『僕達はまだその星の校則を知らない』

2025.09.01更新

ドラマ

北原(中野有紗)に会いたいと学校に乗り込んできた別居中の父親の前に 健治(磯村勇斗)がスクールロイヤーとして毅然(きぜん)と立ちはだかり… 気鋭の若手俳優・中野有紗が“18歳・大人”について語る!

『僕達はまだその星の校則を知らない』

2025年9月1日(月)22時放送

磯村勇斗主演、堀田真由、稲垣吾郎が出演するカンテレ・フジテレビ系“月10ドラマ”『僕達はまだその星の校則を知らない』の第8話が、本日9月1日(月)よる10時から放送される。 第7話では「先生と恋は罪か?」をテーマに、精神的に不安定な母親に悩む保健室登校の高校2年・島田聖菜(北里琉)と、生徒から人気の数学教師・巌谷光三郎(淵上泰史)の関係が描かれた。 SNSでは「毎回、終わり方が新しい感覚…余韻に浸りながら、色々と考えるきっかけになる」「スーパーマンが現れてすべてまるっと解決!とならないのが本当にリアル」「法云々を超えて現実的な落とし所を見つけて、その痛みに寄り添う作りなのがいい」「“生徒の幸せ“を一番として道を模索していく姿に毎回とても救いを感じる」「健治と珠々、互いへの“好き”の想(おも)いがピュアで初々しくて見ているこちらまでときめいてしまう」といったさまざまな意見が届いた。

本日よる10時より放送される第8話では、珠々(堀田真由)が高3の元議長団・北原(中野有紗)の様子がおかしいことに気づき、心配しているところに、北原の父親を名乗る人物から娘に会わせてほしいと学校に電話が入る。北原の両親は以前からケンカが絶えず、父が母を侮辱することに北原は耐えられなくなり、父から離れて母と妹の3人で暮らしていたのだ。そんな状況に納得がいかず文化祭に乗り込んできた別居中の父親に対し、18歳を迎えて“大人”となり、親の同意なしに自分の意志で様々な契約が可能となった北原はあることを決断する。

そんな第8話のテーマは、「18歳、大人ってなに?」 2022年から成人年齢が20歳から18歳に引き下げられ、高校3年生は“大人”と“子ども”が同じ教室にいることに。さまざまな自己決定権が尊重されるようになったと同時に、責任を負う立場にもなった彼女たち。 親の離婚に悩みながらも、8話で18歳の誕生日を迎える元・議長団の北原かえでを演じるのは、映画『PERFECT DAYS』でカンヌ国際映画祭のレッドカーペットに立ち、7月4日に公開された映画『この夏の星を見る』にも出演している中野有紗。連ドラ初出演ながら存在感を示す中野からコメントが届いた。

<中野有紗コメント>

演じる北原は第8話の中で18歳の誕生日を迎え、高校3年生で突然大人の仲間入りをします。自身や家族に対するいろいろな重圧や不安、責任が一気にのしかかってきて、すごく葛藤しているのだろうと思いながら演じました。大人になることで選択肢が増え、決断を迫られますが、選択を間違えることができないがために慎重さが求められる難しい立場だと思います。1話での学校を訴えるようなクールで強い女の子の印象は、彼女の家庭環境があっての言動でした。成年年齢が20歳から18歳に引き下げられましたが、私自身は自分で何かを決められる権利を認められることに対してのワクワク感よりも、一種の怖さ、大人の世界に足を踏み入れる不安の方が強かったです。そんな思いがあったので、北原の心の迷い、葛藤を理解できたのかなと思います。 8話で北原は別居中の父親からの抑圧に対して、考え、悩み、18歳になって初めての大きな決断をします。その姿を温かく見守っていただけたら幸いです。磯村さん演じる健治さんとパンケーキを食べに行くシーンでは、初めて大人に対して自分の胸の内を打ち明けました。北原と同じように迷いを抱えながら大人になった健治さんだからこそ、話せたのだろうと想像しています。強さだけじゃない、北原のいい意味での弱さや繊細さ、人間性に注目してもらいたいです。

また、第8話のゲストとして、確かな演技力で幅広い作品に彩りを加える実力派俳優の神尾佑が北原かえでの父を演じ、母を安藤裕子、妹を稲垣来泉が演じる。
複雑な家庭状況を映し出す繊細な演技にぜひご注目いただきたい。

◎8話あらすじ

文化祭の準備に励む天文部の生徒たちをサポートするべく、健治(磯村勇斗)は学校へ行く日を増やしたいと久留島(市川実和子)に申し出る。久留島は許可するものの、生徒のことを思うあまり、学校に不利益をもたらして尾碕(稲垣吾郎)の怒りを買わないようくぎを刺す。
そんななか、珠々(堀田真由)は高3の元議長団・北原(中野有紗)の様子がどこかおかしいことに気づく。2学期になって学校を欠席することがあり、昼食をとらない日もあるようで、体調が悪そうに見えたのだ。すると、北原の父親を名乗る人物から、娘に会わせてほしいと学校に電話が。実は、北原の両親は以前からケンカが絶えず、特に、財力があり学校にも多額の寄付をしている父親が、母親を侮辱することや、尊厳を傷つけるような発言をするため、我慢の限界に達した北原が母親を説得して、妹と3人で家を出たのだという。当然、生活は苦しいが、それでも元の生活に戻る気がない北原は、父・亘平(神尾佑)に会うことを断固拒否。親の離婚に悩む北原は、どうにかならないかと山田(平岩紙)や健治に助けを求める。健治は、本人が拒否している以上、きちんとした根拠さえあれば学校が父親に会わせないと判断することも問題ないと助言するが、学校と在学契約を結び、授業料を支払っている亘平が引き下がるはずもなく、文化祭を目前に控えたある日、弁護士を伴って学校へ乗り込んできて…。

<作品概要>

<タイトル>
『僕達はまだその星の校則を知らない』
<放送枠>
2025年7月期 月曜22時連続ドラマ
(カンテレ・フジテレビ系全国ネット)
<出演>
磯村勇斗 堀田真由 平岩紙 市川実和子
<日高由起刀 南琴奈 日向亘 中野有紗 月島琉衣 近藤華 越山敬達 菊地姫奈 のせりん 北里琉 栄莉弥>
淵上泰史 許豊凡(INI) ・坂井真紀 尾美としのり・木野花 光石研 稲垣吾郎 ほか
<スタッフ>
【脚本】⼤森美⾹

【音楽】Benjamin Bedoussac
【主題歌】ヨルシカ「修羅」(Polydor Records)
【監督】山口健人 高橋名月 稲留武

【プロデューサー】岡光寛子(カンテレ)、白石裕菜(ホリプロ)

【制作協力】ホリプロ

【制作著作】カンテレ

掲載情報は発行時のものです。放送日時や出演者等変更になる場合がありますので当日の番組表でご確認ください。