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2017.02.28更新

報道・情報

シリーズ17作品目、被災少年らの選択とは?

わすれない~6年目の選択

  • 3月4日(土)14時~15時 関東ローカル

東日本大震災を追い続けるフジテレビのドキュメンタリーシリーズ『わすれない』、17本目となる今回は、ある選択の時を迎えた少年と少女の物語を伝える。

主人公の一人は、全校児童108人のうちの7割、74人もの幼い命が津波の犠牲となった宮城県石巻市の大川小学校で、奇跡的に助かった「てっちゃん」こと只野哲也くん。当時小学5年だったてっちゃんは、最愛の家族である母・妹・祖父の3人、そしてたくさんの仲間を失ったが、私たちのカメラの前ではいつも笑顔でおどけて見せてくる。そんな彼が6年間、その成長とともに思いを強くしてきたことがある。それは、破壊された小学校の校舎を残してほしいという願い。校舎を保存するか取り壊すかについては、犠牲者の遺族を中心に様々な議論がされてきた。悲惨な記憶を呼び起こす悲劇の象徴は早く無くしてほしい、という切実な声も。しかし、てっちゃんは深く考えていた。仲間たちが存在していた“証し”を残さなければ……。幼い肩に、たくさんのものを背負うことになった“運命の少年”、てっちゃんが6年かけて下した決断とは?それは“前に向かっていく”という当たり前かもしれないが、力強い心の成長だった。

もう一人の主人公、島絵理奈さんは福島県南相馬市・小高地区の小学校で卒業を目前にしていた時、大地震に襲われた。翌日には避難所へ。そしてそこで原発の事故を知り、以来家には戻れず、家族と引っ越しを繰り返し10カ所以上も住まいを転々とし、故郷・福島や友達への思いに苦悩しながら転校を繰り返してきた。明るく気丈に振る舞う絵理奈さんだが、母親は彼女が涙にくれる日々を目の当たりにしていた。新しい学校に居場所がない、せっかくできた親友と離れ離れになってしまう、故郷に帰りたい……。しかし一度だけ帰ることが許されて訪れた故郷、そして我が家は……「もう帰れない」、そう確信させるほどの状況だった。様々な苦悩を胸に6年の避難生活を送ってきた絵理奈さん。彼女も、ある“選択の時”を迎える。18歳になった彼女が選んだ道、それは……?

二人の子供が背負わされたモノ、そしてその選択と成長していく姿を通じ、あらためて大震災からの6年と、“復興”の意味を考る。

コメント

プロデューサー・西村朗(フジテレビ情報番組開発センター)

「大震災をどのように伝え続けるか。それはテレビというメディアの根幹にも関わる命題であり、永遠に問われ続ける課題でもあります。フジテレビ情報制作局は、これまで16本におよぶ大津波の検証と被災者の記録をドキュメンタリー『わすれない』シリーズとして放送してきました。このシリーズを通じ伝え続ける、という選択が、我々なりの問いへの答えです。17本目となる今作は、ある“選択の時”を迎える少年と少女を追います。二人のけなげな生き方から、被災した人々の今と未来に思いをめぐらせてもらえればと思います」

番組情報

タイトル
『わすれない~6年目の選択』
放送日時
3月4日(土)14時~15時(関東ローカル)
キャスト
語り
佐々木恭子(フジテレビアナウンサー)
スタッフ
ディレクター
  • 長嶋なぎさ
  • 戸田奈沙
演出
八木里美
プロデューサー
西村朗
制作協力
バンエイト
制作著作
フジテレビ

※掲載情報は発行時のものです。放送日時や出演者等変更になる場合がありますので当日の番組表でご確認ください。