2025.02.20更新
FOD
(C)田岡りき/小学館/フジテレビ
2月21日(金)20時~配信スタート 毎週金曜日2話ずつ最新話配信
フジテレビが運営する動画配信サービスFODにて、2025年2月21日(金)20時より配信開始するドラマ『今日のさんぽんた』の完成発表イベントを、2月19日(水)にフジテレビマルチシアターで開催した。
ドラマ『今日のさんぽんた』は、小学館「ゲッサン」連載中の田岡りきによる同作名のマンガを実写化した作品。飼い主のりえ子と柴犬・ポン太は、今日も日課のお散歩へ。しかし、能天気でちょっと抜けてるご主人様に、ポン太は色々と思うところがあるようで…りえ子のボケに、ポン太が心の中でツッコむシュールなお散歩コメディーが繰り広げられる。
今回、柴犬・ポン太役(声)を、演劇ユニット「TEAM NACS」メンバーで、硬派な役から個性的な役まで演じられる俳優として数々の話題作に出演し、映画・テレビ・舞台を中心に活動している安田顕が演じる。
飼い主のりえ子役は2014年に「ちゃおガール2014☆オーディション」で準グランプリ、2016年より成長期限定ユニット・さくら学院で活動し、2019年に卒業。同年に映画『さよならくちびる』で女優デビュー、2022年公開映画『麻希のいる世界』で映画初主演を務める新谷ゆづみが演じる。
完成発表イベントは、柴犬・ポン太役(声)の安田顕、飼い主のりえ子役の新谷ゆづみ、ポン太を演じた柴犬・のこが登壇し、西山喜久恵(フジテレビアナウンサー)の司会進行のもと開催された。
こちらの完成発表イベントの模様は後日FODで配信の予定。
以下に、完成発表イベントの様子を抜粋してお伝えする。
安田「別の撮影現場でこのドラマのプロデューサーと雑談していたとき、ちょうどSNSでこの原作を見ていて、ただただ散歩してりえ子がしゃべっているだけなんだけど、とても面白くてハマっている話をしたところ、1か月後ぐらいに、ドラマ化します、と。安田さん、ポンタの声です、と。確かに僕は自分の飼っているワンちゃんがしゃべってくれないかな、と夢を持っていて、でも細かく言うと、僕は犬にしゃべって欲しかった訳で、でも今回は犬としてしゃべる役どころだった、という。でも実写版というのはある意味夢がかなった訳なので本当に感謝申し上げます。自分の大好きな作品がこういう形でドラマ化してくれて夢のようなことです」
安田「実写になったときに、新谷さん演じるりえ子をみて、りえ子がいた!ってなりましたし、のこちゃん演じるポン太の神演技、そして音声や音楽がうまくマッチしていて、最後の歌がまたよく合っているエンディングの映像がまた凄く良いんです」
「アフレコで安田顕さんが、ポン太の気持ちになりきって新たなセリフを生み出してくれました。第四話の「良い行い」というエピソードで、自販機前、ラストの公園で別のセリフを考えていたのですが、「水……」と一言で表してくれたのは爆笑ものでした!」をきいて
安田「ありがとうございます。第4話で自動販売機の前で何を買うか選んでなかなか買わないシーン。私もワンチャンと一緒に暮らしていますから、あのような時、ワンちゃんはとにかく水のことしか考えていないはずなので、その思いをポロっと言ってしまった覚えがあります」
新谷「撮影しながら笑いが止まらなくなったのは“全自動犬吸いマシーン”独特な感性で撮影中もりえ子の頭の中どうなってるんだろうと、笑いが止まらなくなりました」
犬の匂いについての話から、安田と西山アナがポン太の額の匂いを嗅ぎ、元気をもらうなど“犬吸いマシーン” への共感で盛り上がった。
新谷「ずーと独り言を言っていて、その場ではもちろんポン太からの返事はないので、ポン太のセリフのところだけ間を計算して空けつつ、みたいなところです笑」
新谷「初対面の時、一番最初に散歩の練習をした時はもう勢いが凄すぎて、全く操れなくて、走ったら走っただけ元気に走って(笑)でもだんだんとエサを隠して“持ってますよ?”というのを上手く見せていける様になるとだんだんと仲良くなってもらえました(笑)」。久しぶり歩いてみたら?という西山アナからフリでステージ上でポン太のリードを引き散歩する場面を見せた。
新谷「とにかく落ち着いてらっしゃる。堂々としている。神演技をいくつも見せてくれた。リードを引っ張っても全く動かず頑なに散歩を拒むシーンや、エアー散歩でりえ子に付き合いきれなくなったポン太のシーンでは、素晴らしいタイミングで小屋に入っていったことがあり、それは何の指示もなくポン太がアドリブで入っていった神演技です」
「マンガを描いていて「この感じってどのくらい伝わってるんだろうな」と思うことがよくあるのですが、完成版を見てまず思ったことは「ちゃんと伝わってる…!」でした。いい空気感でいい塩梅のテンションの実写化、ありがとうございます。むしろ新谷さんと安田さんのおかげでりえ子と僕の中のポン太の解像度が上がった気がします。ありがとうございます」
をきいて
安田「原作のファンでしたので、上手く伝わっているかな、新谷さんももちろんのこと、ディレクターやスタッフ含めて全員が原作の空気感を目指していて、それが生みの親の方に伝わっているのは本当に有難いです」
会場に来ていた田岡先生から「まさか全自動犬吸いマシーンが映像化されると思わなかった。あれ何とかギリギリひねり出したネタだったのですが、それがまさか。漫画を描くことの責任みたいなものを感じました。感無量です。有難うございます」とコメントがあった。
安田「私も犬が好きですし、そうでなくても、肩ひじ張って、さあみるぞと力をいれる番組ではないですし、ちょうど良い コンパクトなサイズですから、見て頂けるとほっこりした温かい気持ちになれる、ちょっとした息抜きになると思いますので是非みてください」
新谷「この映像化に携わらせていただき感謝しかないです。私もワンちゃんを飼っていて、犬との日々って本当にかけがえがないな、とポン太と撮影していてすごく深く感じて、私の飼っている愛犬に対しても愛情が深まった気がします。ワンちゃん飼っている方もそうでない方も、ほっこり、ほのぼのした気持ちになってもらえる作品だと思いますので是非沢山の方にみてもらえたら幸せです」
また今回番組グッズが発売されることとなりました。2月21日(金)17時よりフジテレビイーショップで先行販売いたします。
掲載情報は発行時のものです。放送日時や出演者等変更になる場合がありますので当日の番組表でご確認ください。