2026.03.20更新
FOD
『102回目のプロポーズ』(C)フジテレビ
(左から)武田鉄矢、せいや(霜降り明星)、唐田えりか、伊藤健太郎、鈴木おさむ
3月19日(木)開催 完成披露試写会イベントレポート FOD にて3月 19 日(木)20 時より1・2話配信スタート/4月1日(水)23 時より地上波放送スタート
フジテレビが運営する動画配信サービスFODにて、3月19日(木)20時より配信開始したFODドラマ『102回目のプロポーズ』の完成披露試写会を配信当日の3月19日(木)に、フジテレビ本社マルチシアターにて開催した。
『102回目のプロポーズ』は、鈴木おさむが、放送作家・脚本家を引退する数年前から続編ドラマの制作を熱望。大ヒットから34年の時を経て、ついにこの度、本人自ら企画として立ち、新たな連続ドラマとしてお届けする。
『101 回目のプロポーズ』の最終回で結ばれた矢吹薫(浅野温子)と星野達郎(武田鉄矢)は本当に結婚していた!
その娘・光(唐田えりか)が主人公のラブストーリー は、話題沸騰、間違いなし!
続編では、「101 回目」ファンの方にも懐かしみながら喜んで頂ける内容が盛り沢山。
単なるラブストーリーにとどまらない、笑えて泣けるヒューマンラブストーリーだ。
本イベントの模様は、後日FODにて配信予定。
以下に、完成披露試写会の様子を抜粋してお伝えする。
『102回目のプロポーズ』(C)フジテレビ
(左から)武田鉄矢、せいや(霜降り明星)、唐田えりか、伊藤健太郎、鈴木おさむ
武田「本当にうれしゅうございます。やっぱり曲含めてのイメージがありますから」
鈴木「昨日、夜中の3時までスナックで歌ってきました(笑)。うれしすぎて!」
せいや「分かる!僕も解禁前に『SAY YES』歌いすぎて、主題歌がバレるかと思いました」
武田「やっぱりうれしかったですね。続編をやりたいと言われたとき、『物語はまだ続くんだ』という強い想いを感じました。レジェンドは死なず。伝説は蘇りました!」
鈴木「『トップガン マーヴェリック』が公開されたとき、正直『30年以上経っての続編は面白くならないだろう』と思っていたんです。でも実際に観たら、前作の続きとしてしっかり面白かった。日本でも同じことができるんじゃないかと思ったときに、最初に浮かんだのが『101回目のプロポーズ』でした。しかも、『102回目のプロポーズ』というタイトルと一緒に浮かんたんですよね。皆さんの心のなかでつながっている物語を形にできたら最高だなと」
唐田「今まで、良くも悪くも性格的にプレッシャーを感じたことがなかったんですけど、初めて『これがプレッシャーというものなのか』ということを経験しました。クランクインの1か月前くらいから寝つきが悪くなったりして。いろいろな方の想いを背負って、『101回目のプロポーズ』を引き継ぐという責任も感じました。前作については、名場面集などで目にすることがあったのでタイトルは知っていましたけど、放送時はまだ生まれていなかったので、今回出演が決まってから初めてちゃんと観させていただきました」
せいや「(武田の大ファンが高じて出演?)ではないですよ!抽選で当たったファン代表みたいな選ばれ方じゃないですから(笑)。数年前、おさむさんと舞台をやらせていただいたときに、『実は「101回目のプロポーズ」の続編をやりたいんだけど、やるならせいやで見たいんだよ』と言われて。そのときは、まさか実現するとは思ってなかったんですけど、ほんまにお話が来てびっくりしました。最初は、武田さんが好きすぎて『あかんやろ』と。あの『101回目のプロポーズ』で、しかも達郎役のポジションなんて『俺がやったらあかん』と思ったんです。でも、武田さんがOKを出してくれたと。だったら、逃げるんじゃなくてやってみようと。人生でこんな経験ないだろうとも思いました。武田さんに憧れていると言いすぎて、今ちょっと武田さんに嫌がれているんですけど。(隣の武田をちらっと見ながら)でも、うれしい!この2ショット!」
伊藤「伝説となっているドラマ、皆さんがすごく愛していた作品に出させてもらうといううれしさと同時に、責任も感じました。さらに、前作から引き続き武田鉄矢さんも出演されるということで、こんなに光栄なことはないなと感じました」
『102回目のプロポーズ』(C)フジテレビ
武田「そんなにギャップは感じなかったですね。3人とも、いいドラマを作ろうという意欲がありました。ただ、やたら『あのシーン、本当はどうだったんですか?』と、昔話を聞きたがるんですよ。でも、私も若手のときは大先輩に同じようにねだっていたなと。高倉健さんや渥美清さん、『七人の侍』の稲葉義男さん。あと、植木等さん。だから、聞かれる前にしゃべるようにしていました(笑)」
唐田「鉄矢さんとのシーンは、どれも楽しかったです。でも、初めてご一緒するシーンは、自分でも分かるくらい緊張してしまって。『小さいころから見ていた武田鉄矢さんが目の前にいる!頑張らなくちゃ!』という感じだったんですけど、合間にいろいろお話してくださって。『俺についてこいよ』と言ってくださったので、それに無我夢中でついていったところもありました。『今の芝居、よかったからモニターを見に行ってこい』と言われたときは、本当にうれしくて泣きそうになりました。師匠みたいな存在でした」
武田「悪いところを指摘するよりは、褒めていきたいなと。台本どおりに頑張ると、セリフより前に表情が出ちゃうんですよね。それを突き崩さないとフレッシュな芝居、昭和で言う“生々しい芝居”。それが出ないんですよね。完璧なものがいい芝居じゃない。こけそうになりながらも立ち直るような感覚。その芝居に、彼らがついてきたときに『今のよかったよ』と伝えていました」
鈴木「撮影が始まったころ、別番組でお会いした鉄矢さんが『唐田さんにお芝居で教えたいことがあるんだけど、それを伝えてもいいかな』と言ってくださったことがあったんですよ」
武田「お芝居は、共演者とともに作っていくものですから。あんまり言いすぎるのもよくないなと思ったんですけど、先生役を長いことやっていたから伝えたくなっちゃって。3人とも伸び盛りだから、言っておけば、またどこかの現場でいいお芝居をするきっかけになるのかなとも思ったんですよね」
せいや「武田さんと一緒の現場は、宝物のような時間でした。僕はやっぱり芸人なので、俳優の仕事はアウェイで分からないことばかり。正直、ぶつかっていくしかないなと最初はめっちゃ緊張していたんです。でも、武田さんについていったら、何とかなるんじゃないかなと。涙を流すシーンも、自分にはお芝居で泣くような技術はないと思っていたけど、武田さんと向き合っていると自然と泣けてきて。『あの顔、よかった。受けの芝居がよくなった』と言われたときは、めっちゃうれしかったです」
鈴木「実は、せいやさんから『武田さん、僕のことをなんて言ってました?』と聞かれたことがありました」
せいや「ほんまのこと、聞きたいじゃないですか。裏で『あいつ、ダメだよ』と言われてたらいやだなぁと(笑)」
武田「…お前、よかったよ!」
せいや「うれしい!贈る言葉、直接もらえた!この作品で武田さんとご一緒できたのは、僕の財産です」
『102回目のプロポーズ』(C)フジテレビ
伊藤「僕は、お二人に比べると武田さんとご一緒できるシーンがそこまで多くなかったんですけど、『このセリフ、すごく大事だから頼むぞ』と声をかけてくださって。スイッチの入る言葉をいただけて、すごく気合が入りました。空き時間、お芝居以外のお話もたくさんしてくださったのがうれしかったです。それが盛り上がりすぎて、周りのスタッフさんがちょっとソワソワしていることもありました」
せいや「武田さんが、漢字の話をめっちゃしてくれたんですよね」
伊藤「授業のような時間でした。某ドラマを疑似体験させてもらえているようで、楽しかったです」
武田「俳優って、無駄話がないと活力を得られないんですよ、無駄話のぜいたくさを若い方に味わってもらおうと思って、一人で頑張りました(笑)。昔、私は無駄話をねだるのが好きな新人だったんですよ。植木等さんに『今日はこれでおしまい』と言われたことがあったくらい。そういう無駄が次の仕事の栄養になっていくこともあるから。それを伝授しようと思いました」
せいや「楽しみにしていただきたいので細かくは言えないんですけど、トラックの前に飛び出した男はきっと武田さん以来ですから(笑)。『101回目のプロポーズ』のVRみたいな感覚でした。これ、横から撮ってますけど、僕からすると正面からトラックが迫ってくるわけで、ドライバーさんに命を預けてるんやと。令和の時代で、こんなに怖いということは武田さんのときはコンプライアンスなんてなかった時代ですから。相当怖かったんじゃないかなと」
武田「当時は、やっぱり怖かったですよ」
せいや「やっぱり!あと最初、このシーン、なかったんです。おさむさんを始め、スタッフはリスペクトがあったからこそ『やらない方がいいんじゃないか』と思っていたそうなんですけど、本読みのときに武田さんが『やろうよ』と言ってくださって。武田さんの一言で、実現したシーンです」
社会現象になったほどのドラマだからこそのエピソードも!
武田「田中のりっちゃんとは一緒のシーンも多くて、懐かしかったですね。当時、浅野さん演じる薫への恋愛感情をどう表現するか、丁々発止なところもありましたけど、浅野さん本人とはあまり深く語り合うような感じではなかったんです。かげろうのように、触れると壊れてしまいそうないきそうな雰囲気だったから。そのなかで1回だけ相談されたことがあったのを、よく覚えているんですけど、浅野さんが街を歩いていて『達郎のことを考えてやれよ!』と声をかけられたらしくて、『どうしたらよかったのかな』と。そのときに、僕は『いやあ、バカなやつがいるもんですね』と答えたんですけど」
『102回目のプロポーズ』(C)フジテレビ
武田「当時、純平とのシーンは大体アドリブ。『101回目のプロポーズ』は、浅野さんをいかに美しく撮るか。男はざっとでいいよ、みたいなところがあったので(笑)。純平とのシーンはカメラを動かさず、アップを撮るときは我々が近づいていくような感じでした。現場が狭くて照明さんが入れず、私がレフ板を持ちながら演じたこともありました。ゲーム性を楽しんでやっていましたけど、江口もよくついてきていましたね」
せいや「そこまでじゃないですけど、今回もアドリブは多かったと思います。やっぱり芸人なので、アドリブになると素が出そうになっちゃうんです。『太陽は、こんなこと言わないよな』と意識しつつ、武田さんについていこうという気持ちでした」
唐田「めっちゃ難しかったです。チェロは初挑戦だったので、とにかく見え方を美しくしようと。手の動きが左右で違うので、脳トレみたいな気持ちでした」
伊藤「まさに、脳トレでしたね。僕もピアノは初めてだったので、すごく難しかったです。小さいころ、ピアノを習わせようと母が教室に連れていったことがあったらしいんですけど、始まってすぐに鍵盤の上に乗って遊び始めたというエピソードがあるくらい今まで縁がなくて。でも、練習するなかで『SAY YES』だけ弾けるようになりました。最初は、スタッフさんも喜んで聞いてくださったんですけど、うれしくて何度も弾いていたら『またか』みたいな雰囲気になったのも覚えています」
唐田「光を演じるにあたっては、音楽を生業にする女性というのをちょっとだけ意識していました。あとは、母である薫さんのつかみどころのないミステリアスなところも出したいなとも思っていました」
伊藤「音は、世界的なピアニストであり、御曹司。家族と食事しているシーンなども、とにかく品の良さを意識していたように思います。他人のことを優先して考えることができる優しい人で、正直『こんな男いるかな?』と思うくらいだったので、音の気持ちに寄り添えるように日々を過ごしていました」
せいや「あのシーンですよ!トラックの!(前作でも、同じ名シーンをプリントしたTシャツが制作されていたことに触れ)夢って、叶うんですね。すごい!」
『102回目のプロポーズ』(C)フジテレビ
鈴木「僕は現場の空気が透けるドラマが好きなんですけど、見てもらって分かるとおり、鉄矢さんをリーダーにすごくいい空気感が生まれていて、そんな作品を企画できたのが本当にうれしいです。いい意味で昭和平成の香り漂うラブストーリーになっていると思います」
唐田「私にとっては、鉄矢さんとの出会いもあって、すごく大切なドラマになりました。声を出して笑ってしまったり、自然と涙が出てきたり。一人ひとりが前作へリスペクトを持って挑んだので、皆さんに愛されるドラマになったらうれしいです」
せいや「前作もそうでしたけど、ラブストーリーなのに笑えるというのが『102回目のプロポーズ』にも引き継がれています。正直言うと、空野太陽はちょっとヤバいやつ。でも、今思えば『101回目のプロポーズ』の達郎もヤバいじゃないですか。『この時代に、こんなやついないよ』『こんな純愛ないよ』とツッコミをいれながら見てもらったら、意外とどんどんハマっていくんじゃないかな。笑って泣いてください」
伊藤「先ほど、武田さんが前作の放送時に浅野温子さんが一般の方から『達郎のこと、考えろよ』と言われたエピソードをお話されていましたけど、それって本当にすごいことだなと。それくらいドラマに集中して、熱狂して、愛してくれる方がいる世界って素敵だなと。令和の『102回目のプロポーズ』も、同じように集中して熱狂して愛されるドラマになることを心から願っています」
武田「昔、『幸福の黄色いハンカチ』という映画のラストシーンで、桃井かおりが『恋人を6年も待っている人なんているかしら』と言ったことがありました。そんなリアルな意見に高倉健さんも私も下を向いたんですけど、山田洋次監督が『だから物語にするんですよ。それが私たちの情熱ですよ』と言ってくださったんですね。この作品も同じです。今、せいやが『達郎も、太陽もヤバいやつ』『こんな純愛、ありえない』と言っていましたけど、現実にないからこそ物語にするんだと。それが私たちの想いのすべてです。皆さん、それにどうかご協力をお願いします!」
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