2025.07.02更新
アニメ
左から)木村太飛、内田真礼、木村良平、石川界人
7月2日スタート 毎週(水) 24時45分~25時15分 ※初回は24時55分〜25時25分
7月2日(水)より深夜アニメ枠「+Ultra」<(毎週水曜24時45分~25時15分)>にて放送開始となるオリジナルTVアニメーション『陰陽廻天 Re:バース』の先行生配信イベントを6月28日(土)に実施した。放送に先がけて第1話と2話をオンライン限定上映。さらに、本作の主人公の熱血ヤンキー・業平猛(なりひら たける)役の木村太飛、随一の舞い手であるヒロイン・ツキミヤ役の内田真礼、都を守る最強の陰陽師である安倍晴明(あべの せいめい)役の木村良平、猛のバディとなるエリート陰陽師・アツナガ役の石川界人が登壇し、本作の見どころやアフレコ秘話などをトークした。
『陰陽廻天 Re:バース』は『ジョジョの奇妙な冒険』シリーズ、『炎炎ノ消防隊』をはじめ数々のヒット作を制作するdavid productionによる初のオリジナルTVアニメーション。ヤンキー高校生・業平猛が、不慮の事故をきっかけに転移した別世界「電祇平安京(でんじへいあんきょう)」で出会ったヒロイン・ツキミヤの命を救うべく、「電祇平安京」を襲う脅威にタイムリープを繰り返しながら何度も立ち向かっていく物語だ。
業平猛役・木村太飛
ツキミヤ役・内田真礼
先行生配信イベントはフジテレビアニメ公式YouTubeチャンネルにて実施。上映後には、本編の感想を皮切りに、アフレコ時の裏話やキャラクター紹介、今後の見どころまで、キャスト陣によるアドリブ満載のトークショーが繰り広げられた。
第1話と第2話の感想をキャスト陣に伺うと、内田は「1話、2話があっという間に感じました。ストーリーはオリジナルですが、皆さんにも物語が良く伝わったのではないかなと思います。タケルの性格は一本気なところがありながら、色々なキャラクターとの出会いもあり、この後の展開が気になってきます!」と振り返り、物語の世界観にすっかり入り込んだ様子を見せた。木村(良平)は「ユラ(CV:永瀬アンナ)が可愛い。まだユラの良さが分かってない人も、ぜひ続きを見てほしい。きっと好きになります」とお気に入りのキャラクターについて語った。その流れを受けて、石川は「カズラ(CV:井上麻里奈)が可愛い。カズラは実は男の子なのですが。面倒見がよさそうに見えて、全然良くないのが面白かったですね(笑)」と、独自の推しポイントを披露して場を盛り上げた。
安倍晴明役・木村良平
アツナガ役・石川界人
続いて、オリジナルアニメである本作をより深く知ってもらうために、作中に登場するキャラクターについても紹介が行われた。ヒロインのツキミヤを演じる内田は「タケルと劇的な出会い方をしています。タケルから見た時に、とても可愛く見える雰囲気で演じています。(電祇平安京でアイドル的人気を誇る)舞い手ということもあり、皆に守られ、周りから大事にされている感じを出せたらなと思って演じました」と紹介。木村(太飛)は主人公のタケルについて「少年漫画で描かれるような主人公。髪型もツンツンで、こういう突っ走る雰囲気のキャラクターは大好きです。素直でちょっとおバカですが、色々な要素が詰まっているなと感じました」と語り、他のループもの作品では主人公が状況に戸惑う場面が多く描かれがちだが、「タケルは全く気にしない。ツキミヤを助けることしか考えていない」と、その猪突猛進な性格についても言及した。また、安倍晴明を演じる木村(良平)は「この人、ちょっと怪しいのかな…と思われる部分もあるかもしれませんが、その雰囲気をどこまで芝居にのせるか考えました。少し怪しさがあっても面白いなと思っています。今のところはまだ周りに良くしてますよね?(笑)」と謎を含んだコメントを残した。石川はアツナガについて、「陰陽師としては優秀なエリート。でも、公式Xで公開されているキャラクターPVでは、わりとギャグ要員を兼ねています。ちょっとした台詞のニュアンスにクスっとできるようなキャラクターです。他の3人と比べて一般人のような雰囲気があり、面倒見も良く、タケルと軽口を叩き合えるような友情関係も見せるキャラクターです」と、その多面的な魅力を語った。
左から)木村太飛、内田真礼、木村良平、石川界人
そして、話題はアフレコのエピソードへ。その中で、通常のキャスト全員がいるブースとは別に1人収録用の通称“VIPルーム”と呼ばれる専用ブースの存在が明らかに。アフレコでは各キャラクターの声を分かれて収録しなければいけないため、セリフが被ってしまう部分は別録りになることが多いが、本作では臨場感を大事にするため、セリフが被ってしまっても良いようにVIPルームから一人だけ参加し、同時収録を行うこともあるという。木村(太飛)や内田はVIPルームから収録を経験したことがあり、全員でガヤ(賑やかし)録りを行う際にVIPルームにいることを忘れられ、呼ばれずに淋(さび)しい思いをすることもあるという裏話も語られた。また、本作でテレビアニメ初主演を務める木村(太飛)は、アフレコ現場の雰囲気について「最初はとても緊張していたのですが、リラックスして臨める現場です。温かく迎えてもらっています」とコメント。人気声優の先輩方に支えられながら収録に臨む様子が伝わるとともに、感謝の気持ちも伺えた。
左から)木村太飛、内田真礼、木村良平、石川界人
イベントはあっという間に終演の時間を迎え、キャスト一人一人からファンへ向けてメッセージが贈られた。木村(太飛)は「初主人公で、色々な要素がたくさんある作品を演じさせて頂いています。物語のテンポが良いので見ていて気持ちいいですし、バトルシーンの映像も綺麗です。色々な考察のしがいがある作品だと思います。タケルの恋の行方をぜひ見ていてください」と本作の魅力を熱弁。内田は「ぜひタケルの視点で物語に入っていただき、ツキミヤの事を大好きになってもらいたいです。その一心で私はアフレコを進めています。タケルが“ゾッコン”になる理由がアニメにはたくさんあると思いますので、ぜひ見て頂き、オリジナル展開を楽しんでください」とコメント。木村(良平)は「実際に完成した作品を見て、本当に面白いなと思いました。本日は短い時間でしたが、この先、見ている人の予想を裏切る展開が多いのでこれ以上話すと危ないかな…(笑)。放送は1話2話と追って見て頂きたいのですが、この後の3話は、ぜひ“最後まで”ご覧ください」と、今後の展開にも期待を寄せた。石川は「見れば見るほどヒントが散りばめられた作品です。熱い展開もあり、タケルの家訓の守り方がとてもカッコいい。男の子が憧れるような熱血主人公らしさがあり、引っ張っていってほしいなとも思うので、ぜひとも最後まで付いていってほしいです」と締めくくり、イベントは大盛況のうち幕を閉じた。
本イベントのトークパートは、フジテレビアニメ公式YouTubeチャンネルで7月3日(木)正午から期間限定にてアーカイブ配信される予定。リアルタイムで視聴できなかった方はもちろん、当日の熱気をもう一度味わいたい方も、この機会をお見逃しなく。
『陰陽廻天 Re:バース』キービジュアル
©作乃藤湖/「陰陽廻天 Re:バース」製作委員会
TVアニメ『陰陽廻天 Re:バース』は、本日7月2日(水)より、深夜アニメ枠「+Ultra」にて毎週水曜日24時45分より放送スタート(初回は24時55分放送)!いよいよ今夜、完全オリジナルで描かれる新たな物語が動き出す。タイムリープを繰り返した先に待ち受ける壮絶な運命の展開にぜひご期待いただきたい!
誰ともつるまず1人孤独に喧嘩に明け暮れるヤンキー高校生・業平猛は、夢に何度も現れる謎の少女・ツキミヤに思いを募らせる日々を過ごしていた。
そんなある日、タケルは不慮の事故で崖から転落。
意識を取り戻すと目の前に広がっていたのは、テクノロジーが高度に進化を遂げた平安京・《電祇平安京(でんじへいあんきょう)》。そこは、最強の陰陽師・安倍晴明(あべのせいめい)が守護しており、憧れのツキミヤが現実に存在する別世界だった!
夢にまで見た運命的な出会いに舞い上がるタケルだったが、突如発生した黒い霧《闇薫(やみかおる)》の中で《怨人(おに)》と呼ばれる化け物によってツキミヤもろとも命を落としてしまう。
――しかし、次の瞬間、タケルは再び電祇平安京で目を覚ます。
やがて自身がタイムリープしたことに気づいたタケルは、ツキミヤが命を落とす未来に抗うため、安倍晴明から陰陽術を習得し、陰陽師として戦うことを決意する――!
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