2025.03.06更新
ドラマ
市毛良枝
第9話:3月6日(木) 毎週(木) 22時~22時54分
フジテレビで放送中の木曜劇場『日本一の最低男 ※私の家族はニセモノだった』<毎週(木)22時~22時54分>。選挙当選のためにイメージアップを狙い、義弟の小原正助(こはら・しょうすけ/志尊淳)とその子どもたちと暮らすことになった大森一平(おおもり・いっぺい/香取慎吾)が、次第に家族の問題と真剣に向き合い、やがて本気で社会を変えようとする姿を描く“選挙&ニセモノ家族ドラマ”。ついに“選挙編”に突入する第9話では、ゲストとして市毛良枝が出演!10年ぶりのフジ連ドラ出演となる。商店街で老舗銭湯を営み、歴史ある“まち”を守るリーダー役に。一平の幼少期を知る人物で、長年商店街で暮らし、再開発の波が押し寄せる大江戸商店街で再開発に反対の姿勢を貫く老婦人役となる。そんな市毛と香取は、かつてバラエティー番組で共演歴があり、約30年ぶりの再会となるようだがドラマ作品としては初共演!今夜から始まる選挙編で、市毛はどのような活躍を見せてくれるのか、ご注目いただきたい。
このたび市毛が演じることになったのは、一平が幼い頃から存在している老舗銭湯“高田湯”を営む高田あき子(たかだ・あきこ)。大森家のおうち学童に通っている高田美月(たかだ・みづき/松岡夏輝)の祖母で、沖縄で店を始めた息子夫婦に代わって美月を育てている。昔からまちで暮らす人たちの憩いの場になっていた高田湯だったが、再開発エリアに指定されてしまう。高田湯、そして大江戸商店街を守りたいと、再開発に反対の姿勢の立場を取る。
市毛は「木下恵介 人間の歌シリーズ『冬の華』」(1971年、TBS系)でテレビドラマデビュー。デビュー後から大河ドラマ『独眼竜政宗』(1987年、NHK)、『火曜サスペンス劇場シリーズ』(日本テレビ系)をはじめとした時代劇、サスペンス、ホームドラマなどジャンル問わずさまざまな作品で印象に残る役を好演。『やまとなでしこ』(2000年、フジテレビ系)で演じた心優しき母親像も評判となった。近年も映画『ラーゲリより愛を込めて』(2022年)、映画『明日を綴る写真館』(2024年)など、多数の映像作品に出演するほか、執筆活動や講演も行っている。フジテレビの連続ドラマとしては『心がポキッとね』(2015年、フジテレビ系)以来10年ぶりの出演となり、香取慎吾とドラマ作品初共演。
“ニセモノ家族ドラマ編”から、ついに “選挙ドラマ編”に突入していく第9話。大江戸区での大規模な再開発計画を聞いた一平は、出馬に向けて再開発すら自らの選挙のために“利用”していくのか、それとも…。家族ドラマからジャンルを横断して、“社会派エンタメドラマ”となる『日本一の最低男 ※私の家族はニセモノだった』第9話もお楽しみに!
市毛良枝
◆市毛良枝
「銭湯を切り盛りし街を愛する、あき子さんを演じました。彼女の思いから現代に生きる我々の問題が見えて切なくなります。弱者が切り捨てられない社会であってと願うばかりですが。
香取慎吾さんとは約30年ぶり。バラエティー番組で共演した当時は少年の面影を色濃く残す青年でした。大人になっても変わらない温かさをお持ちで、楽しくご一緒できてうれしかったです」
大江戸区長の長谷川(堺正章)から呼び出された一平(香取慎吾)は、区役所の移転に伴う再開発計画への協力を求められる。だが再開発の予定地には、一平たちが暮らす家や商店街も含まれていた。突然の話に動揺する一平に対し、真壁(安田顕)は道路拡張と、区役所も入ることになる二棟の高層マンション建設について淡々と説明する。さらに長谷川は、この計画に反対している地権者の説得役を一平に依頼。これまでに商店街を巻き込んだ男性同性カップルの結婚式の主催、不登校児へのサポート、こども食堂の運営など、短期間で地域住民に食い込むという結果を出した一平を見込んでのことだった。
一平がまちに愛着を持ち始めていることに気付いている真壁は、「悪い話じゃない。お前にとっても住民にとっても」と言い放つ。それに対し、一平は自分が納得できてからやりたいと返答。真壁は、賛成派の地権者たちが集まる集会に出席するよう指示するのだった。
そんな折、一平や正助(志尊淳)たちは自宅の給湯器が壊れてしまったため、近所の歴史ある銭湯「高田湯」を訪れる。その銭湯は、ひまり(増田梨沙)の友人・美月(松岡夏輝)の祖母で、一平も幼いころからよく知っている高田あき子(市毛良枝)が営んでいた。昔から住む人々にとって集会場のような憩いの場になっていたが、実は高田湯も再開発エリアに指定されていて……。
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