2026.05.26更新
ドラマ
左から)小池栄子、北香那
7月7日(火)スタート 毎週(火) 21時~21時54分
フジテレビでは、小池栄子主演の7月期新火曜ドラマ『さよならノワール』が7月7日(火)21時よりスタートすることが決定した。今作は警視庁西池袋署に新設された犯罪被害者支援室所属の元刑事と心理学者が、犯罪被害者や遺族らが再び人生の歩みを進めることができるように寄り添い、初動としての支援をしていく警察ヒューマンドラマ。元暴力団対策係の刑事だった主人公を小池、そして心理学の知識には長けているが対人コミュニケーションは苦手な心理学者を北香那が演じていく。これまで同じ作品への出演はあったものの、本格的な共演は今作が初となる小池と北が、互いの足りない部分を補いながら異なるアプローチで犯罪被害者に寄り添うバディを組む。また、犯罪被害者支援室という実在する部署(※1)にスポットライトを当て物語を紡ぐのは、稀代の脚本家・井上由美子。さらに演出は、井上と『きらきらひかる』(1998年、フジテレビ系)などでタッグを組んできた河毛俊作が担当。リアリティーと深みのある人間ドラマを具現化する両人が再び相まみえる。小池&北×強力スタッフ陣の化学反応が織り成す『さよならノワール』を是非お見逃しなく!
(※1:犯罪被害者支援室は警視庁内に実在していますが、本作では警視庁西池袋署の中に新設された設定)
※西池袋署は架空の設定
※暴力団対策係は2025年10月より組織犯罪対策係に改称
『ナースのお仕事』シリーズ(1996年ほか、フジテレビ系)、『踊る大捜査線』(1997年、フジテレビ系)など今なお語り継がれる名作を世に送り出してきたフジテレビ“火9”枠。近年は『スティンガース警視庁おとり捜査検証室』(2025年7月期)、『東京P.D. 警視庁広報2係』(2026年1月期)、『夫婦別姓刑事』(2026年4月期)と警察ドラマが続くが、『さよならノワール』は今まであまり描かれることのなかった「犯罪被害者支援室」にスポットを当てる警察ヒューマンドラマとなる。
日本有数の歓楽街・池袋。日々さまざまな事件が起きる池袋の治安を守る西池袋署に、犯罪被害者支援室が発足した。同部署では警察官が事件の被害者や遺族に寄り添い、再び前向きに人生を歩むことができるように手助けをしている。しかし被害者たちはさまざまなケースで被害に遭うため、どんなことが助けになるのかは人それぞれ。そんな正解も終わりもない部署で働く黒木夏海(くろき・なつみ/小池栄子)のもとに、心理学者・白石絵梨子(しらいし・えりこ/北香那)が派遣の支援員としてやってくる。被害者に対等かつ親身に寄り添うことができる夏海に対し、知識はあるがうまく被害者とコミュニケーションをとることができない絵梨子。一見正反対の二人だが、それぞれが心に“傷”を持っており、ある意味“はぐれもの”同士が相棒になり、互いに足りない部分を補いながら被害者たちと向き合っていく。「犯罪被害に遭ってしまった彼らに前を向いてもらいたい。笑顔になってもらいたい」という共通の想いが、性格も境遇も違う夏海と絵梨子を同じ方向に突き動かしていくのだった。
左から)小池栄子、北香那
小池栄子
北香那
小池が演じる黒木夏海(くろき・なつみ)は、警視庁西池袋署・犯罪被害者支援室所属の警部補。誰とでもフランクに接し、犯罪被害者とは警察官という立場よりひとりの人間として接する。上から目線で接することはもちろん、気持ちをわかったふりもしない。支援室に配属される前は、暴力団対策係の班長として仕事と向き合ってきたが、ある事件がきっかけで新設された被害者支援室に異動することになる。
火9枠初主演となる小池は、女優・MCとして幅広く活躍。大河ドラマ『鎌倉殿の13人』」(2022年、NHK)では尼将軍と呼ばれた北条政子、『新宿野戦病院』(2024年、フジテレビ系)では岡山弁と英語を話す破天荒な医師、『地面師たち』(2024年、Netflix)ではキャスティング担当の地面師を演じ高い評価を獲得。バイプレイヤーとしてはもちろん、主演としても存在感を発揮している。直近では主演作『ムショラン三ツ星』(2026年、NHK)が話題となっている。
フジテレビ制作の連続ドラマに初レギュラー出演となる北が演じる白石絵梨子(しらいし・えりこ)は、公認心理士と臨床心理士の資格を持つ帝都大学心理学部所属の心理学者。派遣職員として西池袋署にやってくる。学術的な専門性を持ち、やる気もある一方、被害者支援の現場は初めてであり、頭の回転が速すぎるせいか、共感力が低く独りよがりな面がある。犯罪被害にあった人々に心理学の学説を唱えたり、事務的な話をして相手から怒りを買ったりと、人の心の機微をとらえることが苦手で理屈が先に出てしまう。
その北は、ドラマ『バイプレイヤーズ』シリーズ(2017年ほか、テレビ東京系)でジャスミン役を好演し注目を集める。『僕らは奇跡でできている』(2018年、カンテレ/フジテレビ系)では個性的な学生役、『鎌倉殿の13人』(2022年、NHK)では時代に翻弄される女性を繊細に体現。近年は主演ドラマ『替え玉ブラヴォー!』(2026年、NHK)に主演したほか、『再会~Silent Truth~』(2026年、テレビ朝日系)など話題作への出演が続いており、コメディからシリアスなシーンをはじめ多彩な芝居で魅了している。
異なる人生を歩んできた女性2人が互いを助け、足りない部分を補いながら犯罪被害者たちを癒していく新しい警察ドラマ『さよならノワール』。主人公をはじめとした一筋縄ではいかないキャラクターたち、さらにはさまざまなケースで被害に遭った人々や遺族の細かな心情や人間模様を紡ぐのは、数々の話題作を生み出してきた脚本家・井上由美子。井上は『白い巨塔』(2003年、フジテレビ系)や『14才の母』(2006年、日本テレビ系)などで社会問題や人間ドラマを深く綿密に描き、昨年は高校教師とホストの純愛物語をテーマにした『愛の、がっこう。』(2025年)が話題となった。人間関係や心情の機微が物語の軸になる『さよならノワール』は、どのような“井上節”で描かれるのか。ご期待いただきたい。
そして演出は『きらきらひかる』(1998年、フジテレビ系)、『救命病棟24時』(2009年、フジテレビ系)などフジテレビの人気連ドラを手がけていた河毛俊作。登場人物たちの“心の揺れ”を丁寧に描いた映像表現を得意とする河毛が、井上脚本の世界観をより深みのあるものにしていくことは間違いない。さらに主演を務める小池とは『新宿野戦病院』でタッグを組んでおり、今作では池袋を舞台に小池の魅力をどのように引き出していくのかも楽しみだ。
そんな井上と河毛は、これまで『ギフト』(1997年、フジテレビ系)、『きらきらひかる』(1998年、フジテレビ系)などで度々タッグを組み、今作は『パンドラⅣ AI戦争』(2018年、WOWOW)以来、8年ぶりのタッグに。骨太な世界観を表現することが得意な2人が手がける『さよならノワール』をお楽しみに!
◆小池栄子
Q. オファーを受けた際の感想、今作への意気込みをお聞かせください。
「今作の撮影チームが『新宿野戦病院』でもご一緒した方々だったので、またご一緒できる喜びと、バディ役が香那ちゃんということで、“是非やりたいです!”と即答させていただきました。香那ちゃんとは一緒のシーンでお芝居をするのは初めてでしたが、1シーン1シーンをどう演じていくのか細かい部分までじっくり話し合えています。お互いお芝居が大好きという共通の想いがあるので、信頼し合えるのも大きいです。二人で探りながら作業できていることがすごく楽しいですね。香那ちゃんはもちろん、スタッフさんとも作品について話し合うことが多くて、風通しの良い現場で丁寧に作品を作れています」
Q.主人公についてどのような役作りを経て撮影にのぞんでいますか?
「すごく複雑で難しい役どころだと思っています。出てくるキャラクターたちは皆、それぞれが過去に傷を抱えているのですが、その傷を抱えながらも被害者の方々を支援する。そして時には、支援したことで自分の傷が慰められる。繊細な表現は大切に演じさせていただいています。難しいなと思ったときは、“犯罪被害者支援のお仕事は、見えない血を流している方の<止血>をする仕事”という監督からの言葉を何度も思い返しています。事件が発生したら最初に現場に駆けつけて、被害者の方々がこれ以上血を流さないよう寄り添うという、第一段階のお仕事だという考えは念頭に置いています。そして絵梨子の先輩バディとしては、絵梨子が心折れそうな時にはキュッと持ち上げられるような頼もしい先輩であるように心がけています」
Q. 視聴者の皆様にメッセージをお願いします。
「まずは何よりも“犯罪被害者支援室”という部署、お仕事があるということを皆さんに知っていただけたらうれしいです。今まさに、お困りになっていて誰に助けを求めればいいかわからない、どうやって暗闇から抜け出したらいいかわからない、と迷っている方々のヒントにもなる作品になれたらと思います。そして、すてきなキャストの方々もたくさん出演しますので、そちらも楽しみにお待ちいただけたらと思います!」
◆北香那
Q. オファーを受けた際の感想、今作への意気込みをお聞かせください。
「フジテレビの連続ドラマでレギュラー出演者としてお芝居させていただくのは初めてなので、すごくうれしかったです。栄子さんとは同じ作品に出演していた経験はありますが、しっかりと共演させていただくのは初めて。バディとして共演できることも楽しみでした。撮影中は“これどう思いますか?”と相談すると丁寧に向き合ってくださって、栄子さんに頼りすぎてしまっているかもしれません(笑)。毎日“今日は栄子さんとこのシーンについて話そうと”と想いをはせながら現場に行くのが楽しみになっています」
Q.演じる白石絵梨子についてどのような役作りを経て撮影にのぞんでいますか?
「絵梨子は人との距離感が苦手な部分や空回りしてしまうことが多いのですが、一生懸命さだけは忘れないよう心がけています。苦手な部分はあれど、しっかり頑張る部分が絵梨子の良い部分としてギャップになったらいいなと思いながら演じています。(小池演じる)夏海さんは頼れる上司ではありますが、時に“ノワール”な部分が垣間見えたときには、絵梨子が夏海さんに対してできることを探るように、お互いが持っていないモノを補い合うイメージで演じています」
Q. 視聴者の皆様にメッセージをお願いします。
「今までの警察ドラマではあまりフォーカスされてこなかった“犯罪被害者支援室”に関するお話になるので、新鮮な感覚で見ていただける作品になっています。そしてお芝居が大好きなキャストの皆様が集まっているので、皆さんのお芝居にもご注目いただきたいです」
◆プロデュース・狩野雄太(スタジオ戦略本部 第1スタジオ ドラマ・映画制作センター)
「昨年から井上先生、河毛監督と企画の話をしてこの企画が完成しました。自分は恥ずかしながらこれまで“犯罪被害者支援”についてまったく知りませんでした。監修の先生ともお話をさせていただき、幾つかの資料を拝読させていただいたのですが日本では“犯罪被害者等基本法”が施工されて20年と少しで、海外に比べて被害者支援について遅れを取ってきた歴史があったことを知りました。“今まで当たり前にあった生活や幸せが、犯罪により一瞬で無くなってしまう。”そんな悪夢みたいな出来事を目の前にして、初動として警察官が被害者支援を行っていることを知り、フィクションではありますが、そんな支援員たちの物語を制作してみたいと思いました。誰しもが明日加害者や被害者になってしまうかもしれない。決して他人事ではない話だと思いました。そんな中で少しだけでも犯罪被害者支援について知っていただくきっかけになれたらと思っています。
タイトルは井上先生と河毛監督と“捉われていた暗い気持ちや状況に別れを告げる”意味を込めて何案も出しあった末に『さよならノワール』に決めました。
小池さんは『新宿野戦病院』のような破天荒なキャラクターやバラエティーでの明るいイメージもあるのですが、今作では小池さんご自身が持つしなやかさや繊細さ、優しさを見てみたいと思いご出演をお願いさせていただきました。ご快諾頂けて感謝しております。既に撮影中なのですが、物凄い集中力でお芝居をしてくださっており、ただただ感動しております。
北さんも卓越した演技力で多彩なキャラクターをこれまでいくつも演じており、いつかご一緒させていただきたいと思っており今回叶うことができ、感激しております。頭でっかちの絵梨子ですが、どこか可愛らしくてちょっと面白い所もあります。物語にもご注目いただきたいですが、小池さん北さんお二人の掛け合いや細かな表情にも是非ご注目いただけたらと思います」
◆脚本・井上由美子
「息苦しい世の中ですね。世界は不安定で、目を背けたくなるニュースばかり。こんな時代に求められるのは、鮮やかに問題を解決するカッコいいヒロインではなく、そばに寄り添ってくれる、飾らない女性たちだと思いました。
犯罪を描いたドラマや映画の多くは犯人逮捕が終着点です。でも、被害者の痛みは犯人逮捕で一区切りするわけではありません。そんな傷ついた人たちをサポートするのが小池栄子さん演じる黒木夏海(警察官)と、北香那さん演じる白石絵梨子(心理学者)です。彼女たちには特殊能力も、超がつくようなテクニックもありません。“そばにいてもいいですか?”と寄り添い、言葉に耳を傾け、被害者が自分で立ち上がるのを支えます。
見どころは、過去を抱えたぶっきらぼうな元マル暴刑事・黒木の包容力と、共感能力に欠けた(長けたの間違いじゃなく!)、ちょっとうざい心理学者・白石の突破力――二人のコンビネーション。
決して立派な人物とは言えない二人が、性格や人生経験の違いを乗り越えて、被害者たちを受け止めます。
そして、彼女たち自身も絆を築いていきます。時に先輩と後輩、時に姉と妹、時に女ともだち。表情を変えていく二人の関係を小池さんと北さんが豊かに演じてくれています。孤独で不器用だけど、それゆえに寄り添う力を持ったコンビにご期待ください」
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