2025.03.17更新
ドラマ
2025年3月17日22時~22時54分
板垣李光人と中島裕翔がW主演の『秘密~THE TOP SECRET~』(カンテレ・フジテレビ系)。第7話では千堂外務大臣(生瀬勝久)の一人娘・咲の誘拐事件が発生。20年前に娘を失い、千堂大臣への復讐を誓った淡路真人(伊武雅刀)が容疑者として浮上する。青木(中島裕翔)は、少女を救いたいという優しさとまっすぐさ、それゆえに危険を顧みない大胆さを発揮。そんな青木に薪(板垣李光人)も突き動かされて少女の救出に乗り出し、互いを思いやる薪と青木にバディとしての絆がより強まっていく…という回だった。ドラマの終盤、少女の救出に動けずやるせなさのあまり階段で泣き崩れる薪に、そっと青木が寄り添うシーンにSNSでは「青木の声色、やさしくて強くてすごいわ」「名シーンだったなぁ」といったコメントが寄せられた。また千堂大臣役の生瀬について「千堂、迫力ありすぎて震えた!」「大臣が憎らしくて素晴らしい」など、その演技力を称賛するコメントが並んだ。
第8話は第7話の前編から続く後編。淡路役の伊武と千堂大臣役の生瀬、二人の名優が前回に続き“真剣勝負”を繰り広げる。復讐のため「鬼になる」と誓った淡路が病室で千堂に対峙した際の、鬼気迫る表情や緊迫感は必見。一方で娘のためなら手段を選ばない千堂が、淡路から「究極の選択」を迫られ、愚かしくも人間味溢れる姿をさらけ出すなど、重厚さと悲哀あふれるシーンとなっていて見逃せない。また今回、淡路が千堂大臣に仕掛けた復讐の裏には、ある“衝撃のワナ”が隠されているのもみどころ。誘拐事件の結末で全てが明かされるためぜひ最後までご覧いただきたい。さらに薪が青木の身を心配するあまり思わず胸の内を明かす場面も。雪子(門脇麦)も青木への思いをさらに深めていくなど、薪、青木、雪子の三角関係は回を追うごとに複雑になっていて、目が離せない。
コンテナ内に拉致された少女が娘の咲(葵うたの)ではないと分かった途端、海上保安庁による救出を中止させ、見殺しともいえる判断を下した千堂(生瀬勝久)。薪(板垣李光人)は、『第九』のMRI捜査を逆手にとった淡路(伊武雅刀)の犯行に怒りを覚える一方、なぜ敢えて別の少女に咲の身代わりをさせたのか、その真意を図りかねていた。
その頃、病室で千堂と直接対面することに成功した淡路は、自分が生きている限り脳は見られない、ゆえに咲の居場所は決して分からないと、千堂を挑発する。警察も咲の行方を追うが手がかりは乏しく、もはや淡路の証言がなければ咲の命が尽きるのも時間の問題だった。ついに千堂は、今回の犯行の原因となった、20年前の自らの行いを淡路に謝罪。土下座をしての居場所を教えてほしいと懇願する。しかし、淡路は罪などせずとも咲を見つけ出す方法があると、千堂にある提案をする。そんななか、咲の身代わりにされたコンテナ内の少女の身元が判明。青木(中島裕翔)がヘリで救出に向かい、薪は警察庁長官(利重剛)に救出作業の協力要請を直訴する。だが、淡路の千堂大臣への復讐には、もう一つの衝撃のワナが隠されていた…。
第8話の放送を前に、ドラマプレゼンターの赤ペン瀧川による、第1話から7話までを振り返る解説動画がTVerで配信中。W主演の板垣李光人、中島裕翔が解説を見て盛り上がるオリジナルトークも動画に収められていて、8話の放送前に是非ともご覧いただきたい。
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