『THE SECOND~漫才トーナメント~2025』

2025.04.28更新

バラエティ・音楽

最終決戦の組み合わせが決定!ツートライブvsモンスターエンジン、マシンガンズvsはりけ~んず、囲碁将棋vs吉田たち、金属バットvsザ・ぼんち…『THE SECOND』3代目王者は果たして――!?

『THE SECOND~漫才トーナメント~2025』ファイナリスト
左から)ツートライブ(周平魂、たかのり)、モンスターエンジン(大林健二)、マシンガンズ(滝沢秀一、西堀亮)、はりけ~んず(前田登、新井義幸)、囲碁将棋(文田大介、根建太一)、吉田たち(こうへい、ゆうへい)、金属バット(小林圭輔、友保隼平)、ザ・ぼんち(ぼんちおさむ、里見まさと) 
※西森洋一(モンスターエンジン)は欠席

『THE SECOND~漫才トーナメント~2025』

グランプリファイナル:5月17日(土) 19時~23時10分 ※生放送         

結成16年以上のプロの漫才師たちが渾身(こんしん)のネタでしのぎを削る漫才賞レースの第3回大会『THE SECOND~漫才トーナメント~2025』。いよいよ5月17日(土)19時より、最終決戦「グランプリファイナル」を全国ネット・生放送でお届けするが、これに先駆けて、ファイナリスト8組による組み合わせ抽選会および記者会見が、4月25日(金)、東京・フジテレビ本社にて実施。「グランプリファイナル」の組み合わせは、以下の通り決定した。

「グランプリファイナル」対戦表

[第1試合]
先攻:ツートライブ(たかのり、周平魂)
後攻:モンスターエンジン(西森洋一、大林健二)

[第2試合]
先攻:マシンガンズ(滝沢秀一、西堀亮)
後攻:はりけ~んず(前田登、新井義幸)

[第3試合]
先攻:囲碁将棋(文田大介、根建太一)
後攻:吉田たち(こうへい、ゆうへい)

[第4試合]
先攻:金属バット(小林圭輔、友保隼平)
後攻:ザ・ぼんち(ぼんちおさむ、里見まさと)

本イベントのMCを務めたのは、ガクテンソク(よじょう、奥田修二)、令和ロマンの松井ケムリ、そして宮司愛海アナウンサーの4人。MC席に着くなり、ファイナリストたちから「頑張れよ~!」と声を掛けられたケムリは、「今日は、皆さんが頑張る日なんです。僕はもう頑張らせてもらってます」と苦笑い。さらに、「ファイナリスト8組、誰1人欠けなかったことがすごい!1人じゃないって素晴らしいことですね」と笑わせた。

抽選会では、ファイナリスト自らが、これまで行ってきた「ノックアウトステージ」のブロック順に登場し、くじを引いていくことに。ただし、モンスターエンジンの西森は、大阪からの移動中のため抽選会を欠席。また金属バットは、MCのガクテンソク・よじょうに代わりにくじを引いてもらうというお約束の展開を見せた。

ザ・ぼんちは、自分たちに順番が回ってくると、「(漫才が)上手なやつばっかりやからな~」(おさむ)、「誰とも当たりたくない。吉田たちと当たったら、こうへいと飲みに行きづらくなる…(笑)」(まさと)などと、芸歴50年以上の大ベテランであるにもかかわらず、やや緊張の面持ち。だが、第4試合で金属バットと戦うことが決まると、「きっとみなさんが望んでいた対戦やと思います!」(まさと)と意気込んだ。

マシンガンズ(滝沢秀一、西堀亮)

大林健二(モンスターエンジン)

左から)小林圭輔(金属バット)、よじょう(ガクテンソク)、友保隼平(金属バット)

吉田たち(こうへい、ゆうへい)

ザ・ぼんち(ぼんちおさむ、里見まさと)

囲碁将棋(文田大介、根建太一)

はりけ~んず(前田登、新井義幸)

ツートライブ(たかのり、周平魂)

前列左から)マシンガンズ(滝沢秀一、西堀亮)、大林健二(モンスターエンジン) 
後列左から)ザ・ぼんち(ぼんちおさむ、里見まさと)、囲碁将棋(文田大介、根建太一)

前列左から)大林健二(モンスターエンジン)、金属バット(小林圭輔、友保隼平)、吉田たち(こうへい、ゆうへい) 
後列左から)囲碁将棋(文田大介、根建太一)、はりけ~んず(前田登、新井義幸)、ツートライブ(たかのり、周平魂)

左から)松井ケムリ(令和ロマン)、ガクテンソク(よじょう、奥田修二)、宮司愛海(フジテレビアナウンサー)

抽選会が終わると、約10分間の休憩をはさんで、ファイナリスト記者会見がスタート。対戦する2組ごとに登壇し、それぞれ意気込みや対戦相手の印象などを語った。

<ツートライブvsモンスターエンジン> 西森まさかの大遅刻に、周平魂&たかのり「めちゃくちゃ祇園花月です(笑)」

左から)ツートライブ(たかのり、周平魂)、モンスターエンジン(西森洋一、大林健二)

第1試合のツートライブvs モンスターエンジンの会見は、大阪から移動中のモンスターエンジン・西森が到着するのを待ち、イベントの最後に行われた。

この2組の顔合わせについて、ツートライブ・たかのりは「めちゃくちゃ(よしもと)祇園花月です」、周平魂は「それか、FM大阪の喫煙所ですね」と表現。実際、たかのりとモンスターエンジン・大林はよく飲みに行く仲で、また周平魂も大林の近所に住んでいたりと、かなり近しい関係なのだとか。

ツートライブは全国的なお笑い賞レースは初の決勝進出となるが、周平魂は「8組の中で僕らが最も無名。昔から賞レースの“ダークホース”に憧れてたんですけど、今回のツートライブ、その空気出てません?」とポジティブ発言。また、「優勝したらやってみたいことは?」と聞かれると、「深夜の冠番組を1回やらせていただきたい」(周平魂)、「全国のホールを回って満席にしたい」(たかのり)と抱負を語り、最後に2人で「要するに、ミキみたいなことがしたい(笑)」と、人気者の後輩の名前を引き合いに出して笑わせた。

一方、大阪発の飛行機の遅れで会見が終わる15分ほど前にやっと到着した西森は、漫才衣装に着替える間もなく、ラフすぎる私服姿で登壇。「着いてすぐ着替えようとしたら、みんなが『すぐ行ってくれ』って言うから…」とボヤいていた。また、地上波放送だったらアウトとみなされそうな、きわどい発言を繰り返す西森が、大林に「来て早々、なんちゅうことを言うとんねん!」とツッコまれる一幕も。さらに「優勝したらやってみたいこと」の質問に、「来た仕事を誠実にやらせていただきます」と答えた西森は、他のファイナリストたちから「下請けすぎる!」と総ツッコミ。だがそれでも、「野望は…特にないです」と、どこまでも謙虚な西森だった。

ツートライブ(たかのり、周平魂)

モンスターエンジン(西森洋一、大林健二)

<マシンガンズvsはりけ~んず> 滝沢「心の師匠」との対戦に感無量も、前田は「嫌な予感」的中?

左から)マシンガンズ(滝沢秀一、西堀亮)、はりけ~んず(前田登、新井義幸)

第2試合で、2023年準優勝のマシンガンズが対戦するのは、今年結成35年目のベテランコンビ、はりけ~んず。今大会でノックアウトステージ初出場&グランプリファイナル初進出を果たしたはりけ~んずは、「3回目の挑戦で賞レースにちょっと慣れてきたのかもしれない」(前田)、「自分的には、サンパチマイクの使い方がうまくなってきていると思います(笑)」(新井)と、今大会での戦いぶりを自己分析する。

そんなはりけ~んずについて、マシンガンズ・滝沢は「お2人は“心の師匠”。お笑いを始めたとき、はりけ~んずさんの漫才をテレビで見て、ネタを書き起こしていたくらい。だから対戦が決まったときは、泣きそうになりました」と告白。一瞬、感動的な空気になりかけたものの、すかさず西堀から「こいつはゴミ清掃員として講演会をたくさんやってるから、この手の話がうまいんです」とツッコミが。滝沢自身も「そうそう、俺のコメント、書きやすいでしょ?」と取材陣に呼びかけ、笑いを誘う。

「会見が始まる前、マシンガンズと冗談っぽく、“俺らは一緒にならんとこうな”って話してて。そのときから嫌な予感がしてたんです」という前田。「でも、こうなったらもう、れっきとした敵ですから。帰ったらすぐXのフォローを外します」とあおると、滝沢も「優勝するとしたら今年がラストチャンスだと思ってます!」と応戦する。さらに、そこへかぶせるように、西堀が「俺たちは、2023に“忘れ物”をしているので…」とドヤ顔で発言。しかし、キャッチーな言葉を狙いすぎたようで、かえって会場を静まり返らせてしまう結果に。その後も西堀は「吉本ばっかりじゃねえか!太田プロとして負けられねえ!」などと印象的な言葉を残そうとしていたが、いずれも不発に終わったようで、終始首をかしげていた。

マシンガンズ(滝沢秀一、西堀亮)

はりけ~んず(前田登、新井義幸)

<囲碁将棋vs吉田たち> 東西の実力派が激突!「“つかみ”はやらないタイプのコンビ同士が“ネタ”で勝負!

左から)囲碁将棋(文田大介、根建太一)、吉田たち(こうへい、ゆうへい)

第3試合で対戦するのは、2023年グランプリファイナル進出、今年の「ノックアウトステージ32→16」では大会史上最高の297点を獲得した囲碁将棋と、全国ネットの漫才賞レース番組のファイナル進出は今回が初めてとなる吉田たち。

囲碁将棋・根建は、吉田たちの漫才について「いつ見ても面白い。俺らと同じで、あんまり“つかみ”とかはやらないタイプ。ネタ対決になると思うので、今からしびれています」と話し、文田も「昔から見ていて、吉田たちが『THE SECOND』で勝ち上がってこないのはおかしい、と話してました。フジテレビの関係者に何か悪いことでもしたのかな、と思ってたくらい(笑)」と、対戦相手を高く評価していたことを明かした。すると吉田たちも、囲碁将棋に対し、「東京の漫才師の中で一番好きといっても過言ではないくらいの存在」(こうへい)、「リスペクトしてます!」(ゆうへい)と告白。東京vs大阪ながら、相思相愛の2組の対決、という格好になった。ただし、「(お互いに)つかみはやらないタイプ」という根建の発言に関して、「つかみなしでバチバチやり合いたい」と最初は同調していたこうへいだったが、「でも、後攻なので、多少のつかみは入れると思います…」とすぐに前言撤回するのだった。

また囲碁将棋は、ここまでの今大会を振り返り、彼らいわく「“弟分”のタモンズ」を倒して勝ち上がってきたことについて、「うれしいとは思ったけど、さみしさもあった」(文田)と複雑な思いを吐露しながらも、「本心では、弟分が兄貴を倒すなんて、絶対にやっちゃいけないことだと思ってます。不義理すぎるでしょ(笑)」(根建)とぶっちゃけた。一方、吉田たちは今大会を勝ち上がってくることができた要因について、「それはもう完全に“仲が良くなったから”ですね。今、めちゃくちゃ仲良しです!」と声をそろえて答えた。

囲碁将棋(文田大介、根建太一)

吉田たち(こうへい、ゆうへい)

<金属バットvsザ・ぼんち> 3年連続ファイナリストvs53年目の大ベテランの世紀の対決に、友保が本音「マジだるい」

左から)金属バット(小林圭輔、友保隼平)、ザ・ぼんち(ぼんちおさむ、里見まさと)

第4試合では、“『THE SECOND』史上唯一の3大会連続ファイナリスト”金属バットvs“結成53年目の大ベテラン”ザ・ぼんち、という他の漫才賞レースでは決して見られないであろう、異色にして最強の顔合わせが実現。

金属バット・友保は、抽選会で対戦カードが決まった瞬間から、「マジだるいっすわ…」と大先輩との対戦に消極的。一方の小林は、「『THE SECOND』においては(ザ・ぼんちの方が)新人なんで、胸を貸したいと思います」と、あえての上から目線で笑いを誘う。実際、2組の交流は深いようで、ぼんちおさむは「金属バットは、ようネタを勉強しはる」と褒め、里見まさとも「正直、僕が一番戦いたかった相手。勝とうが負けようが、この2人やったら席を譲りますから。テッペンまで行ってください」と愛情あふれるエールを送る。すると、友保が間髪入れずに「そう思うんなら辞退しなはれ」と話の腰を折り、その瞬間、おさむから「こらっ!」と喝が…。互いに軽口をたたき合いながらも、終始仲睦まじい様子の2組だった。

なお、おさむは、優勝賞金が1000万円であることをこの日初めて知ったそうで、目と口を大きく開けて驚きっぱなし。ちなみに、「もし優勝したら、賞金1000万円の使い道は?」との質問に、ザ・ぼんちの2人は特に答えなかったが、代わりに金属バットの小林が「優勝して1000万円もらえたら、合法のパパ活に全部突っ込みます」、友保が「賞金は要らないです。優勝したら、まさと師匠が家も車もくれる、言うてるんで」と回答し、会場を沸かせた。

そして会見終了後は、翌日に名古屋での単独ライブを控えているため、早々に降壇し、会見場を後にしたザ・ぼんちの2人。70歳を超えて今なお単独ライブを開催できるほどの2人の強靱(きょうじん)な体力と気力に、他のファイナリストたちは舌を巻くばかりだった。

金属バット(小林圭輔、友保隼平)

ザ・ぼんち(ぼんちおさむ、里見まさと)

運命の最終決戦「グランプリファイナル」は、5月17日(土)19時より完全生放送!!

約4カ月にわたり繰り広げられてきた『THE SECOND~漫才トーナメント~2025』の戦いを締めくくる頂上決戦「グランプリファイナル」は、5月17日(土)19時より23時10分まで、全国ネット・完全生放送でお届け。東野幸治の司会進行のもと、ハイパーゼネラルマネージャーをくりぃむしちゅー・有田哲平、スペシャルサポーターを博多華丸・大吉が務める。さらに今大会では、スーパーオーディエンスの数原龍友(GENERATIONS)、片寄涼太(GENERATIONS)、髙橋ひかる、花澤香菜、本田真凜、本田望結も参加、お笑い界のみならず各界を代表する豪華な顔ぶれが見守る中、8組のファイナリストが、白熱のトーナメントバトルを繰り広げていく。栄えある『THE SECOND』3代目王者の座と、優勝賞金1000万円を獲得する漫才師は、いったい誰だ――!?

『THE SECOND~漫才トーナメント~2025』大会ロゴ

番組概要

『THE SECOND~漫才トーナメント~2025』
■放送日時
グランプリファイナル:5月17日(土) 19時~23時10分 ※生放送
■出演
【グランプリファイナル司会】
東野幸治
宮司愛海(フジテレビアナウンサー)

【ハイパーゼネラルマネージャー】
有田哲平(くりぃむしちゅー)

【スペシャルサポーター】
博多華丸・大吉

【スーパーオーディエンス】
数原龍友(GENERATIONS)、片寄涼太(GENERATIONS)、髙橋ひかる、花澤香菜、本田真凜、本田望結 ※五十音順

【リポーター】
小室瑛莉子(フジテレビアナウンサー)

【グランプリファイナル出場者】
[第1試合]
先攻:ツートライブ(たかのり、周平魂)
後攻:モンスターエンジン(西森洋一、大林健二)
[第2試合]
先攻:マシンガンズ(滝沢秀一、西堀 亮)
後攻:はりけ~んず(前田 登、新井義幸)
[第3試合]
先攻:囲碁将棋(文田大介、根建太一)
後攻:吉田たち(こうへい、ゆうへい)
[第4試合]
先攻:金属バット(小林圭輔、友保隼平)
後攻:ザ・ぼんち(ぼんちおさむ、里見まさと)
■スタッフ
総合演出:日置祐貴
チーフプロデューサー:大川友也
プロデューサー:織田功士
演出:角山僚祐
ディレクター:玉置 遼
制作協力:吉本興業
制作:フジテレビ バラエティ制作センター

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掲載情報は発行時のものです。放送日時や出演者等変更になる場合がありますので当日の番組表でご確認ください。