2025.09.26更新
ドラマ
十明
<10月6日スタート 毎週(月) 21時~21時54分 ※初回15分拡大>
フジテレビでは10月6日スタートの月9ドラマ枠にて、沢口靖子が主演を務める『絶対零度~情報犯罪緊急捜査~』を放送する。本作は、人気シリーズのシーズン5にあたる。シーズン1(2010年)ではコールド・ケースと呼ばれる“未解決事件”を、シーズン2(2011年)では“潜入捜査”をテーマに、女性刑事・桜木泉(さくらぎ・いずみ/上戸彩)の活躍を描き、シーズン3(2018年)・シーズン4(2020年)では、元公安のエリート刑事・井沢範人(いざわ・のりと/沢村一樹)を主人公に、“未来の犯罪を予測して捜査する” 「未然犯罪捜査チーム」(通称・ミハン)の物語を描いた。
シリーズ誕生から15年。時代の変化とともに犯罪の手口も巧妙化し、本作では、そんな新たな犯罪に挑む姿を、新キャストによって描く!新シリーズの舞台は「情報犯罪特命対策室」(通称:DICT<ディクト>)。高度な情報技術を悪用し、国民の生命と財産を脅かす“情報犯罪”の犯人たちを追う捜査機関で、匿名・流動型犯罪(通称・トクリュウ)に代表される“特殊詐欺”や“サイバーテロ”など、私たちの身近な生活から国家の安全を脅かす大規模な犯罪まで、数々の「情報犯罪」に立ち向かう。
真犯人の正体が見えない“情報犯罪”に立ち向かうため、警視庁の各課から選ばれたスペシャリストたちが「情報犯罪特命対策室」(通称:DICT<ディクト>)に集結し、『絶対零度』の新シリーズが、いよいよ幕を開ける。
この度、注目の次世代アーティスト・十明(読み:とあか)が、本作の主題歌を担当することが決定した。これまで『絶対零度』シリーズの主題歌は、シーズン1・2をLOVE PSYCHEDELICO、シーズン3・4を家入レオが担当し、いずれも作品のスケールをさらに広げる印象的な楽曲で視聴者に親しまれてきた。そんな歴代主題歌の系譜を受け継ぎ、十明が本作のために新曲『GRAY』を書き下ろした。
十明は、TikTokに公開した弾き語り動画が、新海誠とRADWIMPS・野田洋次郎の目に留まり、映画『すずめの戸締まり』(2022年)の主題歌ヴォーカリストに大抜てき。翌2023年には、作詞作曲は自身で手がけ、野田洋次郎がプロデュースした楽曲『灰かぶり』でメジャーデビュー。TikTokというデジタルプラットフォームからチャンスを掴み、天性の才能でメジャーシーンに飛び込んだその歩みは、まさに時代を象徴するものであり、今まさに次世代を代表するアーティストの筆頭として音楽シーンに新たな風を吹き込んでいる。
以降も精力的に楽曲を制作、リリースし、そのソングラインティングの多才さを存分に発揮してきた十明。2024年、Spotifyが躍進を期待する次世代アーティスト「RADAR: Early Noise 2024」に選出され、さらに注目を集める。そんな十明がこの作品のために書き下ろした楽曲『GRAY』で自身初となるドラマ主題歌を担当。主題歌決定を受けて十明は「私たちの生活には、膨大な情報やつながりが張り巡らされ、便利であると同時に惑わされてしまうこともあります。思いがけないものとつながってしまった時、私たちは何を信じればいいのか、その想(おも)いをこの楽曲に込めました。リアルな社会の姿を映し出す『絶対零度』という作品に、“声”として参加し、皆さんとつながれることをとてもうれしく思っています」とコメント。今最も勢いのある若手アーティストが今作をさらに彩っていく!
また、主演の沢口は「なんて透明感ある美しく繊細な響きでしょう。幸せを求めて迷い込んでしまった者の儚(はかな)い折れそうな心のよう・・・そして情報社会の闇に光となって手を差し伸べようとする奈美たち“DICT”のメンバーの志の高さのようでもあり・・・ドラマの世界感を包み込んでくれるすてきな楽曲ですね」と感想を述べた。
プロデュースを務める成河広明も「初のドラマ主題歌とは思えない素晴らしい曲を届けていただきました」と太鼓判を押すこの楽曲。ドラマ公式SNSおよびフジテレビ公式YouTubeでは、主題歌『GRAY』が流れる本編予告60秒ver.を初公開、こちらもぜひチェックしていただきたい!
また、本作の劇伴(劇中音楽)を担当するのは、TVアニメ『進撃の巨人 The Final Season』(2023年/NHK)や『キングダム』(第3~5シリーズ 2020年~2024年/NHK)など数々の話題作を手がけてきたKOHTA YAMAMOTO。ドラマでも『CRISIS 公安機動捜査隊特捜班』(2017年/カンテレ・フジテレビ系)、『DIVER -特殊潜入班-』(2020年/カンテレ・フジテレビ系)といった刑事・サスペンス作品でもその手腕を発揮してきた。圧倒的な表現力を誇るKOHTA YAMAMOTOの音楽が、『絶対零度』ならではのスリルや緊張感、深みをさらに増していく!
「私たちの生活には、膨大な情報やつながりが張り巡らされ、便利であると同時に惑わされてしまうこともあります。思いがけないものとつながってしまった時、私たちは何を信じればいいのか、その想(おも)いをこの楽曲に込めました。リアルな社会の姿を映し出す『絶対零度』という作品に、“声”として参加し、皆さんとつながれることをとてもうれしく思っています」
「なんて透明感ある美しく繊細な響きでしょう。幸せを求めて迷い込んでしまった者の儚(はかな)い折れそうな心のよう・・・そして情報社会の闇に光となって手を差し伸べようとする奈美たち“DICT”のメンバーの志の高さのようでもあり・・・ドラマの世界感を包み込んでくれるすてきな楽曲ですね。十明さん、ありがとうございます。この主題歌と共にドラマも楽しんで頂けたらうれしいです」
「『絶対零度』は私たちの日常生活を脅かす数々の犯罪に立ち向かう刑事たちの姿を描く警察ドラマです。姿の見えない情報犯罪者から人々を守るDICTを描く物語を考えながら、ずっと音楽配信サービスやSNS、ラジオなどでドラマの世界観を届けてくれる“声”を探していました。情報犯罪という暗闇に無限に広がる、冷たい恐怖に怯み、キーボードを打つ指が止まってしまった時、偶然スマホから流れて来たのが十明さんの曲でした。儚(はかな)さの中に秘めた強さ、何より静かに心に残る“声”に文字通り釘付けになりました。曲の方向性から楽器構成、物語のテーマまで何度もやり取りをさせてもらい、十明さんから初のドラマ主題歌とは思えない素晴らしい曲を届けていただきました。この曲がドラマとともに多くの皆様の心に響いてくれることを願っています」
巧妙化する情報犯罪に対応するため、半年前に総理大臣・桐谷杏子(板谷由夏)と内閣官房副長官・佐生新次郎(安田顕 )直轄のチーム『情報犯罪特命対策室』、通称DICT(ディクト)が発足。しかし、まだ目に見えた成果を上げられず、桐谷と佐生はマスコミ対応に追われていた。
そんな中、 “情報”を悪用した強盗事件が連続して発生。田辺智代(馬場園梓)は複数の事件の共通点から『匿名・流動型犯罪グループ』、通称“トクリュウ”の犯行ではないかと推測する。ディクトの調査官・清水紗枝(黒島結菜)が犯行を行った人物を特定、南方睦郎(一ノ瀬颯)と掛川啓(金田哲)が実行犯を逮捕する。しかし、実行犯の男は指示を受けただけで、犯行グループの特定にはつながらなかった。事件の根本的な解決に至らない中、二宮奈美(沢口靖子)は室長の早見浩(松角洋平)に事件現場を直接確認したいと告げ、山内徹(横山裕)を連れて飛び出していく。
事件現場に着いた奈美は、近所の老婦人・真田富貴子(梅沢昌代)と事件に関係ない話で盛り上がる。しかし、話の中で「息子と名乗る不審な電話がかかってきた」と富貴子から聞き出し、今度電話が来たら警察に連絡するよう促した。
後日、富貴子の元に電話が。電話の相手は警察署の者だと名乗り、銀行口座の情報が漏れている可能性があるため、現金を警察で預からせてほしいと伝える。電話の後、待ち合わせ場所に現れた富貴子の元に、一人の少年が近づき…。
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