2025.09.10更新
ドラマ
袴田吉彦
毎週(水) 22時~22時54分 ※第10話:9月10日(水)放送
フジテレビでは、藤木直人主演の水10ドラマ『最後の鑑定人』<毎週(水)22時~22時54分>が放送中。岩井圭也の同名小説を原作とする今作は、かつて科捜研のエースとして活躍した主人公が科学捜査を用いて難事件を解決に導いていくサイエンス×ミステリー。このたび、10話&最終話にゲスト出演が決定している袴田吉彦の場面写真が公開となった。袴田演じる原田という男は、企業でITセキュリティ顧問を務めるITのスペシャリスト。土門誠(藤木直人)・尾藤宏香(松雪泰子)とは大学時代の同期という役どころだ。第10話では尾藤が働く科警研で原因不明の放火殺人が発生!尾藤が火災に巻き込まれるだけでなく事件への関与が疑われてしまう。さらに、ストーリー冒頭からフードを深くかぶった怪しい人物が登場するなど複雑怪奇な事件となりそうだ。そんな終盤戦に登場する袴田は事件に関わる黒幕か、それとも土門たちの味方か…。さまざまな作品で重要な役どころを担ってきた袴田の演技と役どころにもご注目いただきたい!
科警研研究官・尾藤宏香(松雪泰子)はDNA鑑定に関する論文を発表するが、法科学部部長・立花(安藤広郎)から論文の研究データを改竄(かいざん)しているのではないかと指摘される。立花の元に改竄に関する告発があり、差出人は不明ながら証拠としてUSBメモリが添付されていたという。論文の撤回を求める立花に対し尾藤は釈明するも、立花は聞く耳を持たない。尾藤が部長室を去った後、立花がUSBをしまおうとすると、どこからか機械の作動音が。デスクのそばに見慣れない箱が置いてあり、立花が箱のふたを開けたその瞬間、室内をまばゆい閃光(せんこう)が包む…。
科警研で発生した火災に尾藤が巻き込まれたことを知った土門誠(藤木直人)と高倉柊子(白石麻衣)は、搬送先の病院へと向かう。土門たちが病院に到着すると尾藤は意識を取り戻すが、火災以前の記憶を失っていた。ショックを受ける土門と高倉の前に、千葉県警の刑事が現れる。県警は火災を放火と推察。火災によって死亡した立花と直前に会っていた尾藤を、放火殺人の被疑者として捜査していた。
翌日、鑑定所に土門、高倉、相田直樹(迫田孝也)、都丸勇人(中沢元紀)、嵐山信幸(栗原類)が集まり、尾藤にかけられた疑いを晴らすため動きだすことに。早速、土門は嵐山と共に火元となった部長室を訪れ、火災原因を調べるため燃焼残渣の採取に取りかかる。
袴田吉彦
今回袴田が演じる原田俊吾(はらだ・しゅんご)は、土門・尾藤の大学時代の同期。現在は企業のITセキュリティを担当するITのスペシャリスト。火災に巻き込まれた尾藤を心配して見舞いにやってくるが、火災の影響で記憶を失った尾藤に対して「いいよ気にしなくて。思い出してほしくないこともあるし」と意味深な言葉をかける…。
袴田は、主演映画『二十才の微熱~A TOUCH OF FEVER』(1993年)で俳優デビュー以降、『不機嫌な果実』(1997年、TBS系)や、『天国に一番近い男』シリーズ(1999年ほか、TBS系)などの話題作に出演。確かな演技力で各作品で爪痕を残す。近年も『コンフィデンスマンJP』(2018年、フジテレビ系)、『あなたの番です』(2019年、日本テレビ系)、『不適切にもほどがある!』(2024年、TBS系)などヒット作には欠かせないバイプレイヤーとして存在感を増しているほか、『オクラ〜迷宮入り事件捜査〜』(2024年、フジテレビ系)では事件のキーパーソンを演じ作品に華を添えた。今クールのフジ制作連続ドラマには、今作のほか『スティンガース 警視庁おとり捜査検証室』(2025年、フジテレビ系)にも出演した。
◆袴田吉彦
―― ご自身の役柄をどのように演じましたか?
「普段の生活では決して使わないようなセリフがあり、今ドキの役だなと思いながら演じました。新鮮な気持ちでしたね。年齢が1つ上の藤木さん松雪さんとは久しぶりの共演だったこともあって、すぐ撮影現場の雰囲気に入り込む事ができました」
――『最後の鑑定人』の見どころを教えてください。
「台本を受け取って最終話まで読んでいくうちに、自分も騙されたような感覚になっていきました。緊迫感がダイレクトに伝わり結末がすぐにでも知りたくなるような展開に…私が演じるキーパーソン原田にも注目しながら是非ご覧下さい!」
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