2025.06.11更新
ドラマ
左から)柳葉敏郎、勝村政信
7月スタート 毎週(月) 21時~21時54分
フジテレビでは、7月期の月9ドラマ(毎週月曜・21時~21時54分)として、福原遥が主演を務める『明日はもっと、いい日になる』を放送する。本作は、海辺の児童相談所を舞台に、そこで働く個性的な面々たちがこどもたちの純粋な思いに胸を打たれ、その親までも救っていく姿を温かく描く完全オリジナルストーリーのハートフルヒューマンドラマ。この度、本作に柳葉敏郎、勝村政信の出演が決定した。
果てしなく続く青い水平線に照りつける太陽――。海沿いのある街で、そんな爽やかな景色とは対照的に汗をかき、息を切らして走り抜けるのは、本作の主人公・夏井翼(なつい・つばさ/福原遥)。所轄の刑事である翼は、ある日突然、児童相談所への出向を命じられる。刑事の仕事への未練がありながら児童相談所へ出向してきた翼が向き合う相手は、凶悪犯から小さなこどもに…。
児童相談所はとにかく電話が鳴りやまない。次から次へと押し寄せてくるクライアントからの相談に目が回りそうになるほど。中には、日頃のストレスのはけ口にいたずら電話をかけてくる人もいる。刑事の頃は、仕事の多くが事件の起きた“後”に始まっていたが、児童相談所は“その手前”の仕事。事件に発展する前に、SOSをうまく伝えられないこどもたちの異変にいち早く気付き、助け出さなければならない。また、事案を解決したらそれで終わりではなく、その後も続いていくこどもの未来のために心のケアをし、こどもたちの“翼”のような存在となり、羽ばたいていくための一助になっていく。刑事の立場を失い、児童相談所で働く意思はゼロの翼が、さまざまなこどもたちとその親と向き合い、ともに成長していく姿をハートフルにつづっていく。
柳葉敏郎
柳葉が演じるのは、一時保護所で課長兼保育士をしている南野丞(みなみの・じょう)。かつては別の児童相談所の所長を務めており、定年を迎え引退したが保育士として現場に戻った。こどもたちや職員の面々からは「じょーさん」と呼ばれ慕われていて、新しく児童相談所へきた翼はもちろん、さまざまな過去や事情がある職員たちのことを温かく見守っている。
柳葉は、これまで『踊る大捜査線』シリーズ(1997年~2024年/フジテレビ・東宝)で演じた室井慎次役をはじめ、さまざまなジャンルの作品で数え切れないほどの役柄を幅広く演じてきた。1980年に放送された『ひまわり戦争』(1980年7月~8月/フジテレビ)に出演して以降、今もなお第一線で活躍し続けている、ヒット作には欠かせない存在。フジテレビの連続ドラマへ出演するのは、主演を務めた『あすなろ三三七拍子』(2014年7月クール/フジテレビ系)以来11年ぶりとなり、月9への登場は『コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命- 2nd Season』(2010年1月クール/フジテレビ系)以来、なんと約15年半ぶりとなる。
勝村政信
勝村が演じるのは、児童相談所の所長である桜木里治郎(さくらぎ・さとじろう)。予算管理や市議会での答弁対応などの事務職一筋で所長に就任した。こどもたちや現場の職員から愛されたいという承認欲求がありながら、お金のかかるお願いをされると何かと理由をつけて逃げ回る。周囲とあつれきを生むのが嫌いで、何事も穏便に済ませたいと考えている。行き過ぎた行動で何かと問題を起こしがちな蜂村太一(はちむら・たいち/風間俊介)のチームには手を焼いている。そして、南野とは何か因縁があるようで…。
勝村は、演出家・蜷川幸雄のもとで修業を積んだ後、劇団・第三舞台で人気を博す。その後、舞台やドラマ、映画、バラエティー番組や教養番組などジャンルを問わず活躍。『HERO』シリーズ(2001年~2014年/フジテレビ系)や『ドクターX~外科医・大門未知子~』シリーズ(2012年~2024年/テレビ朝日系)、映画『マスカレード・ナイト』(2021年/東宝)など多数の話題作に出演する他、『FOOT×BRAIN』(2011年~/テレビ東京系)では10年以上MCを務めている。月9へは『元彼の遺言状』(2022年4月クール/フジテレビ系)以来、約3年ぶりとなる。
目の前で起こっている問題にまっすぐ向き合う児童相談所の面々に胸が熱くなり、見終わった後に少し人に優しくなれる、この夏一番の感動作になること必至!新たなヒーローたちが信じられないような大きな奇跡と想像をはるかに超える感動を巻き起こす、心温まるハートフルヒューマンドラマ『明日はもっと、いい日になる』に、ぜひご期待いただきたい!
◆本作への出演が決まったときの思いをお聞かせください。
「今回のドラマが僕にとって久しぶりのオリジナル作品ということで、若い頃に出演していた月9作品のことをふと思い出しました。物作りにおいて、オリジナル作品の楽しみ方をまた経験できるのかと思うとワクワクしています」
◆台本を読んだ感想、ご自身が演じられる役の印象はいかがですか?
「南野は基本的には昭和の人間なので、昭和で培ってきた人の愛情というものを、こどもたちや親はもちろん、児童相談所のメンバーたちにも共有できたらいいなと思います。どういうコミュニケーションが取れるかも自分の中では楽しみにしています」
◆最後に放送を楽しみにしている視聴者やファンの皆さんへメッセージをお願いします。
「社会の問題にも取り組んでいる内容になっています。僕自身、月9への出演が約15年半ぶりということもあり、その頃を知っている方々にも楽しんでいただきたいと思っています。ドラマというのは人と人のつながりをどれだけすてきに見せられるかだと思っているので、今回はこどもたちも多いですから、世代の異なる登場人物たちの人間関係も楽しんでもらえたらと思います」
◆本作への出演が決まったときの思いをお聞かせください。
「このお話をいただいたときに、児童相談所という場所で何が行われているのかを詳しくは知らなかったので、いろいろと調べさせていただきました。そして、こういう世界があるのだなという驚きがありました」
◆台本を読んだ感想、ご自身が演じられる役の印象はいかがですか?
「それぞれがいろいろなものを抱えている中で、台本は明るく描かれていたので、これは演じるのが楽しみだなと思いました。桜木という役は、こどもたちのことをしっかりと考えているのですが、ちょっと出たがりなところがあって(笑)。あとは予算なども考えている現実的な人だなと思いました。いろんな意味で愛されていくキャラクターになったらいいなと思っています」
◆最後に放送を楽しみにしている視聴者やファンの皆さんへメッセージをお願いします。
「とてもヘビーなテーマを扱っていますが、明るく楽しく描かれていきますので、その差異がとても楽しめるドラマになっていくと思います。僕も楽しみです」
掲載情報は発行時のものです。放送日時や出演者等変更になる場合がありますので当日の番組表でご確認ください。