2024.12.26更新
スポーツ
2023年富士山女子駅伝スタート時
12月30日(月)9時55分~12時40分 生中継
2024年も残りわずか。駅伝が最も熱くなる1週間がいよいよ12月30日(月)、ここ富士山から始まる。実業団の“ニューイヤー”、男子の“箱根”、そして大学女子駅伝の頂点を決める大会が「富士山女子駅伝」。フジテレビでは、今年も『SUZUKIスポーツスペシャル 富士山女子駅伝2024』を12月30日(月)あさ9時55分から生中継でお届けする。
霊峰・富士の麓、静岡県富士市・富士宮市で行われる本大会は各大学がシーズンの集大成として挑む大会。10月の「全日本大学女子駅伝」とともに、大学女子二大駅伝として注目される大会で、男子大会における「箱根駅伝」のような位置づけだ。出場する学生にとっては同じメンバーで出場する最後の大会。陸上に青春のすべてをかけてきた24チームの女子学生たちが最後のゴールを目指して、想いを込めて、タスキを繋ぐ。
2023年富士山女子駅伝
戦いの舞台は、世界遺産・霊峰富士の麓。富士山の傾斜が生み出す激しいアップダウンや海沿いの強烈な海風、最終区間には高低差169mの坂があり、いくつもの試練が待ち受ける、美しくも、過酷な全7区間、43.4km。
昨年は全日本大学女子駅伝7連覇、そしてこの富士山女子駅伝では6連覇を達成し、圧倒的な強さを誇ってきた名古屋のエンジ、名城大学。今年も大本命として迎えた10月全日本だったが、スタートの1区から出遅れると、まさかの4位フィニッシュ。現役の選手にとっては駅伝で初めて味わう敗戦となった。だか、この敗戦は選手たちの勝利への執念を奮い立たせてくれていた。1年生から主力としてすべての駅伝に出場してきたメガネがトレードマークのキャプテン・谷本七星(たにもとななせ・4年生)を中心に、富士山女子駅伝では貪欲に勝利を目指す。その全日本で、9年ぶりに頂点に輝いたのは京都のエンジ、立命館大学。大会新記録で悲願の優勝を果たした立命館大学は、U20日本代表の山本釉未(やまもとゆうみ・1年生)など能力の高い選手も揃い、エースでキャプテンの村松灯(むらまつとも・4年生)が入学時に憧れ、描いてきた「女王立命」への強い思いを胸に、富士山での「駅伝2冠」を狙う。しかし、女子駅伝界は年々レベルアップしている。この2強に待ったをかけるのは、ダブルエースを擁する関東の強豪、大東文化大学。今年の3月の日本学生ハーフマラソンで優勝した野田真理耶(のだまりや・2年生)と今年は5000mの日本学生記録を塗りかえたケニア出身の最強留学生ランナー、サラワンジル(2年生)の2人の2年生エースがチームを悲願の初優勝へと導く。また、今年は全日本で、20年ぶりに3位表彰台に輝いた城西大学や大学生トップの実力を誇るエース、山崎りさ(4年生)を中心に強力な4年生を揃える日本体育大学らが虎視眈々と頂点を狙う。
そして、今年は拓殖大学の不破聖衣来(ふわせいら・4年生)がラストランを迎える。2021年、1年生ながら富士山女子駅伝では5区で10人抜き、大幅に区間記録を塗りかえ、まさに伝説の走りをみせた逸材。だが、度重なるケガで2年時、3年時と駅伝の出場は叶わなかった。4年生として迎える今年、エースとして、チームに貢献する走りがしたいという強い思いを抱く。4年間の集大成としてのぞむ富士山でどんな走りをみせてくれるのか注目だ。
『富士山女子駅伝』を今年もTVerにてライブ配信!スマートフォン、タブレット、パソコンでも中継を楽しめる。
2023年富士山女子駅伝
2023年富士山女子駅伝
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