2025.04.28更新
ドラマ
(左から)北川景子、倉田瑛茉
カンテレ・フジテレビ系 月10ドラマ 2025年4月28日放送
北川景子主演の月10ドラマ『あなたを奪ったその日から』(カンテレ・フジテレビ系/毎週月曜22時)。このドラマは、食品事故で子どもを失った母親・中越紘海(北川景子)が、事故を起こした惣菜店の社長・結城旭(大森南朋)に憎しみを抱くなか、図らずも旭の次女・萌子(倉田瑛茉)を誘拐することから始まる、11年に及ぶ母の復讐と親子愛の壮大なストーリー。
第1話では、ある日突然、愛する娘を亡くした母・紘海が、死因となったアレルギー食材を混入したとみられる惣菜店の社長・旭に激しい復讐の炎を燃やす様子が描かれ、放送が始まると、Xでは“#あなたを奪ったその日から”が日本トレンド1位を獲得。SNSにも、「北川景子さんの演技がすごすぎて胸が苦しくて涙が止まらない。鬼気迫るお芝居」「無の表情の北川景子さん、いいな。きれいな狂気があふれてる」「第1話ですでに2回泣いた…いろんな複雑な感情がすごく伝わってきて、完全に物語に引き込まれた」など、娘の死で悲しみのどん底に突き落とされ、心が空っぽになった母親を演じる北川景子の演技に、称賛の声が多数寄せられた。また、物語の後半、仇である旭の娘を図らずも誘拐し、自分を「お母さん」だと教えるシーンが放送されると、「思わぬ方向に進みだした!これはどう展開していくんだろう…」と、早くも第2話を待ち望む声があがった。
今夜4月28日放送の第2話では、次女・萌子がいなくなったことで取り乱す旭の姿が描かれ、一方で、裕福な家庭で何不自由なく暮らしているように見える長女・梨々子(平祐奈)の本性も少しずつ明らかに。萌子を誘拐した紘海は、その命を奪うことがどうしてもできず、警察の捜査が自身に及ばないか不安に襲われながらも人目を避けるようにして疑似親子の生活をスタートさせる…。
憎むべき相手の娘でありながら、萌子に亡くなった娘の姿を重ねてしまう複雑な母親の心理を体現する北川は、「誘拐したはいいが…この罪をどうするのか…復讐するのかどうなのか…」と、気になる2話以降の展開に含みを持たせながら、一方で、「彼女の感情や目的はとても複雑なので、視聴者の皆さんも紘海という人物の今後にぜひ注目していただきたいです。良いシーンがたくさん撮れているなと、感じています」と自信をのぞかせた。
また、自分と同じ苦しみを味わわせたいという紘海の手によって、幸せな生活から一転、娘を誘拐された父親を演じる大森は、今作の魅力について聞かれると、「人間の考えや想いは1つではなくて、多面的だっていう部分。登場人物の一人一人が持っているもの、抱えているものが、重くて複雑なので…そういう群像劇な部分は、楽しんでみていただけるんじゃないでしょうか」と語った。
最後に、第1話の放送を終えて「どういう風に視聴者の皆さんに受け取ってもらえるのか、ドキドキです」と、その胸中を明かした北川は、「一見明るく、楽しく過ごしているように見えている人も、その裏では、何か深くて重いものを抱えている。視聴者のみなさんもきっと同じだと思うんですが、誰しもが大なり小なり、何かを抱えながら生きている。そんな中でも、一生懸命頑張ったり、取り繕ったりしながら、社会が成り立っている。人間の危うかったり脆かったり…そういう部分もこのドラマはリアルに描いていると思います。たくさんの方に、共感してもらえるのではないかなと思います」とメッセージを寄せた。
大森南朋
北川景子
(北川)良いシーンがたくさん撮れているなと、感じています。今回、台本がクランクイン前に全部揃っている現場なのですが、私はそういう経験が初めてで、全話の台本があるって、うれしいなあ、ありがたいなあ、と思っています。
(大森)なかなか珍しいですよね。クランクイン前に全部揃ってるって。ただ逆に、重くのしかかるものもあるよね。おお…全部台本ある…と(笑)。
(北川)たしかに(笑)。撮影自体は、1話から順に撮影というわけではないので、今どこを撮影しているんだろうって思うときもありますが、つながったものを見るのがとても楽しみです。
(大森)北川さんも私の役柄も両方とも、“娘を失う”ので、辛いところはつらいですけどね。手ごたえは感じています。今後の展開を見るのが楽しみです。
(北川)今後の展開になるので、詳しくは言えないのですが、大森さん演じる旭さんが、一緒にあることをしてくれて…旭さんのいろんな一面を見られるシーンがあって、そのシーンは、感動してました。
(大森)なんかカッコつけちゃってるよね。
(北川)大森さんの役は、結構キメ台詞みたいなもの多いですよね。とにかくかっこいいですし、優しいです。
(大森)一言でいうのは、難しいなあ。
(北川)人の心は…“万華鏡”だという部分じゃないですかね。
(大森)そうだね。人間の考えや想いは1つではなくて、多面的だっていう部分。登場人物の一人一人が持っているもの、抱えているものが、重くて複雑なので…そういう群像劇な部分は、楽しんでみていただけるんじゃないでしょうか。
(北川)私も同じように思います。一見明るく、楽しく過ごしているように見えている人も、その裏では、何か深くて重いものを抱えている。視聴者のみなさんもきっと同じだと思うんですが、誰しもが大なり小なり、何かを抱えながら生きている。そんな中でも、一生懸命頑張ったり、取り繕ったりしながら、社会が成り立っている。人間の危うかったり脆かったり…そういう部分もこのドラマはリアルに描いていると思います。たくさんの方に、共感してもらえるのではないかなと思います。
(北川)大森さん、ずっとかっこいいです。
(大森)ありがとうございます。今、ニヤニヤしないように気を付けています(笑)。
(北川)大森さんって、女性からはもちろんそうですけど、現場のスタッフの話を聞いていても、男性からも『かっこいい!』と言われていて。同性からも『ずっとかっこいい』『ステキだ』と言われているんです。私の夫も『かっこいい…』って、常に言ってますね(笑)。声も、佇まいもすごくかっこいいです。
(大森)いえいえ…そんな…よろしくお伝えください…今回、北川さんとちゃんと向き合って共演するのが初めてなのですが、『キレイな顔してるなあ』(笑)。『整ってんなあ…』『あ、北川景子だ…』って思いながら日々送っています。
(北川)(爆笑)シリアスな作品ですけど、休憩時間はよく話しますよね。楽しいです。
(大森)おしゃべりチームですね。
(大森)1話いかがでしたでしょうか?これから何が起こるのか…
(北川)1話では、旭(大森)の娘を私が誘拐しました。今後、どうする…というのが2話ですね。
(大森)きっと、旭は、娘を探すでしょうね。
(北川)誘拐したはいいが…この罪をどうするのか…復讐するのかどうなのか…彼女の感情や目的はとても複雑なので、視聴者の皆さんも紘海という人物の今後にぜひ注目していただきたいです。
(大森)脚本を読んでいるだけでも面白くて、次はどうなるんだろうと思いますので、今後どうなるのか、ぜひ、ヒリヒリしながら楽しんでください。
(北川)どういう風に視聴者の皆さんに受け取ってもらえるのか、ドキドキです。感想をお待ちしております。面白いって思ってもらえるように、頑張りますので、よろしくお願いします。
紘海(北川景子)は知らぬ間に車に乗り込んでいた萌子(倉田瑛茉)を自宅へ連れ帰り、旭(大森南朋)に復讐(ふくしゅう)するため、その命を奪おうとするが、どうしてもできない。それどころか、萌子に亡くなった娘の姿を重ねてしまう。 その頃、結城家では萌子の安否を心配する旭が、いなくなったときの状況を刑事たちに説明していた。すると、梨々子(平祐奈)の家庭教師の玖村(阿部亮平)が、家の近くで不審な女を見たと証言。刑事から心当たりを聞かれた旭が考えあぐねていると、隣にいた望月(筒井道隆)の脳裏に、ある人物の顔が浮かぶ。一方で、旭とギクシャクした関係にある長女の梨々子は、有力な情報が何一つなく疲労困憊(こんぱい)の旭を前に、紘海の娘が亡くなった一年前の事故の話を持ち出し、「因果応報だ」と言い放つ。さらに、愛情不足の寂しさをある方法で埋めようとする…。 紘海のことを自分の母親だと勘違いしている萌子の気持ちを利用し、「お母さん」と呼ばせることにした紘海。そんなとき、突然家のチャイムが鳴り、隣の部屋に引っ越してきたガールズバーの店員・野口初芽(小川李奈)があいさつにやって来る。しかも、あろうことか萌子を見られてしまう。その場はやり過ごすものの不安になった紘海は、その夜、ひと気のない海に向かって車を走らせて…。
(左から)倉田瑛茉、北川景子
北川景子
第1話:https://tver.jp/episodes/epdro7dy9i?p=0
掲載情報は発行時のものです。放送日時や出演者等変更になる場合がありますので当日の番組表でご確認ください。