2025.02.19更新
ドラマ
左から)五頭岳夫、小関裕太
<第7話 2月26日(水) 22時~22時54分 毎週(水) 22時~22時54分>
フジテレビでは、毎週水曜22時~22時54分にて、主演・上川隆也、共演・内田理央、宮世琉弥、浜野謙太、本多力、船越英一郎らでおくる水10ドラマ『問題物件』を放送中。この度、第7話(2月26日放送)に五頭岳夫、小関裕太(友情出演)のゲスト出演が決定した。
本作は、自殺、ポルターガイスト、失踪、ゴミ屋敷など、さまざまな不動産物件で起こる奇々怪々な事件の謎を、破天荒なヒーローと物件マニアのヒロインが鮮やかに解決していく不動産ミステリー。
原作は、昨年公開した映画『名探偵コナン 100万ドルの五稜星』(東宝)の脚本などを手がける作家・大倉崇裕氏の『問題物件』、『天使の棲む部屋 問題物件』(いずれも光文社)。これまで、ドラマ『福家警部補の挨拶』(2014年/フジテレビ)、『警視庁いきもの係』(2017年/フジテレビ)でタッグを組んだプロデューサー・貸川聡子と3度目のタッグで、『問題物件』を待望の映像化する!誰にとっても身近な存在である“家”を舞台に、人並み外れた記憶力と天才的な推理力を持つ謎の男が、不可思議な事件に隠された謎を鮮やかに解き明かしていくミステリードラマがここに誕生!
五頭岳夫
販売特別室・若宮恵美子(わかみや・えみこ/内田理央)が営業部時代の先輩から託された一つの依頼。それは、タワマン開発事業計画で取り壊し予定であるマンション住人への立ち退きについて――。早急に出て行ってもらわないと、計画が遅れ損害がふくらんでしまうと先輩から泣きつかれ、特別に引き受けた。犬頭光太郎(いぬがしら・こうたろう/上川隆也)と恵美子は廃虚化したマンション“コーポゴア”で、唯一の住人・猪俣広巳(いのまた・ひろみ)と対面。しかし猪俣は、何かと理由をつけて出て行くそぶりを一切見せなかった。
第7話のキーマンでマンション“コーポゴア”301号室の住人・猪俣広巳を演じるのは、2024年にNetflixで配信されたドラマ『地面師たち』に出演したことで一躍、時の人となった五頭岳夫(ごず・たけお)。再開発計画を進めるため立ち退いてほしい、新しくて住みやすい部屋を紹介すると言われるも、引っ越す意志はなく、恵美子から占有屋ではないかと疑われる。仮に占有屋だった場合、その背景には暴力団がいるのではないかとにらんだ犬頭は、再開発を快く思っていない“太平洋組”という暴力団を調べるために動き出し…。
実際の巨額不動産詐欺事件をもとにした同名小説をドラマ化し、国内外で大きな話題を呼んだドラマ『地面師たち』(Netflix/2024年)。五頭は、第1話で“地面師たち”に金で雇われるなりすまし老人役を好演し、見る者を魅了した。2018年公開の映画『教誨師』(マーメイドフィルム/コピアポア・フィルム)では、文盲でお人よしなホームレスの死刑囚役で出演した他、映画『正体』(2024年/松竹)、ドラマ『オクラ~迷宮入り事件捜査~』(2024年/フジテレビ)など、話題のドラマや映画作品に出演。2025年に入り、ドラマ『プライベートバンカー』(テレビ朝日系)ではだんご屋の常連客、『まどか26歳、研修医やってます!』(TBS系)では将棋好きの入院患者、『風のふく島』(テレビ東京系)では草刈りをする村人役として、すでに3作品に出演している。今年4作品目となる遅咲きの大ブレイクを果たした名バイプレーヤー・五頭の演技にご注目いただきたい!
小関裕太
小関裕太(こせき・ゆうた)が演じるのは、恵美子の営業部時代の先輩で現在は開発事業部で働く岩下圭吾(いわした・けいご)。大島不動産販売の本社に出社した恵美子と偶然再会。クレーム対応の部署に異動した恵美子のことを心配しているそぶりではあるが、空気の読めない言動で恵美子を引かせる。今の部署で成果を上げている恵美子に、タワマン開発事業計画で取り壊しになる予定のマンション住人の立ち退きについて相談する。恵美子は岩下から、住人を立ち退かせてくれたら新築マンションの売り出し広告のコピー=大好きなマンションポエムを考えていいと言われやる気を出すが……。
子役として俳優活動を開始した小関は、テレビドラマ、映画、舞台など数々の話題作に出演。本作のヒロイン・内田演じる、性に奔放で依存系女子と、悪気なく女子に手を出す魔性の男として共演したドラマ『来世ではちゃんとします』シリーズ(2020年~2023年/テレビ東京系)での怪演が話題に。近年の主な出演作として、ドラマ『癒やしのお隣さんには秘密がある』(2023年/日本テレビ系)、『大奥』(2024年/フジテレビ系)、『不適切にもほどがある!』(2024年/TBS系)、『素晴らしき哉、先生!』(2024年/テレビ朝日系)、『あのクズを殴ってやりたいんだ』(2024年/TBS系)、ミュージカル『四月は君の嘘』(2022年)、 ミュージカル『ロミオ&ジュリエット』(2024年)など。現在、カンテレ火曜ドラマ『御曹司に恋はムズすぎる』<毎週火曜23時~23時30分>にレギュラー出演する他、『相続探偵』(日本テレビ系)の第5話(2月22日放送予定)では相続争いに巻き込まれる嫡男役で出演予定。ヒット作には欠かせない存在の小関が演じる岩下にもご期待いただきたい!
五頭、小関が出演する第7話は来週2月26日(水)22時から放送!お楽しみに!
若宮恵美子(内田理央)が大島不動産販売・本社ビルへ出向いていると、営業部時代の先輩で開発事業部の岩下圭吾(小関裕太)に声を掛けられる。岩下は、恵美子が販売特別室で様々な厄介な案件を解決してきたことを知り、ある相談を持ちかける。開発事業部で進めているタワマン計画で、取り壊し予定のマンションに1人だけ立ち退きを拒む住人がいて困っているのだという。室長の大島雅弘(宮世琉弥)と相談し、依頼を引き受けることにした恵美子。
その頃、社長の大島高丸(船越英一郎)は、他部署から直接依頼が舞い込むほど販売特別室の評判が上がっていることに苛立ちを募らせていた。そんな中、片山芳光(本多力)は、かつての恵美子との会話から、彼女の手助けをした謎の男・犬頭光太郎(上川隆也)の存在を思い出す。高丸は、犬頭こそが販売特別室の成功の鍵を握る秘密兵器なのではないかと考え、片山に調査を命じるのだった。
恵美子が取り壊し予定のマンション・コーポゴアに到着すると、そこにはまたもや犬頭の姿が。犬頭は立ち退きを拒む住人・猪俣広巳(五頭岳夫)の部屋の前で大声で呼びかけていた。しぶしぶ猪俣が姿を見せると、犬頭はトイレを借りるふりをして部屋の様子をチェック。一方の恵美子は猪俣に立ち退きの説得をするが、「この部屋が気に入ってる」と一蹴されてしまい、まったく応じる気がなさそうで…。
部屋を後にした2人。犬頭は、室内の殺風景な状況から、猪俣には他の住まいがあると推測する。その言葉を聞いた恵美子は、猪俣がお金目当ての占有屋なのではないかと考えるが、犬頭はその裏に暴力団が絡んでいる可能性があると指摘する。さらに、その後の調査で、この一帯を縄張りにする『太平洋組』という暴力団の存在が明らかに。犬頭は怖がる恵美子を連れて、太平洋組のビルへ乗り込もうとするのだが…。
「私は1500世帯のマンモス団地に居住。築55年で建て替えが始まりました。毎日、救急車のサイレンが聞こえます。私は自治会で1棟(40世帯)の班長立候補3期目突入。40世帯の75%が70歳以上の高齢者で、その80%が独居。車椅子や脳障害からの歩行困難者、サポートが必要な糖尿病などの持病のある方が多数。最近ご主人を亡くした80代の方が、毎日、車椅子のご主人を押した散歩コースを1人で歩き、認知症でよく鍵が無いと私を訪ねて来ます。よく探さず依存する行為は“誰かとしゃべりたい、関わりたい”シグナルだと思い対応してます!ご主人ロス!?台本を読み、猪俣自身の境遇など随分身近に感じ、そして役作りの参考になりました!ひとごとではないし、若いからとか年齢関係無く、必ずや誰もが通る道。行政対応がAI主流になり、独居高齢者が切り捨てられている現状を垣間見たようです。プライバシーの枠をどんどん狭め、棟の班長としても踏み込めず、居住者の隣組として歯がゆい思いです。そんな悲哀を猪俣の役を借りて表現出来たらという思いで演じました。すごい問題提起しているのですが、サラッと解決し、さらにコメディーになっていて笑えるドラマです!!どうぞお楽しみにして下さい」
「若宮恵美子の営業時代の上司、岩下を演じさせていただきました。第7話は岩下がきっかけで、若宮たちがとある事件に巻き込まれていきます。ピンポイントの役どころにはなりますが、テンション高めだけど憎めない岩下のキャラクターを楽しんでいただけるとうれしいです!今回は“タワマン開発事業”をきっかけに住人を立ち退かせるところから始まりますが、そこから分かっていく人物像たち。何が真実なのかわからないところが見どころになります。そして2人(若宮と岩下)の掛け合いによって、若宮の営業時代がひもとける面白いシーンにもなっていると思います。ドラマのいちファンとしては犬頭さんの正体も気になるところ。ぜひご覧ください!」
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