2025.07.14更新
ドラマ
2025年7月14日(月)22時スタート
磯村勇斗主演、堀田真由、稲垣吾郎が出演するカンテレ・フジテレビ系“月10ドラマ”『僕達はまだその星の校則を知らない』が今夜スタートする。このドラマは、独特の感性を持つがゆえに何事にも臆病で不器用な主人公が、少子化による共学化で揺れる私立高校にスクールロイヤー(学校弁護士)として派遣されることになり、法律や校則では簡単に解決できない若者たちの青春に、必死に向き合っていく学園ヒューマンドラマ。
民放連続ドラマ初主演となる磯村が主人公の臆病なスクールロイヤー・白鳥健治(しらとり・けんじ)を、堀田が主人公にとっての良き理解者となるヒロインの国語教師・幸田珠々(こうだ・すず)を、そして約9年ぶりの民放連続ドラマ出演となる稲垣は2人が勤務する私立高校の理事長・尾碕美佐雄(おざき・みさお)を演じる。
脚本は、連続テレビ小説『あさが来た』(NHK)、大河ドラマ『青天を衝け』(NHK)など、数々のヒット作を世に送り出した大森美香によるオリジナル作品。チーフ監督として、ドラマ『アバランチ』『ウソ婚』(いずれもカンテレ・フジテレビ系)、今秋配信予定の『イクサガミ』(Netflix)が控える山口健人が参加。そして、2024年日本民間放送連盟賞・テレビドラマ部門最優秀賞を受賞したホームドラマ『春になったら』をプロデュースした岡光寛子(カンテレ)と白石裕菜(ホリプロ)が再びタッグを組む。
主演の磯村勇斗から、今晩22時からの初回放送(拡大スペシャル)に先駆け、コメントが到着した。
いつの間にか「これドラマなのかな?」と感じる瞬間が出てくるくらい徹底的に世界観を作り込んでいて、淡い色が輝いて見える、間違いなく出会ったことのない“新しい学園ドラマ”が誕生しました。
僕が演じるスクールロイヤーの白鳥健治という人間は、堀田さん演じる幸田先生や生徒たちと触れ合っていくことで、回を重ねるごとに魅力が増していきます。最初は「あの人は一体何者なんだろう?」という不思議な感覚になると思いますが、視聴者の皆さんにもぜひあたたかく見守っていただけたらうれしいです。
また、生徒も含めて一人ひとりに物語があり、応援したくなる場面もあれば、逆に勇気をもらえる瞬間もあると思います。
「法律」や「校則」はどうしても白黒が基準になりますが、このドラマを通して「人」にはもっと多様な色があるんだということを、少しでも知ってもらえる機会になったらうれしいです。”一言では言い表せないからこそ、誰かと共有したくなる”そんなドラマです。
第1話は、男女共学化したばかりの高校で、生徒会長の鷹野良則(たかの・よしのり)と副会長の斎藤瑞穂(さいとう・みずほ)が突然不登校になるという事件から始まる。ある日の朝礼で、生徒会長である鷹野はリボン付きのジャケットにスカート姿で壇上へあがるのだが、それ以降なぜか2人は学校を欠席を続けていて…。赴任したばかりのスクールロイヤー・健治はこの事態を解決するため“制服裁判”と名付けた模擬裁判を提案。果たして2人の不登校の原因は?
弁護士の白鳥健治(磯村勇斗)は、独特な感性を持ち、感覚が周囲と違うことやマイペースな性格で集団行動になじめず、不登校になった過去がある。現在、小さな法律事務所で働く健治は、恩人でもある所長の久留島かおる(市川実和子)の命により、学校で発生する問題について、法律に基づいた助言や指導を行うスクールロイヤーとして「濱ソラリス高校」に派遣されることに。ところが、尾碕美佐雄(稲垣吾郎)が理事長を務める「濱ソラリス高校」は男子校の「濱浦工業高等学校」と女子高の「濱百合女学院」が合併したばかりで、校内では次々と問題が勃発。なかでもジェンダーレスを意識した新しい制服の評判は悪く、着用を拒否する生徒もいるほどだった。
そんななか、3年生の生徒会長・鷹野良則(日高由起刀)と副会長・斎藤瑞穂(南琴奈)がそろって不登校になる前代未聞の事態が発生。その原因は不明とあって、健治は早速、学校から打開策の提案を求められるが、そもそも学校が苦手な健治は法的なアドバイスこそするものの、問題解決の糸口は見出せない。健治のサポート役で国語教師の幸田珠々(堀田真由)が、そんな健治を心配し見守っていると、やがて生徒たちの間では2人の不登校の理由が合併による校則の変更なのではないかという憶測が広がり、制服を廃止するよう学校を訴える、という生徒が出てくる。そこで健治は、“制服裁判”なる模擬裁判を提案するが…。
さらに、大森美香が脚本を手掛けた連続テレビ小説「風のハルカ」で
ヒロインを務め、大河ドラマ「青天を衝け」にも出演した村川絵梨が、
主人公・健治の母・白鳥芙美(しらとり・ふみ)役で出演する。
5度目のタッグとなる本作では、幼少期の健治を優しく見守り
「おつきさまはシャーベットの匂い」「おほしさまはあったかい」という
健治の独特な感性に寄り添いながら育てる母親を演じる。
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