2025.09.01更新
スポーツ
平田憲聖選手(2024年優勝)
9月6日(土) 13時35分~14時50分 9月7日(日) 13時~15時
第53回を迎えるフジサンケイクラシックが、今年は特別協賛に株式会社ロピア(以下、ロピア)を迎え『ロピアフジサンケイクラシック』(賞金総額1億1,000万円、優勝賞金2,200万円)と称して、9月4日(木)から7日(日)までの4日間、山梨県にて開催される。
決戦の舞台は、これまで多くの選手と激闘の歴史を紡いできた「富士桜カントリー倶楽部」。圧倒的な距離と霊峰・富士からの傾斜による難解なグリーンが選手たちを阻む、世界基準のモンスターコースは、大会の歴史と共に改修を経て進化を遂げ、これまでさまざまな激闘のドラマを生んできた。
今年もこの怪物コースで、どんなドラマが生まれるのか注目だ。
歴代優勝者には尾崎将司、中嶋常幸ら、時代を彩ったスーパーヒーローが名を連ね、ゴルフ史に残る数々の名シーンを残してきた本大会。2009年に17歳でフジサンケイクラシックに初優勝し、連覇を成し遂げた石川遼もその一人。昨年のパリオリンピックで男子ゴルフ史上初の銅メダルに輝いた松山英樹は2013年、ルーキーイヤーに富士桜を制し、その後マスターズを制覇した。2018年、2020年優勝の星野陸也、節目の50回大会を制した大西魁斗、2023年大会を制した金谷拓実ら、現在アメリカのPGAツアーで活躍する日本人選手、5人中4人が富士桜を制して、世界へと羽ばたいていった。年々進化し、世界基準のセッティングで行われてきたこのトーナメントは、今や世界への登竜門にもなっている。これまで紡がれてきた数々の歴史と伝統。今年も日本ゴルフ界にまた新たなドラマ、スター誕生の瞬間を生み出すに違いない。
歴代優勝者には尾崎将司、中嶋常幸ら、時代を彩ったスーパーヒーローが名を連ねている。若干17歳で初優勝し、連覇を成し遂げたのは石川遼。今年の夏、パリオリンピックで男子ゴルフ史上初の銅メダルに輝いた松山英樹は2013年、ルーキーイヤーに富士桜を制し、その後マスターズを制覇するなど、ここから世界へと羽ばたいたヒーローの一人。2019年、2021年優勝の星野陸也は今年ヨーロピアンツアー優勝。節目の50回大会を制した大西魁斗は米下部コーンフェリーツアーを制すなど男子ゴルフの新たな時代を担うヒーローの姿がこの大会にはある。
そして、今年の大会も新時代のヒーロー候補が多く出場する。
今季、長島茂雄INVITATIONALセガサミーカップで通算3勝目を挙げた平田憲聖(23)、今季国内ツアーで唯一2勝を挙げ勢いに乗る米澤蓮(25)、そして、今シーズンはまだ未勝利の若手実力者、蟬川泰果(23)らが怪物攻略に挑む。さらに、去年日本アマチャンピオンとして挑み、ロゥアマに輝いた中野麟太朗(20)は、国内プロツアー開幕戦の東建ホームメイトカップでいきなり初日トップに立って、その逸材ぶりを見せつけた。さらに、所属する早稲田大学ゴルフ部を1943年の創部以来初の全国制覇に導くなど、今最も注目のアマチュアが今年はアマチュア優勝に挑む。
2023年より、国内ツアーPar70のコースとしては史上最長の距離となる「7,424ヤード」というセッティングに生まれ変わった富士桜カントリー倶楽部。2023年大会は最終スコアをアンダーパーでホールアウトできた選手はたった8人と、まさに超怪物コースと化している。さらに昨年は台風の影響で豪雨となり、選手にとっては、より過酷な大会となった。
今年は490ヤードPar4の2番ホールが大きく改修され、グリーン右手前に池が待ち受ける、よりトリッキーなセッティングに。昨年、36Hのみの短縮開催の中でも、最も難易度の高いホールとなっており、プロの行く手を阻む。今年もこの怪物コースを前に、どんなドラマが生まれるか注目だ。
今季唯一2勝を挙げ、賞金王争いを独走中の生源寺龍憲(27)をはじめ、今年の日本プロゴルフ選手権で初優勝を果たし、今大会はじめてのホストプロとして挑む清水大成(26)、今年の日本ツアー選手権を制し、史上最年少24歳で日本タイトル3冠を達成した蝉川泰果(24)、昨年大会では上位争いを演じ、ツアー選手では珍しい左打ちプレーヤーの細野勇策(22)ら、勢いに乗る若きトッププロが集結。さらに、唯一大会連覇を達成している石川遼(33)や2022年大会を制し、現在アメリカ最高峰のPGAツアーに参戦中の大西魁斗(26)が出場。そして、2023年の日本アマを制し、今大会で2年連続のローアマチュアにも輝いた早稲田大学の中野麟太朗(21)が学生ラストイヤーとなる今年もアマチュア優勝を狙う。
今年も最終日は、地上波放送、BS放送、CS放送を駆使し、午前8時から生中継でお伝えする。地上波で15時までに競技が終了しない場合には、BS放送、CS放送にリレーするなど、モンスターコースが生み出す“ドラマ”を、総力を挙げてお伝えする。
地上波放送決勝ラウンドの解説は、昨年のパリ五輪日本代表監督を務め、日本ツアー通算10勝の丸山茂樹プロ。オンコースには2002年本大会優勝、ツアー通算9勝の佐藤信人プロ。
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