2025.09.11更新
ドラマ
上段左から)金田 哲、安田顕、一ノ瀬颯、松角洋平/下段左から)馬場園梓、黒島結菜、板谷由夏、白本彩奈
<10月6日スタート 毎週(月) 21時~21時54分 ※初回15分拡大>
フジテレビでは10月6日スタートの月9ドラマ枠にて、沢口靖子が主演を務める『絶対零度~情報犯罪緊急捜査~』を放送する。本作は人気シリーズ『絶対零度』の最新作。シーズン1(2010年)ではコールド・ケースと呼ばれる“未解決事件”を、シーズン2(2011年)では“潜入捜査”をテーマに、女性刑事・桜木泉(さくらぎ・いずみ/上戸彩)の活躍を描いた。さらにシーズン3(2018年)・シーズン4(2020年)では、元公安のエリート刑事・井沢範人(いざわ・のりと/沢村一樹)を主人公に、“未来の犯罪を予測して捜査する” 「未然犯罪捜査班」(通称・ミハン)の物語を展開してきた。
シリーズ誕生から15年。時代の変化とともに犯罪の手口も巧妙化し、本作では、そんな新たな犯罪に挑む姿を、新キャストによって描く!新シリーズの舞台は「情報犯罪特命対策室」(通称:DICT<ディクト>)。高度な情報技術を悪用し、国民の生命と財産を脅かす「情報犯罪」の犯人たちを追う捜査機関で、匿名・流動型犯罪(通称・トクリュウ)に代表される「特殊詐欺」や「サイバーテロ」など、私たちの身近な生活から国家の安全を脅かす大規模な犯罪まで、数々の「情報犯罪」に立ち向かう。
真犯人の正体が見えない「情報犯罪」に立ち向かうため、警視庁の各課から選ばれたスペシャリストたちが「情報犯罪特命対策室」(通称:DICT<ディクト>)に集結し、『絶対零度』の新シリーズが、いよいよ幕を開ける。
そしてこの度、追加キャストとして安田顕、黒島結菜、一ノ瀬颯、馬場園梓、金田哲、松角洋平、白本彩奈、板谷由夏の出演が決定した。
安田顕
安田が演じるのは、内閣官房副長官の佐生新次郎(さしょう・しんじろう)。首相官邸を陰で支える参謀であり、政権中枢の実務を一手に担う、頭脳明晰な官僚。総理から一目置かれていて、立場上マスコミに顔が出ないことを逆手に取り、各省庁との調整役を巧みに果たしている。警察庁から官邸に出向してきた過去を持ち、国内の治安、国家安全保障に関わる領域のプロフェッショナル。公安をはじめとする警察機構との太いパイプを駆使して官僚組織を自在に操る。一見すると誠実で忠実な官僚に見えるが、時折見せる沈黙や回避的な態度、そして言動の端々から、“何かを隠している”ような不穏な気配が漂う。
さらに佐生は、二宮が所属する「情報犯罪特命対策室」(以下:DICT<ディクト>)の立ち上げを総理とともに主導した人物。佐生が警視庁内の各課よりスペシャリストを選出して立ち上げたのだが、二宮は佐生が選んだ人物ではなく、それ故に佐生は組織内での二宮の動きを注視している。また、国家におけるDICT<ディクト>の必要性や組織のイメージアップ向上を推し進めており、組織の成果を上げるためなら独自のルートを使った多少強引な情報収集もやってのけ、組織を影でバックアップしている。しかし、その行動が総理への忠誠心からなのか、それとも別の意図によるものなのかは誰にもわからない。周囲から一目置かれながらも「信用していいのか分からない」と危ぶまれる存在。そしてやがて、佐生の“本当の目的”が明らかになっていく―。
安田は、同じ大学の演劇研究会で出会った5人で演劇ユニット「TEAM NACS」を結成。1998年からは北海道テレビ制作のバラエティ番組『水曜どうでしょう』に出演し、地元・北海道で爆発的な人気を博す。2008年、NHK連続テレビ小説『瞳』に出演したのを機に、全国的に活動の場を広げる。以降、『下町ロケット』シリーズ(2015年ほか/TBS系)、『俺の話は長い』(2019年/日本テレビ系)など、話題の連続ドラマに数多く出演。一癖ある人物から誠実な役どころまで、多彩なキャラクターを自在に演じ分けるその表現力は、まさに唯一無二。2025年もすでに多くの作品に出演しており、今年公開されている映画では『ドールハウス』などの話題作が4本、ドラマでは『日本一の最低男 ※私の家族はニセモノだった』(フジテレビ系)をはじめ、『ダメマネ!-ダメなタレント、マネジメントします-』(日本テレビ系)、大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』(NHK)、『奪い愛、真夏』(テレビ朝日系)などへ出演。今作が2025年の地上波で放送されたドラマ出演8作目(※参考)の出演となり、今最も引く手あまたの俳優である。また、主演の沢口とは『コントの劇場 〜The Actors' Comedy〜』(NHK BSプレミアム/2014年)で共演。ドラマ作品での共演は本作が初となり、2人の演技でのセッションにも注目が集まる。
黒島結菜
一ノ瀬 颯
黒島が演じるのは、DICT<ディクト>のメンバーで調査官・清水紗枝(しみず・さえ)。専門学校卒の元SE(システムエンジニア)。その知識とスキルを買われて警視庁に入庁。高度化・巧妙化する情報犯罪、特にインターネット上の犯罪に対応するエキスパートとして活動してきた。逮捕権を持たないため、DICT<ディクト>のメインルームに常駐し、サイバー空間から事件の本質に迫るキーパーソン。ショートスリーパーで、一人で黙々と作業をするのが好きなマイペースな性格。そのデータ収集と解析力を「天才」と評されるが、自身は「努力型」だと謙遜する。
黒島は、『花燃ゆ』(2015年/NHK)で大河ドラマ初出演を果たし、同年にSPドラマ『戦後70年 一番電車が走った』(NHK)でテレビドラマ初主演。その勢いのままに『時をかける少女』(2016年・日本テレビ)で連続ドラマ初主演をつとめた。そして、『いだてん~東京オリムピック噺~』(2019年)への出演後、NHK連続テレビ小説『ちむどんどん』(2022年)ではヒロインを務め、実力派俳優として確固たる地位を築き上げた。そんな黒島は、意外にも今作がフジテレビ連続ドラマ初のレギュラー出演、そして月9枠への初登場となる。主演・沢口とは今回が初共演。地域密着型で現場主義の二宮をサイバー空間から強力バックアップする清水、2人の抜群のコンビネーションが発揮される場面にご期待いただきたい!
一ノ瀬が演じるのは、DICT<ディクト>のメンバーで巡査部長の南方睦郎(みなかた・むつろう)。元・警視庁捜査二課。幼少期から数字に強く、パズルや将棋が得意だった。金融詐欺の内偵に携わり、若手ながらデータ分析に長けて、詐欺グループの資金の流れ解明にも貢献。頭脳派として評価を上げ、経済犯罪や汚職、横領、企業不正などを担当してきた。本人にそんなつもりがないものの、先輩に対して生意気に取られるような言動をしてしまうマイペースで天然な一面も。仕事はきっちりできるタイプで、論理的な思考力がありデータ分析ができる切れ者。上司との人間関係の構築に悩むZ世代のインテリ刑事。
一ノ瀬は、『騎士竜戦隊リュウソウジャー』(2019年/テレビ朝日系)で俳優デビュー。『Believe-君にかける橋-』(2024年/テレビ朝日系)、『若草物語―恋する姉妹と恋せぬ私―』(2024年/日本テレビ系)などの人気作に多数出演。劇団☆新感線『紅鬼物語』では、役者人生7年目にして初の舞台作品に挑戦。一ノ瀬の月9ドラマへの出演は第1話から9話連続での無料見逃し配信200万再生突破(TVer DATA MARKETINGにて算出。TVer・FODの合計値)を果たすなど人気作となった『119エマージェンシーコール』(2025年)以来。主演の沢口との初共演で、“次なる主演”が今最も期待される若手俳優・一ノ瀬はどんな新たな表情を見せるのか、期待が高まる!
馬場園梓
金田哲
馬場園が演じるのは、DICT<ディクト>のメンバーで警部補の田辺智代(たなべ・ともよ)。元公安部で、警備や外国人監視業務に従事してきた。国際的な情報収集に関わり、さまざまな人脈を持つ。その後は総務部、監察部を移りわたり、総務部では物品調達課で業者とのつながりをつくった。監察部では警察内部の規律違反や不正調査を担当し、警察内外のネットワークを広げ、その経歴を買われてDICT<ディクト>に選ばれた。調達・監察・公安の経験から“人・モノ・情報を繋ぐハブ“として力を発揮。室長にズバッとツッコミを入れたり、部下に軽妙に絡んだりとチーム内に軽やかな空気と頼もしさをもたらす存在。
精力的に単独ライブを行い、芸人としての活動を大切にしながらも、馬場園の魅力はその枠にとどまらない。日曜劇場『99.9-刑事専門弁護士』(2018年ほか/TBS系)、『ハケンの品格』(2020年/日本テレビ系)、『夕暮れに、手をつなぐ』(2023年/TBS系)などの話題作への出演で俳優としての存在感を確立。親しみやすい雰囲気と豊かな感情表現で、コメディーからシリアスまで幅広い役柄を演じ分ける。月9ドラマへの出演は、『恋仲』(2015年)以来、10年ぶり。芸人の中でも屈指の観察力で、リアリティのある人物像を丁寧に作り上げている馬場園。そんな馬場園が作り上げるどこか謎めいた田辺の魅力や意外性が、チームとどのような化学反応を起こすのか、期待が高まる!
金田が演じるのは、DICT<ディクト>のメンバーで巡査部長の掛川啓(かけがわ・けい)。元公安部・外事警察課の掛川は、中国、ロシアのスパイ活動を監視、摘発する任務に就く。偽装会社への潜入や、「なりすまし捜査」で頭角を現し、どんな状況でも“誰かになりすます”演技力と即応力に長けている。場を和ませる軽口を叩く一方、仕事では冷静で有能さを発揮する。上には調子よく合わせ、下には強く出ることができず、後輩の南方にはなめた態度を取られるなど、歯痒さを感じている。
バラエティーで見せるコミカルな一面とは対照的に、その演技力が評価されている金田。映画『燃えよ剣』(2021年)、『ヘルドッグス』(2022年)などの映画に加え、大河ドラマ『光る君へ』(2025年/NHK)では、自身初の大河ドラマにして、物語の重要人物・藤原斎信役を好演。その演技力が高く評価され、俳優としての活躍が今後益々期待されている。フジテレビドラマへの出演は『ブザー・ビート~崖っぷちのヒーロー~』(2009年/フジテレビ系)以来となり、16年ぶりの月9ドラマレギュラー出演、主演の沢口とは初共演となる。
松角洋平
白本彩奈
松角が演じるのは、DICT<ディクト>室長で警視・早見浩(はやみ・ひろし)。捜査一課で、殺人・強盗・組織犯罪など重大事件をいくつも担当。徹夜続きの張り込み、長時間の取り調べ等を経験し、聞き出す力と観察眼はピカイチ。内閣官房副長官の佐生にも一目置かれている早見は、佐生からの指令や情報を的確に処理して、チーム内メンバーを的確に采配。佐生や総理の「組織を大きくしたい」という期待を一身に背負っている人物。正義感にあふれ、真っ直ぐな性格の早見だが、若手の部下との接し方をまだ掴めておらずチャーミングな一面を見せる場面も。室長として部下たちをまとめながら、佐生の指令を受けるという間に挟まれるポジションで苦労している。
松角は、日本を代表する劇団・文学座の座員として演劇の基礎を鍛え、舞台で確かな存在感を放つ。その後、映像作品にも活躍の場を広げると、映画『関ヶ原』(2017年)、『無頼』(2020年)、『燃えよ剣』(2021年)などの話題作に出演。近年では『十一人の賊軍』(2024年)、日曜劇場『御上先生』(2025年/TBS系)などで、多彩な役柄を通じて深みのある演技を見せている。フジテレビ作品では、『監察医 朝顔』シリーズ(2020年ほか)で冷徹な監察官を怪演し、月9ドラマへの出演は『ナイト・ドクター』(2021年)以来4年ぶり。主演の沢口とは初共演となる。堅実で責任感の強い一方で、揺れる内面を抱えた早見という役を、松角の持つ緻密かつ繊細な表現力がより一層引き立てる!
白本が演じるのは、総理・桐谷杏子の一人娘で高校3年生の桐谷カナ(きりたに・かな)。政界に身を投じる母に対し、物心ついた頃から「国家にとっては母が大切でも、私にとっては“母親”がいなかった」と感じてきた。父親は大手企業のエリート。出張等で家にいないことが多く、家族としてのぬくもりをほとんど知らずに育った。そのため、母への反発心と寂しさが入り混じり、それ故の行動が悲劇を引き起こすことに…!?
8歳から子役としてのキャリアを本格スタートさせた白本は、2012年にドラマ『最後から二番目の恋』(2012年/フジテレビ系)で、中井貴一演じる長倉和平の娘役を務め、早くも注目を集める。2024年、映画『箱男』では、数百人規模のオーディションで抜てき。作品はベルリン国際映画祭でも上映され、その演技力が国内外で高く評価された。2025年に月9ドラマ『続・続・最後から二番目の恋』に出演し、原点となった作品への再登場が話題に。そして今作で月9ドラマに早くもカムバック!主演の沢口とは『科捜研の女season17』(2018年/テレビ朝日系)で共演。カナがたどる予測不能な運命とは…?
板谷由夏
板谷が演じるのは、総理大臣・桐谷杏子(きりたに・きょうこ)。日本初の女性総理大臣。政治改革の象徴として圧倒的な存在感を放ち「日本のサッチャー」「鉄の女」と称される存在に。DICT<ディクト>を、内閣官房副長官の佐生と発足させる。従来の犯罪に比べて可視化しにくい「情報犯罪」をよりすぐりのスペシャリストを集めて解決に臨む新組織は良くも悪くも世間や政権内からの注目を集めているが、その成果も可視化しづらく、確実な成果を報告できない中で組織のイメージアップに苦戦。そんな中でDICT<ディクト>に成果をもたらそうと尽力する佐生のことを一目置いている。
政治にすべてを捧げてきた結果、プライベートでは、夫や娘との関係が希薄に。公の場では完璧を演じる一方で、母としての自信は持てず、誰にも見せられない孤独と苦悩を抱えている。それはやがて総理という立場と、母という本能の狭間で杏子を悩ませていき、桐谷杏子という一人の女性の「生き様」が、次第に明らかになっていく!
確かな演技力と存在感で俳優としての地位を築いてきた板谷。1999年に映画『avec mon mari』でスクリーンデビューを果たし、デビュー作で『第21回ヨコハマ映画祭』最優秀新人賞を受賞。その後、話題の映画に数々出演。繊細な感情表現と芯の強さを併せ持つ演技で、多くの観客の心を捉えてきた。また、テレビドラマでは連ドラ初主演を務めた『ブラックファミリア~新堂家の復讐~』(2023年)や、21歳の青年と“許されない愛”に落ちる人妻を演じた『東京タワー』(2024年)などの印象的な役柄を演じ、幅広いジャンルで確固たる存在感を放っている。多方面で活躍し、報道番組ではキャスターを11年間務めた。年齢を重ねるごとに表現の幅を広げ、役柄に深みをもたらすその姿は、まさに日本を代表する実力派俳優の一人。多方面で輝きを放つ板谷が、『イチケイのカラス』(2021年)以来、4年ぶりに月9ドラマにカムバック!主演の沢口とは初共演となる。総理大臣であり母でもある桐谷杏子という複雑な女性像を、板谷の繊細かつ力強い演技が深く表現し、物語に一層の重厚感と説得力をもたらす!
今後も物語の軸を担う重要人物を解禁予定!続報にご期待いただきたい!
「(今年出演の地上波ドラマ8作品目と聞いて)本当にありがたいことです。今作で描かれる“情報犯罪”は皆さんの日々の生活に直接関係する犯罪ではあるのですが、私が演じる佐生から見ると、その犯罪が目指すところはもっと大きな犯罪へとつながるんだと思います。そんなスケールの大きさを脚本から感じました。佐生は官房副長官ですが、警察庁からの出向という形で官僚入りした人物です。選挙に左右される政治家より合理的に事を進められる警察庁のキャリアを選んだところが佐生らしさを表していて、問題に直面したとき、百人を救うために一人の犠牲はやむを得ないという合理的判断も持っている人なのかなと思います。主演の沢口さんとは『コントの劇場 〜The Actors' Comedy〜』で一度ご一緒させていただきました。自分が子供の頃に映画館で久々に『ゴジラ』が上映されたんです。その作品に当時『東宝シンデレラ』でグランプリを受賞された沢口さんが出演していらっしゃって、僕の世代としてはその『ゴジラ』がすごく印象に残っています。そこからずっと第一線で活躍されている方と、今こうして同じ作品の中でご一緒できるのは俳優冥利(みょうり)に尽きます。皆さんがテレビを楽しんでいただけるように、エンターテインメントを楽しんでいただけるように、このドラマを楽しみにして待っていただけるように、作り手の一人として頑張って臨んでいきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします」
「これまでたくさんシリーズ化されている人気ドラマに出演することができ、本当にありがたいですし、新シリーズとなるので、これまでとは違った魅力のドラマにできるといいなと思いました。月9ドラマは初となるのと、久々の連続ドラマというのもあって、少し緊張しています(笑)。この作品の印象は、スピード感があって、場面がテンポよく切り替わっていくようなイメージで、撮影が楽しみです。私が演じる紗枝は、まず衣装が特徴的です!すごく斬新で、明るくて、いろんな色を使った衣装が多いので、個人的には注目ポイントですね。そして、いろんな情報を集めていく人物で、オタクっぽくなりがちな印象だけれど、それでいてラフな雰囲気を持つキャラクターにできたらいいなと思います。初共演の沢口さんの印象は、“大人でパリッとかっこいい女性”というイメージでしたが、実際にお会いしたときに意外と小柄でかわいらしい方だなと思いました。二宮というキャラクターもお茶目な一面があったりするので沢口さんがどういう風に演じられるのかすごく楽しみにしています。皆さんに面白いドラマを届けられるように頑張りますので、是非みなさん楽しみにしてください!」
「皆さんに愛されてきた『絶対零度』シリーズに出演させていただけて、とても光栄です。それと同時に、“今まで以上に魅力的で、多くの人に愛される作品を作ってやるぞ!”という強い気概を持って臨みたいなと思います。今作は、“情報犯罪”に焦点を当てている作品で、皆さんが利用しているSNSなどをきっかけに、いつ、どこで、誰に起こってもおかしくないような事件が描かれるので、多くの人に自分のことのように感じていただき、没入してもらえる作品になると思います。僕が演じる南方は、若者特有の価値観を持っている人物です。それ故の言動や考え方が随所に表われてくると思うので、“若者らしい南方”に共感してくださる方もそうでない方も、皆さんの反応が楽しみです。主演の沢口さんとは初共演になるのですが、周りのスタッフさんのお話を聞いていると、現場を明るく引っ張ってくださる、とてもすてきな方だなという印象で、お話しするのが楽しみです!人気シリーズに出演させていただけるということで、自分自身気合が入っていますし、老若男女問わず楽しんでもらえる作品にしたいなと思っています!」
「『恋仲』以来2回目の月9に出させて頂けるということ、作品がシリアスな内容で芸人の世界では絶対的に体験できない世界観を、素晴らしい方々とご一緒させていただけるということがうれしくて、うれしいこと尽くしです!私が演じる田辺は、情報通です。いろんなところとつながりを持っていて、ほんわかしているけどすごく仕事ができる。その厚みみたいなものを出すのが課題ですね。沢口さんとお会いするのは初めてなんですけど、沢口さんは大阪の堺市出身で、実は私も堺市出身なんです!沢口さんは子供の頃から堺市の誇りなわけです!堺市といえば“包丁と千利休、そして沢口靖子さん”。堺市出身としてずっと自慢の存在で、今回ご一緒できるのがめちゃくちゃうれしいです。10年ぶりに月9に出させていただけることとなりまして、もう本当に光栄すぎて、ずっと緊張しております!皆様にご迷惑をおかけしないように、一生懸命頑張りますので、みなさまぜひともこのドラマを楽しんでください!台本を読ませていただいた段階でめちゃくちゃ面白いので、映像になったらもっと面白いと思います!ぜひ期待してご覧いただけたらと思います!」
「歴史ある『絶対零度』シリーズに、“まさか自分が”という驚きと感動がありました!年々犯罪のレベルもかなり巧妙になってきていますし、それをどのように警察が追っていくのか、視聴者の方も見ながら勉強になるんじゃないかなと思いました。僕が演じる掛川は、インテリジェンス担当でございますから、あんまり体は鍛えないようにと思っています。主演の沢口さんは小さい頃から拝見させていただいているので、共演できるのは光栄ですね。昔番組の企画で女装をやった時に、おこがましいですけど、女装姿が沢口さんに似ていたんです…。当時のメイクさんに“沢口さんに似てるね!”って言っていただいたのが非常にうれしかったことを今でも覚えています。皆さん最近の犯罪は複雑化しておりますので、この時代の犯罪をどのように描いていくのか?とにもかくにも見ていただきたいと思います!よろしくお願いします!」
「今実際に起こっていることによく似た事件が描かれていて、真剣に取り組まないといけないなと思っています。室長である早見は、世の中の上司が今抱えていることを体現する人物かなと思います。昔だったら“飲み行こう!”って言えた部下とのコミュニケーションが、今の世代はそう簡単ではなかったり…。さらには、上司から言われたことをすべて部下に伝えられるわけではなかったり、間に挟まれて考えながら生きている姿を早見という役を通して伝えていきたいです。沢口さんとは初共演となりますが、大先輩なので胸を借りるつもりで、ぶつかっていけたらなと思います。役柄的に奈美の上にいる室長として、早見の奈美に対してのせりふはタメ口なんですけど、沢口さんを前に本当にタメ口でいいのかはちょっと今考えています(笑)。悪の根源はどこにあるのか?ネットに潜り込むとよくわからない時代になりました。情報犯罪だろうがなんだろうが、大事なのは“人間と人間の関わり合い”で、人間同士がぶつかることの大切さを届けられたらと思っていますので、どうぞ皆さん楽しみにしてください!」
「今回、出演させていただけると聞いた時はとても驚きました!これまで出会ったことのない役や世界観なので、どんな形でこの作品に関わっていけるのか、ワクワクしています。今作はこれまでの『絶対零度』を残しつつ、至るところで“今”を感じられる、「シン・絶対零度」という印象があり、実はまだ、先の展開をほとんど知らされていないんです。だからこそ、その時その時の素直な気持ちや感情を大切にしようと思っています。主演・沢口靖子さんの印象は放送前なので多くは言えないのですが、実は沢口さんが歌うシーンがあるんです。本読みの時にその場面を拝見して、とってもすてきで心を打たれました。新たにパワーアップしたストーリーになっていますので、ぜひ新鮮な気持ちで楽しんでいただけたらうれしいです。どうぞご期待ください!」
「(出演オファーを受けて)この仕事をしていてまさか総理大臣を演じる日が来るとは思っていなかったので、まずは驚きました。そして、『絶対零度』は、シリーズ5作品目でこれまでに積み重ねてきた功績もあるでしょうし、そこに私も参加させていただけるということがうれしかったです。今作のテーマが“情報犯罪”ということで、今まさに社会で起きている問題だと思うのですが、正直私はデジタルの分野に弱いんです(笑)。私が演じる杏子については、大きな要素として日本という一国を背負っている“女性総理”であるということと、子を持つ母としての悩みもきっとあるでしょうし、総理も普通の女性であるという気持ちをまずは大事にしたいです。沢口さんとは、今回初めての共演となり、緊張しています。『絶対零度』新シーズンが皆さんにとって面白いと惹(ひ)きつけられる作品になるように、一役者として頑張りたいと思いますので楽しみにお待ちください!」
掲載情報は発行時のものです。放送日時や出演者等変更になる場合がありますので当日の番組表でご確認ください。