2024.12.02更新
ドラマ
黒川想矢
<第10話 12月9日(月) 21時~21時54分 毎週(月) 21時~21時54分>
フジテレビでは10月期の月9ドラマ<毎週(月)21時~21時54分>にて、鈴鹿央士と松本穂香がW主演を務める『嘘解きレトリック』を放送中。本作は、“やたら鋭い観察眼を持つ借金まみれの貧乏探偵”・祝左右馬(いわい・そうま/鈴鹿)と“ウソを聞き分ける不思議な能力者”・浦部鹿乃子(うらべ・かのこ/松本)の異色コンビが「ウソ」と「マコト」が入り交じる綾糸のごとき難事件を解決していくレトロモダン路地裏探偵活劇。
本作は、『別冊花とゆめ』(白泉社)にて2012年から2018年まで連載されていた都戸利津(みやこ・りつ)の同名コミックが原作。全10巻で完結している同コミックは、累計発行部数100万部の人気作品で、原作ファンの間では実写化を望む声も多くあり、このたび伝統の月9ドラマ枠で実写化!貧乏探偵&不思議な能力者という異色コンビによるレトロ・ミステリーが今、ここに誕生する!
この度12月9日(月)放送の第10話ゲストとして期待の新人俳優である黒川想矢の出演が決定した。
黒川想矢
黒川が演じるのは、履物屋で下働きをしている嘉助(かすけ)。とある事情で本を買いに本屋へと来たところ、目的の本を買うには手持ちのお金では足りなかった。そんな中、本屋の主人が店を空ける。そこに、おつかいにやってきた利市(橋本淳)が嘉助を店員だと勘違いをして声を掛けるのだが、嘉助はこの状況を利用し、偽の店員になりすまして利市からお代をもらいそのまま逃走する。嘉助は苦労した生い立ちから、人に本当のことを話しても信じてもらえないと思って生きてきた。そんな嘉助だが、底抜けに明るくて心優しい利市とうそが分かる鹿乃子との出会いによって、次第に心を動かされていき・・・。
黒川は、5歳から芸能活動を開始。NHK BS時代劇『剣樹抄~光圀公と俺~』(2021年)で、メインキャストの了助役を演じ、当時小学6年生で、剣豪と一緒に旅する孤児の役を好演し話題に。同作で、松本穂香とも共演しており、今作で3年ぶりの再共演となる。そして、映画『怪物』(2023年)でオーディションの末、メインキャストに大抜てき。映画初出演にして「第47回 日本アカデミー賞」新人俳優賞、「第66回ブルーリボン賞」新人賞などを受賞。最近では、『からかい上手の高木さん』(2024年/TBS系)で、W主演のうちの1人に抜てきされるなど、14歳という若さで、早くも期待の新人俳優として注目を集めている。そんな黒川は、今作で月9ドラマ初出演!生き方に苦労してきたことでひねくれた性格となり、どこか影のある少年・嘉助を黒川がどのように演じるのかご注目いただきたい!
さらに第10話は、6話で登場した利市が再登場!その明るくて、無邪気な笑顔や言動が“優しいお兄ちゃん”、“キュンキュンする!”とSNS上では話題となり、「また出てきてほしい!」という声も多くあったが、そんな視聴者のリクエストに応えるように第10話で再登場!さらに鹿乃子の母・浦部フミ(若村麻由美)も登場!第1話で、周りから自分の能力を気味悪がられ、村を出ることを決めた鹿乃子に「いつでも帰ってきていいんだからね」と声を掛けたフミだが、鹿乃子にはその言葉が“ウソ”だと分かっていた。第10話では、フミのこの言葉の真意が明らかになる!
人のいるところには“ウソ”がある――。何がウソで何が真実か、貧乏だが卓越した推理力を持つ左右馬と、人のウソが分かる能力を持ちながらも、その能力に翻弄(ほんろう)されてきた鹿乃子が、共に数々の難事件に立ち向かう、令和に描かれるレトロモダン路地裏探偵活劇にご期待頂きたい!
黒川想矢
九十九夜町に雪が降り、本格的な冬を迎えようとしている。祝左右馬(鈴鹿央士)の探偵事務所で助手として働く浦部鹿乃子(松本穂香)は母のフミ(若村麻由美)宛の封書を郵便ポストに投函。鹿乃子はこれまでもフミに近況を知らせる手紙を出していたが、この時、初めて事務所の住所を書いていた。そのため、鹿乃子はフミからの返事を待つ。左右馬は鹿乃子が手紙を待っていることに気づいた。
ある日、倉田タロ(渋谷そらじ)と会った鹿乃子は、「サンタクロースに何をお願いしたの?」と聞かれる。「サンタクロース?」と聞き返す鹿乃子。タロは鹿乃子がクリスマスを祝ったことがないと知って、あることを思いつく。タロは母のヨシ江(磯山さやか)に、お食事処『くら田』で鹿乃子のためにクリスマス会を開くことを提案。鹿乃子には内緒で、父の達造(大倉孝二)に料理を作ってもらい、左右馬はもちろん、端崎馨(味方良介)たちにも飾り付けを協力してもらう。後に企画を聞かされた左右馬は渋い顔。ウソを聞きわける力を持つ鹿乃子に内緒事は難しいからだ。
一方の鹿乃子は、町で探偵依頼を求めるビラ貼り。掲示板にビラを貼っていると、書店から嘉助(黒川想矢)を追って、利市(橋本淳)が飛び出してきた。利市から嘉助を捕まえる手助けを頼まれた鹿乃子は応じる。左右馬はつくも焼き屋のじいさん(花王おさむ)が寺へ屋台を出すので、寺までの屋台引きを手伝いがてら、稲荷を掃除。すると婦人に声をかけられた。祝探偵事務所への行き方を尋ねる婦人に左右馬は鹿乃子の母・フミだとわかり…。
「『嘘解きレトリック』のファンだったので、本作品に参加させていただき、とても光栄です。個人的には、小学6年生の時に共演させていただいた松本穂香さんと再会でき、“大きくなったね”と言われて、ちょっと恥ずかしかったけれど、うれしかったです!その時の写真を見返して、少し盛り上がりました。今回は少しの出演ではありますが、昭和初期の舞台を楽しんで演じさせていただいたので、視聴者の皆様にも楽しんでいただけるとうれしいです!」
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