『問題物件』

2025.02.12更新

ドラマ

小沢真珠、松井玲奈、こがけんが第6話出演!小沢、新興宗教団体の教祖役を怪演!松井は信者役を熱演&こがけんは怪しげな大家に!?

左から)松井玲奈、小沢真珠、こがけん

『問題物件』

<第6話 2月19日(水) 22時~22時54分 毎週(水) 22時~22時54分>

フジテレビでは、毎週水曜22時~22時54分にて、主演・上川隆也、共演・内田理央、宮世琉弥、浜野謙太、本多力、船越英一郎らでおくる水10ドラマ『問題物件』を放送中。この度、第6話(2月19日放送)に小沢真珠、松井玲奈、こがけんのゲスト出演が決定した。

本作は、自殺、ポルターガイスト、失踪、ゴミ屋敷など、さまざまな不動産物件で起こる奇々怪々な事件の謎を、破天荒なヒーローと物件マニアのヒロインが鮮やかに解決していく不動産ミステリー。

原作は、昨年公開した映画『名探偵コナン 100万ドルの五稜星』(東宝)の脚本などを手がける作家・大倉崇裕氏の『問題物件』、『天使の棲む部屋 問題物件』(いずれも光文社)。これまで、ドラマ『福家警部補の挨拶』(2014年/フジテレビ)、『警視庁いきもの係』(2017年/フジテレビ)でタッグを組んだプロデューサー・貸川聡子と3度目のタッグで、『問題物件』を待望の映像化する!誰にとっても身近な存在である“家”を舞台に、人並み外れた記憶力と天才的な推理力を持つ謎の男が、不可思議な事件に隠された謎を鮮やかに解き明かしていくミステリードラマがここに誕生!

◆小沢真珠が宗教団体の教祖に!信者役は松井玲奈!こがけんはマンションオーナーに!

小沢真珠

とある理由によりネットでクレーム探しをする若宮恵美子(わかみや・えみこ/内田理央)の目に入ったのは、“最恐宗教が住みつくアパート”のクチコミ。マンションのオーナーによると、最初のオーナーが家族4人で住むために作られた3階と4階がつながったメゾネットタイプの部屋に、2年ほど前から“プリズマ光の会”という“最恐宗教”とも呼ばれる新興宗教が入居しているという。現在は多くの信者も住んでおり、なんと少し前に信者に火が付くボヤ騒ぎを起こしたという。実情を探るため、“プリズマ光の会”へ体験申し込みをする犬頭光太郎(いぬがしら・こうたろう/上川隆也)と恵美子は、そこで火を操ることができる教祖と出会い――。

今作で小沢真珠が演じるのは、犬頭と恵美子が体験申し込みをする“プリズマ光の会”の教祖・天音梢(あまね・こずえ)。居場所がない人たちを救うために宗教を始め、今では教祖としてあがめられ、多くの信者たちを抱えている。目を閉じ、ある呪文を唱えると、部屋の中央に置いてある器に火をつけることができる力を持っているというが…。

小沢は、1993年放送のドラマ『神様の罪滅ぼし』(TBS系)で女優デビュー。社会現象ともなったドラマ『牡丹と薔薇』(2004年/東海テレビ)で悪女を演じ大きな話題を呼んだ他、ドラマ『ルパンの娘』シリーズ(2019年、2020年/フジテレビ系)では妖艶な雰囲気を持つ宝飾品専門の泥棒役を演じたことも記憶に新しい。また2024年に公開し、興行収入52億円を突破したメガヒット上映中の映画『はたらく細胞』(ワーナー・ブラザーズ)では、別人級のメークと派手な衣装をまとった黄色ブドウ球菌役を好演している。フジテレビ系連続ドラマへの出演は、2023年放送のドラマ『アイゾウ 警視庁・心理分析捜査官(SP版)』以来およそ2年ぶり。また上川とは、ドラマ『執事 西園寺の名推理 season2』(2019年/テレビ東京系)以来、6年ぶりの共演となる。さまざまなドラマで怪演をみせる小沢演じる天音梢に、ご期待いただきたい。

松井玲奈

“プリズマ光の会”の信者・柿崎カナエ(カキザキ・カナエ)を演じるのは、2024年7月期に放送したドラマ『嗤う淑女』(東海テレビ制作)で、本作のヒロイン・内田演じる主人公に人生を狂わされ、恐怖を感じながらも崇拝していく従妹役で出演した松井玲奈。同居していた婚約者と別れた上、職にも就いておらず、途方に暮れていたところを天音に救われたため彼女を神様だとあがめている。“プリズマ光の会”を自分にとってとても大事な居場所だと思っており、のめりこんでいる。

2008年デビュー。ドラマ『フラジャイル』(2016年/フジテレビ系)、『海月姫』(2018年/フジテレビ系)、連続テレビ小説『まんぷく』(2018年/NHK)、『やわ男とカタ子』(2023年/テレビ東京系)などの作品に出演し、キャリアを重ねた。また、2018年に小説家デビューを果たすと、2019年には初の短編小説集『カモフラージュ』(集英社)を刊行。さらに今年、およそ4年ぶりに演劇界が舞台の小説『カット・イン/カット・アウト』(集英社)の発売が決定している。現在放送中の連続テレビ小説『おむすび』(NHK)では、主人公の姉の中学時代からの友人で古着店の店主役で出演している。なお、内田とはドラマ『ニーチェ先生』(2016年/日本テレビ系)、『海月姫』(2018年/フジテレビ系)、『嗤う淑女』(2024年/フジテレビ系)に続き4作品目の共演。目元を隠したオタク女子を熱演したり、希代の美しき悪女と、彼女の危険の本性を察知しながらも心酔してしまう従妹役で共演したりと、さまざまな役柄で魅了し、公私ともに親交の深い2人が本作で見せる姿にご注目いただきたい。

こがけん

こがけんが演じるのは、“プリズマ光の会”が入居するマンションのオーナーで、不動産投資にいそしむビジネスマン・宮下博(みやした・ひろし)。独特な言葉遣いで犬頭と恵美子をドン引きさせる、クセが強い男である。

耳なじみのある歌にオリジナルの歌詞をつけて洋風に歌う芸を得意とし、『R-1グランプリ』や『歌ネタ王決定戦』などで披露しファイナリストとして名を上げたこがけん。2019年にはピン芸人・おいでやす小田とユニット“おいでやすこが”を結成し、『M-1グランプリ2019』に出演し話題に。映画好きで、マニアにしか伝わらない細かいものまねも得意としており、『第63 回グラミー直前SP特番「輝け!オレミー賞」』(2021年/スペースシャワーTV)や『まもなく金曜ロードショー』(2021年/日本テレビ系)、『アカデミー賞授賞式直前パーティ!』(2021年/WOWOW公式YouTubeチャンネル)など、映画賞の直前特番のMCや解説などを担うなど、さまざまなジャンルで活動する。さらに、ドラマ『イチケイのカラス』(2021年/フジテレビ系)で傍聴マニアとして俳優のキャリアをスタートさせると、『オクトー ~感情捜査官 心野朱梨~』(2022年/日本テレビ系)、『王様に捧ぐ薬指』(2023年/TBS系)などの話題作に出演。同じくゲストの松井玲奈とはドラマ『たとえあなたを忘れても』(2023年/テレビ朝日系)で、主人公が働く携帯ショップの店長と上司役で共演している。

小沢、松井、こがけんが出演する第6話もぜひご期待いただきたい!来週2月19日(水)22時から放送!お楽しみに!

第6話(2月19日放送)あらすじ

まるで金縛りにあっているかのように苦悶する若宮恵子美(内田理央)……その背中の上には犬太(コラレ)が熟睡していた。そんな二人を眺めている室長・大島雅弘(宮世琉弥)。そこへ室長代理の片山芳光(本多力)がやってきて、クレームの資料を恵美子に渡す。今回のクレームは『金縛りが起こる部屋』。前回同様、競合他社の物件依頼と知って、恵美子は納得がいかない。

恵美子がその家に到着すると突然、肩をたたかれる。犬頭光太郎(上川隆也)だと思ったが、振り返るとその人物は近隣住民の三宅隆正(春海四方)だった。「この家に関わると、ろくなことにならないぞ」と脅しつけるような三宅の言葉にぞっとする恵美子。

依頼者の家族・岡崎諒(下野紘)とその妻の杏子(戸松遥)は、1ヶ月くらい前から朝方4時に決まって金縛りが起こると訴える。息子の航大(松井稜樹)は、金縛りはないが頭痛が起きるという。

犬頭が不在の中、恵美子は自分なりに調査をするがちっともうまくいかず、頭を抱える。雅弘から、犬太が数日間お腹を壊していたと聞き、犬頭が現れなかったのはそのせいか?と勘繰る恵美子。再度、岡崎家に出向くと果たして犬頭が現れる。

犬頭と恵美子は、近隣の聞き込み調査をするが、金縛りに心当たりのある住民はいない。そしてゴミ集積所を掃除していた三宅にも話を聞くと、岡崎家がゴミの分別をしっかりしないことに腹を立てていた。そのことを岡崎家に伝えると、言いがかりだ!と怒りをあらわにする。どうやら岡崎家と三宅は揉めているようで……。

【コメント】
◆小沢真珠

「今回はとある物件に独特な世界観を作っているリーダーの役をやらせて頂きました。集団の中のリーダー役は初めてだったので、やらせて頂きたいと思い挑戦してみました。天音の役どころは自分自身のつらい体験から苦しんでいる人たちを救おうという強い思いがあり、それが世間から見ると間違った方向にいっているのにそれに気づいていない独裁者です。それでもその天音を信じて崇拝している人たちがいるという役柄だったので、常にゆるぎない自信を持って演じることを大切にしました。たまたま髪も黒髪ロングにしていたので、そこは役のイメージに合っていると勝手に思っていて。実際には怪しさや強い雰囲気を出すのに役立った気がします。呪文のようなせりふも最初は試行錯誤でしたが、何回も言っているうちに心地よくなっていました。部屋に入ってきたときの犬頭さんや恵美子さんの反応が面白くて笑ってしまいそうになりましたが、わたしは役的に笑っちゃいけない役なので我慢していました。皆さん是非楽しみにしていてください!」

◆松井玲奈

「放送を見ていた作品だったので、あの『問題物件』の世界観に入れることがうれしく、ワクワクしながら台本を読んでいました。実際の撮影も、犬頭さんと恵美子のやりとりを興奮を抑えながら見ていましたし、恵美子とカナエが言葉を交わすシーンでは、内田理央ちゃんのお芝居に心を震わされ、自分だけでは表現する事のできない表情を引き出してもらえました。人はつらい状況に陥ると何かに頼りたくなってしまいます。たとえば友だちに相談するとか、占いとか、形は人によってさまざまです。カナエはたまたまそれが宗教で、信じたい気持ちを心に強く持つことで自分を立て直している女性だと感じました。自分たちの元へやってくる恵美子を快く受け入れられる優しさを、まずは全面に演じたいと考えて撮影に臨みました。今回は恵美子が潜入捜査をする回です。不思議な事が連続して起きる物件に潜んだ物語を楽しんでいただけたらうれしいです」

◆こがけん

「宮下は成金で、自分が話すことにしか興味がない人間です。よく言えば、自由な男。無責任に好き放題話している感じが伝わればいいなと思いながら演じました。台本を読んだ時、宮下の話に矛盾があることに笑ってしまいました。“なるほど、そこまで突き詰めて考えて話すタイプじゃないんだ”と。なかなか楽しいキャラクターになったと思います。何より、上川さんと内田さんのお2人がフレンドリーに話しかけてくださったおかげでリラックスして演じることができました!オーマイガー!感謝しかありません。自分の思う宮下の演技が正解だったか分かりませんが、監督がオッケーとおっしゃっていたので、多分オッケーなはずです!スプーンが出てくるシーンがありますが、実はそれは上川さんのアドリブなんです!そんな自由で温かい現場が楽しかったです。撮影の合間、ずっと地元の福岡・久留米のグルメについての話をしていました。さて、宮下はお2人にどう絡んでくるのか…お楽しみに!」

【番組概要】

『問題物件』
<放送日時>
第6話:2月19日(水) 22時~22時54分
毎週(水) 22時~22時54分
<出演>
上川隆也 内田理央 宮世琉弥 浜野謙太 本多 力 / 船越英一郎 他
<スタッフ>
≪原作≫
大倉崇裕 『問題物件』『天使の棲む部屋 問題物件』(光文社文庫刊)

≪脚本≫
松田裕子 (『ごくせん』シリーズ、『恋です!~ヤンキー君と白杖ガール~』 他)
原野吉弘
北浦勝大

≪音楽≫
森 優太 湯浅佳代子 赤坂美和

≪主題歌≫
SPYAIR『Buddy』(Sony Music Labels)

≪演出≫
紙谷 楓(『わたしのお嫁くん』、『スノードロップの初恋』、『彼女はキレイだった』)
木下高男(『警視庁いきもの係』、『彼女はキレイだった』、『ゴシップ#彼女が知りたい本当の○○』、『忍者に結婚は難しい』他)
宮木正悟(『恋仲』、『恋愛戦略会議』、『366日』他)

≪プロデュース≫
江花松樹(フジテレビ) (『ビリオン×スクール』、『クライムファミリー』、『うちの弁護士は手がかかる』他)

≪プロデューサー≫
貸川聡子(共同テレビ) (『福家警部補の挨拶』、『警視庁いきもの係』、『忍者に結婚は難しい』 他)

≪制作協力≫
共同テレビ

≪制作著作≫
フジテレビ

掲載情報は発行時のものです。放送日時や出演者等変更になる場合がありますので当日の番組表でご確認ください。