2025.02.13更新
ドラマ
奥野瑛太
第6話:2月13日(木) 毎週(木) 22時~22時54分
フジテレビで放送中の木曜劇場『日本一の最低男 ※私の家族はニセモノだった』<毎週(木)22時~22時54分>。選挙当選のためにイメージアップを狙い、義弟の小原正助(こはら・しょうすけ/志尊淳)とその子どもたちと暮らすことになった大森一平(おおもり・いっぺい/香取慎吾)が、次第に家族の問題と真剣に向き合い、やがて本気で社会を変えようとする姿を描く“選挙&ニセモノ家族ドラマ”。今夜放送の第6話では、2024年度エミー賞史上最多18部門を受賞した海外ドラマ『SHOGUN 将軍』(2024年)や『さよならのつづき』(2024年、Netflix)など話題作に立て続けに出演する名バイプレーヤー・奥野瑛太が、一平のめいっ子・ひまり(増田梨沙)の実の父親役で登場!今まで物語内でも素性が明かされていなかった“ホンモノ”の父親の登場で、“ニセモノ家族”はどうなる!?何やらワケありげな父親のようだが…作品によって主役から脇役まで変幻自在に演じ分ける技巧派・奥野がどのように演じていくのか注目だ。
今回、奥野瑛太が演じる中林康太(なかばやし・こうた)は、小原陽菜(こはら・はるな/向里祐香)の元夫でひまりの実父。一平の父・大森平蔵(おおもり・へいぞう)からは反対されながらも結婚し、ひまりを授かった。しかしある理由から、陽菜たち家族の前から突然姿を消してしまい離婚。現在は倉庫で働きながら生計を立てている。そんなある日、康太は数年ぶりに一平の前に姿を現して…。
奥野は映画デビュー作品となる『SR サイタマノラッパー』(2009年)のラッパー役で注目を集め、続編となる映画『SRサイタマノラッパー ロードサイドの逃亡者』(2012年)で映画初主演を果たす。その後も映画『海賊とよばれた男』(2016年)や、香取慎吾の主演映画『凪待ち』(2019年)に出演。また、『最愛』(2021年、TBS系)、映画『ラーゲリより愛を込めて』(2022年)、『さよならのつづき』(2024年、Netflix)など、さまざまなテイストの作品で見た者の印象に深く刻まれる役を器用にこなす名バイプレーヤーとして爪痕を残す。そして、実在する指名手配犯の逃亡生活を描いた衝撃作として話題の映画『桐島です』(2025年)の公開を控えるなど、今後の出演作にも注目が集まる。
一平や正助、そしてひまりの前に康太が現れることで、物語が大きく動く今夜。一平が小原一家との同居を自身の選挙活動に“利用”していることが正助にバレてしまい、ただでさえ家族崩壊の危機にある大森家で暮らす人々。ひまりは実父の元へ行ってしまうのか…選択は果たして!?“ニセモノ家族”たちが、家族の在り方を問う『日本一の最低男 ※私の家族がニセモノだった』第6話もお楽しみに!
奥野瑛太
左から)香取慎吾、奥野瑛太
◆奥野瑛太
「『日本一の最低男』の第6話、家族を捨てた“最低クズ”な役ですとお話をいただきました。 タイトルに“最低男”と入っているのに、それとは別の最低な男をやるのか!?うーん、最も低い…“底”?なんだろう?などと、ちょいと意気込んで台本を開いてみたら、そこに最低な人間など1人も出てきませんでした。登場人物全員が自分ではない誰かのために動いて、誰かの為に怒って、泣いて、叫び、生きているような描写ばかり。現場の雰囲気も同じく、そこはかとなく温かでその中心にはいつも底抜けに明るい一平さんがいました。僕が底意地悪く“一平演じる香取さん、ほんと最高男じゃねーかよ!”と、羨望(せんぼう)の眼差(まなざ)しで管(くだ)を巻き緊張であいさつもできずドギマギしていたら、“久しぶり!また一緒になれて本当にうれしい!”とガッシリと握手&ハグしてくれた香取さん…やさしいこと底方無し。本当にうれしかったのはこっちのせりふです。最高で心底頼れる男にやられました。楽しかったです」
正助(志尊淳)は、一平(香取慎吾)が選挙に出馬するために同居を利用していることに気づいてしまう。ショックを受けた正助はできるだけ早く大森家から出て行くと告げるも、ひまり(増田梨沙)の誕生日まではいさせてほしいという。みんなで迎える誕生日を楽しみにしているひまりのため、それまでは“家族のふり”を続けてほしいというのだ。
一方、一平はSNSにアップしていた家族写真を削除したことを真壁(安田顕)から悪手だと非難され、「同居解消は絶対に阻止しろ」と念を押される。選挙に出る際のイメージダウンを懸念した一平は、ひまりと朝陽(千葉惣二朗)を味方につけて同居を続けられるよう動き出す。
そんな折、一平が発起人となって始まった『こども食堂』の特集がニュース番組で放送される。番組では、調理担当の都(冨永愛)や、ボランティアスタッフとして働くひまりの姿も紹介。その中でひまりは、母・陽菜(向里祐香)が残した料理のレシピについて触れて、「お母さんのご飯を、またお父さんに食べてもらいたい」と話す。それを見ていた正助は感極まってしまう。
翌日、都の店を訪れた一平は、ひまりの誕生日会を店で盛大に開きたいと相談を持ちかけるが、番組の反響が大きく、予約でいっぱいだという。正助一家との同居を続けるために引き下がれない一平。しかしそんな中、店の外に不審な人影が見えて…。
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