2025.12.08更新
ドラマ
上段左から)吉原光夫、津田寛治、金子ノブアキ
下段左から)神尾佑、吹越満、味方良介
2026年1月13日(火)スタート 毎週(火) 21時~21時54分 ※初回15分拡大
フジテレビでは、2026年1月期の火9ドラマ(毎週火曜・21時~21時54分)として、福士蒼汰が主演を務める『東京P.D. 警視庁広報2係』を放送する。本作は、広報と捜査現場の刑事の意地とメンツ、対立と葛藤を描く完全オリジナルストーリーの社会派警察ドラマ。警視庁記者・報道記者を経験した者が原案者となり、リアリティーにどこまでもこだわり抜き、広報という立場で事件解決に向けて奔走する姿を、事件発生時のメディアの裏側とともに描く。タイトルにある“P.D.”とは、Police Departmentの略である。そして、この度、津田寛治、金子ノブアキ、吉原光夫、神尾佑、味方良介、吹越満の出演が決定した。
警視庁といえば、大都市・東京の治安を司る大警察組織。その警視庁の「広報課」は組織の情報の全てが集まる部署であり組織の内側と外側の境界線、人間の体で言えば“皮膚”にあたる大切な部位なのだが、その内実はあまり知られていない。警視庁の広報課は守備範囲が広く、中でも2係は新聞やテレビなどの報道機関を担当している。
2係は対内部的には、警視庁の広報、事件が起きた際には記者会見や情報管理の段取り、捜査幹部との折衝、記者と捜査セクションとの情報管理や折衝を行うなどしている。一方、対外的には、メディアとの交流を通じて、時に利用し、時に情報をリークしてコントロールを試みるなど、一筋縄ではいかない仕事だ。殺人事件が起きた際は捜査本部の会議にも出席し、誘拐事件が起きれば「報道協定」という契約をメディアと結んで事件解決にあたる。そこに、とある理由で送り込まれた“捜査一課”に行くはずだった主人公の刑事を通して警視庁という組織で起きるさまざまな出来事と事件を描きながら組織と人間模様の面白さを描く、サスペンスあり、胸を熱くする仲間との絆ありの社会派警察エンターテイメントドラマが誕生する!
津田が演じるのは、捜査一課長の北川一(きたがわ・はじめ)。メディアがスクープと称して捜査情報を報道することに怒りを感じている、メディア嫌い。刑事の誇りを大切にしながらも警察組織のしがらみにあらがえずにいることも。津田は、これまで数え切れないほどの作品に出演してきた名バイプレーヤー。『警視庁捜査一課9係』シリーズ(2006~2017年/テレビ朝日系)や『特捜9』シリーズ(2018~2025年/テレビ朝日系)、『大病院占拠』(2023年1月クール/日本テレビ系)、『さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート』(2024年1月クール/TBS系)、『19番目のカルテ』(2025年7月クール/TBS系)などに出演。『世にも奇妙な物語‘24冬の特別編』(2024年12月)以来の登場となる。
金子が演じるのは、YBXテレビの社会部で記者を務める稲田裕司(いなだ・ゆうじ)。警視庁捜査一課担当で、敏腕スクープ記者。群れるのを好まず、広報2係に異動してきた今泉に興味を持つ。金子は、『ブザー・ビート~崖っぷちのヒーロー~』(2009年7月クール/フジテレビ系)や、映画『クローズZEROII』(2009年/東宝)で話題を集め、『今際の国のアリス』(2020、2022年/Netflix)、大河ドラマ『麒麟がくる』(2020年/NHK)などにも登場し幅広い役柄を演じ分けている。フジテレビドラマへは『世にも奇妙な物語‘22秋の特別編』(2022年11月)以来となる。
吉原が演じるのは、捜査一課の刑事である巨椋雅史(おぐら・まさふみ)。刑事畑一筋で取り調べがうまく、捜査感覚に優れている。刑事の華、捜査一課が長いことからメディアと交流のある広報を目の敵にしている。吉原は、劇団四季で数々の舞台に出演し、ミュージカル『レ・ミゼラブル』ではジャン・バルジャン役で唯一無二の存在感を発揮し、その名をはせる。今や舞台にとどまらず、大河ドラマ『どうする家康』(2023年/NHK)や『VIVANT』(2023年7月クール/TBS系)などに出演し、引っ張りだこの吉原がフジテレビドラマ初出演を果たす。
神尾が演じるのは、捜査一課の特殊犯捜査係・管理官の上田学(うえだ・まなぶ)。福士演じる今泉麟太郎(いまいずみ・りんたろう)の警察学校時代に教官として出会い、今泉に興味を持ち、目をかけている。神尾は、『3年A組-今から皆さんは人質です』(2019年1月クール/日本テレビ系)や『監察医 朝顔』シリーズ(2019~2021年/フジテレビ系)、『花咲舞が黙ってない』(2024年4月クール/日本テレビ系)などに出演。『院内警察』(2024年1月クール)以来のフジテレビドラマ登場となる。
味方が演じるのは、捜査二課の警部補である仙北谷開智(せんぼくや・かいち)。今泉の警察学校時代の同期でライバル。卒配の交番も一緒だったが早々に捜査二課に配属され、いきなり警視総監賞を受賞するなど出世頭。だが、警察組織に不満を感じていて…。味方は、2017年に舞台『熱海殺人事件』で風間杜夫、錦織一清、阿部寛らが演じた主演の木村伝兵衛を史上最年少で演じ、2022年まで5回主演を務め活躍。ドラマ『教場』シリーズ(2020年、2021年/フジテレビ系)や『妖怪シェアハウス』(2020年/テレビ朝日系)、『初恋の悪魔』(2022年7月クール/日本テレビ系)、『罠の戦争』(2023年1月クール/カンテレ・フジテレビ系)に出演するなど、その勢いを増す。『絶対零度~情報犯罪緊急捜査~』(2025年10月クール)に続けてのフジテレビドラマ出演となる。
吹越が演じるのは、警視総監の藤原剣治(ふじわら・けんじ)。警視庁のトップであり、最高責任者。
公安畑の出身だが、警察組織の体裁を一番に重んじながらもつかみどころのない人物として登場する。吹越は、『警視庁捜査一課9係』シリーズ(2006~2017年/テレビ朝日系)や『特捜9』シリーズ(2018~2025年/テレビ朝日系)、連続テレビ小説『あまちゃん』(2013年/NHK)、来年放送の『キンパとおにぎり~恋するふたりは似ていてちがう~』(2026年1月クール/テレビ東京系)、映画『未来』(2026年5月公開/東京テアトル)など、話題作に欠かせない存在。そんな吹越は『最寄りのユートピア』(2024年9月)以来のフジテレビドラマ出演を果たす。
警視庁の広報VS刑事部&公安部&キャリア――。刑事から広報へ異動になった主人公とその仲間たちを通して、事件捜査の裏で活躍する広報課を描く完全オリジナルストーリーの新しい警察ドラマを送り出す!福士蒼汰主演の『東京P.D. 警視庁広報2係』に、ぜひご期待いただきたい!
「数ある刑事ドラマの中、広報課の物語は聞いたことがありませんでしたが、台本を拝読したらビックリするほど面白かったです!私の役は捜査一課長。気合い入ってますので、どうぞご期待ください」
「参加出来て本当に光栄です。混沌の中の正義の在り方、良いドラマになるようベストを尽くします!」
「巨椋雅史役の吉原光夫です。犯人役だと思いました…が刑事という事でうれしかったです。そして台本を読ませていただき、警察の“広報課”のお話という事で、非常に興味深かったです。事件の公益性や、知る権利に対してどうアプローチしていくか?視聴者に対し報道する上で、他社と競争や、再生をあおる考え方…。一方で人としての名誉と尊厳を重んじる報道の考え方…。はざまで揺れ動く、今泉麟太郎を通して、ドラマの視聴者にも考えるきっかけとなる作品になると…思われます。(撮影前にて)是非是非ご期待ください」
「警視庁の広報というあまり馴染みのない視点で描かれていて新しい刑事ドラマだなという印象です。その中で捜査一課の管理官という役割で、どのようにストーリーに絡んでいくのか楽しみです」
「情報があふれる現代で、あまり語られることのない広報課の物語がどう描かれるのか興味深いです。仙北谷として関われるのを楽しみにしています」
「引き受けてから思ったことなんですが、ちょっと待った、俺が警視総監でいいのか?あいや、警視総監が俺じゃだめなのは当然だよ、役の話でな。フジテレビさんで共同テレビさんは久し振りじゃないか、声をかけてくれてうれしいな、やりますってことなんだけど、、。思いきったなフジテレビ。コントじゃないみたいだし。それなりの威厳があるようにみせる方法を探さなければならないな。と、考えています、今」
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