるし、一緒に着替えもできるし、台詞合わせも一緒にできるので凄い信頼関係ではあるんですけど、親友への道は険しいので登ってみたいと思います!」とコメントしました。その話を聞いていた中村さんは「三人ともめちゃくちゃ仲良いですよ。三人が集まったらグータンヌーボ感があり、僕が経験したドラマの現場の中で一番お洒落なワードが飛び交う現場で、こんな現場初めてでした(笑)」とコメント。
白洲さんは「僕は、 ほぼほぼ松岡茉優さんとのシーンで…」と話し始めると田中さんから「ダメじゃない!謎の男なんだから!」と突っ込みが入り、「僕喋るのやめましょうか(笑)」と切り返し、会場に笑いが広がりました。
その後、白洲さんは「でも本当に茉優さんとは健康の話をずっとしていましたね。」と話し、それを受けて松岡さんは「病院の話や栄養素の話などずっと健康の話をしていました!あと白洲さんは何か差し上げると、さらに素敵なもので返してくださるんです。それが申し訳ないので、さらに返す、みたいなやりとりがずっと続いていました!」と現場でのエピソードを語りました。
泉澤さんは「やっぱり三人が揃うと華やかさが全然違って、スタッフさんも心なしか元気になっているように思います。やっぱりパワーが凄いです!」とギークトリオに対する印象を語りました。
男性陣の意見を聞いて松岡さんは「かしましすぎるところもあったり、しゃべりすぎのところもあったかもしれませんが、スタッフの皆さんも含めて温かく見守ってくださりありがとうございます。」と感謝の言葉を述べました。

そして、本制作発表のメイン企画として「井戸端会議でお悩み解決!」を実施。本作の中で大きな見所といえば、「井戸端会議で事件の謎を解く」という異色の謎解き方法があり、芹沢が持ち込んだ「事件」をギークスが解決していきますが、今回は会場にお集まりの皆さんから持ち込まれた「人生のお悩み」を、ご登壇キャスト皆さんで解決しようという企画を開催されました。田中さんは「私は中村さんがお悩み解決のプロだと 思っています!」と話すと中村さんは「やめてください(笑)」と現場の仲の良さが伝わる一コマがあり、そんな中お悩みが出題。
『もう30代なのに、まだ将来の目標が決まっていません。どうしたらいいでしょうか…?』というお悩みに対して、ご登壇者全員はフリップで回答。

松岡さんは「ぜんぜんOK!です。将来の目標で不安になるのもわかりますが、生きて食べて死ぬのは皆さん同じですので、全然良いのではないかと!大丈夫だと思います!」と回答し、続けて白洲さんは「将来の目標を僕も持ったことがなくて、直近の小さい目標は考えますが…先のことはわからないので、松岡さん含め皆さんと近いと思います!」と回答。田中さんは「“焦らず、目の前のことを丁寧に”と思います。私も目標をあまり決めたことがなく、目の前のことを着実にやってきて、最近“こうなりたいな、こうなれたらいいな”というビジョンが何となく見えてきたので、目標とは違うのかもしれないけど、やっているうちにきっと何かが見えてくると思います。」と回答。中村さんは「僕は“夢は持たない”です。夢や目標は自然発生的に出てくると思うので、あまり大きなものを決め過ぎず、このドラマのように仕事は定時に帰るとかプライベートは大切にするとかそういう目の前の小さいことや今できることで大切にしていることを決めるのが良いかと思います。」と回答。泉澤さんは「僕は“新しい趣味や遊びに挑戦していく”です。僕的には “まだ30代” なのではと思っています。そんな中で目標を決めることを目標にするのはとても難しいと思うので、好きな趣味とか遊びに挑戦していくうちに好きなことが見えてくるのではと思いました。」と回答。滝沢さんは「私も泉澤さんと一緒で、目標を作る必要はないと思うのですが、動き続けることが大切かと思っています。それが食べることでも遊ぶことでもいいです。地球も一回も止まらず動いているので!私たちも止まらず動けたらと思います!」と壮大なスケールの回答に会場では笑いが広がりました。

お悩み解決に対して皆さんそれぞれの回答がありましたが、最終的には松岡さんから「泉澤さんの考え方が良いと感じました。ぼんやりした中で、泉澤さんは明確な答えだったので、良いかと思います!」と話し、全員一致で泉澤さんの”新しい趣味や遊びに挑戦していく”という答えにまとまりました。

続けて、本作の主題歌『自分自身』は、木曜劇場主題歌としては『電車男』以来、約19年ぶりにサンボマスターさんが担当されますが、本日のイベントのためにサンボマスターさんからビデオメッセージが届きスクリーンに流されました。
ギターボーカルの山口隆さんは「本日無事に放送日が迎えられるということでおめでとうございます!そして主題歌に関わらせていただきありがとうございます!」とコメントを寄せ、ベースの近藤洋一さんは「今日という日を楽しみにして、レコーディングしてギリギリまで頑張りました!」とコメント。ドラムスの木内泰史さんが「『自分自身』を主題歌に起用いただき、誠にありがとうございます。ここで想いを伝えたいと思ったのですが、今から直接そちらへ向かいたいと思います!」とコメントすると、キャスト全員がその言葉に驚いている中、なんとサプライズでご本人たちが会場に登場!

山口さんは改めて「本日の放送がとても楽しみで、家に帰って観るのがとても楽しみです!」と話し、近藤さんは「本当にギリギリまでレコーディングしていたので、本日駆けつけることができて嬉しいです」と話しました。ドラムスの木内泰史さんは「19年ぶりに木曜劇場のドラマの主題歌に選んでいただきまして、本当に凄く良いドラマだと思いました。宜しくお願いいたします。」と改めてコメントしました。

サンボマスターさんによる主題歌『自分自身』について松岡さんは「ギークス三人の応援歌であり、寄り添ってくださっていて、この曲が流れてあと一日金曜日も頑張るぞと、そういう作品になっているのではないかと思いました」と興奮を露にしつつ、曲の感想を伝えました。それを受け、山口さんは「本作のプロデューサーの方と会議した時に、あまりにも真面目で、シリアスな物語を撮影するのかと思ったぐらいなんですが、でもそれが嬉しくて、そのぐらい必死でドラマ作ったんだと思って、その想いをそのまま曲に入れられたらと思って作りました。」と曲に込めた思いを話しました。
「台本を読み込んで曲を作ったそうですが?」という質問に対し山口さんは「台本の細かいところを受験勉強かのように隅々までを読んで制作しました!」と語り、「『電車男』以来19年ぶりの木曜劇場主題歌ですが意気込みは?」という質問に対して木内さんから「とても嬉しいです。電車男の時は秋葉原のホームまでいった思い出がございます。今回もとても楽しかったですし、楽しみです!」と話しました。そんな言葉を聞いた滝沢さんは「すごい感動しちゃって… 良い歌で…」と想いが溢れて涙がこぼれ、田中さんも「すごく作品に力を与えてくれています!」と語るなど、全員の興奮が隠しきれない盛り上がりを見せました。
山口さんは最後に「先ほどお話したプロデューサーさんとの会話を聞いて、仕事でやっているわけではなく人生を懸けてこのドラマに向き合っているのがとても伝わりました。楽しい作品を作る裏側でここまで必死に作っているんだとわかり、僕たちも逆に背中を押されて、一生懸命制作させていただきました。」と話しました。

その後、記者の方からの質問。
「ドラマに登場するキャラクターはそれぞれ得意分野がありますが、皆さんご自身が誰かの得意分野をマスターできるとしたら、誰の能力が欲しいですか?」という質問に対して松岡さんは「私は意外と芹沢さんの能力が欲しいです。私はそんなに熱い性格ではないので、猪突猛進で寝る間も惜しんで仕事をする能力は凄いなと思います。」とコメント。田中さんは「私は役ではなく、松岡茉優の集中力が欲しいです。当たり前ですけど台詞は完璧に入っているし、一緒にいると気づかないけど、放送を見て松岡茉優の凄さに気づかされます。緻密に計算されたお芝居を側で感じて、少しずつ盗みたいと思います!」と話し、滝沢さんは「私は吉良さんの心を読む能力が欲しいなと思います。相手の心が読めればこんなに日々緊張しなくても良いのかなと思っており、凄く欲しいです」とコメント。先ほど涙を漏らして赤くなっていた滝沢さんを見て、田中さんは「私は滝沢さんのピュアな純粋さも素敵だなと思ってます」と話し、松岡さんは続けて「涙で言うと、私のクランクアップの日も、今日のようにカレンさんは凄く泣いてくださったんです。その時、私は泣いてないのですが、横を見たらみな実さんも泣いていて、愛してるよ!と思いました」と撮影時のエピソードを披露しました。そして中村さんは「基山さんの持っている地理のギークが欲しいです。街を歩いていても楽しそうで、日常生活がとても豊かになりそうだと感じました」とコメント。白洲さんは「西条さんの記憶能力ですかね。生きたいお店の電話番号とか、郵便番号とか、カード番号とか記憶していると 良いなと思いました。」とコメント。泉澤さんは「僕も西条先輩です。瞬間記憶能力が欲しいです。台詞を覚えるのがとても大変なんです…(笑)。なので職業的にとても良いなと思いました」とコメントしました。

そして最後に主演の松岡さんから「改めまして皆さん今日はありがとうございました。このドラマは警察署に勤める人間関係に難アリな、頭がキレるギークたちが、難事件を井戸端会議しながら解決してしまうという“井戸端謎解きエンターテイメント”となっておりまして、冒頭でもお伝えしましたが、集中して見て時間を忘れるドラマも素晴らしいですが、この作品は肩の力を抜いて、“残りもう一日の金曜日を頑張るぞ”という気持ちで、なんとなく謎を一緒に解いて、いつの間にか事件を解決しているような、気軽な気持ちで見ていただけたら嬉しく思っております。木曜よる10時はギークスと一緒に過ごしましょう。ありがとうございました。」と話し、イベントは幕を閉じました。

ドラマ『ギークス~警察署の変人たち~』は、7月4日(木)よりスタートしました!頭はキレるのに人間関係に難アリな警察署勤務のギークたちが、週末の井戸端会議で事件解決をスーパーアシストしてしまう、新感覚の“井戸端謎解きエンターテイメントを、ぜひリアルタイムでお楽しみください!

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