2024.10.21更新
ドラマ
左から)北乃きい、片岡凜
<第4話 10月28日(月) 21時~21時54分 第5話 11月4日(月) 21時~21時54分 毎週(月) 21時~21時54分>
フジテレビでは、鈴鹿央士と松本穂香がW主演を務める月9ドラマ『嘘解きレトリック』を放送中<毎週(月)21時~21時54分>。本作は、“やたら鋭い観察眼を持つ借金まみれの貧乏探偵”・祝左右馬(いわい・そうま/鈴鹿)と“嘘(うそ)を聞き分ける不思議な能力者”・浦部鹿乃子(うらべ・かのこ/松本)の異色コンビが「ウソ」と「マコト」が入り交じる綾糸のごとき難事件を解決していくレトロモダン路地裏探偵活劇。
本作は、『別冊花とゆめ』(白泉社)にて2012年から2018年まで連載されていた都戸利津(みやこ・りつ)の同名コミックが原作。全10巻で完結している同コミックは、累計発行部数100万部の人気作品で、原作ファンの間では実写化を望む声も多くあり、このたび伝統の月9ドラマ枠で実写化!貧乏探偵&不思議な能力者という異色コンビによるレトロ・ミステリーが今、ここに誕生する!
この度、第4・5話ゲストとして、北乃きい、片岡凜、佐戸井けん太、正名僕蔵、加藤諒の出演が決定した。
北乃きい
北乃が演じるのは、左右馬の親友であり刑事の端崎馨(味方良介)の姉・端崎雅(はなさき・みやび)。怪談雑誌「魔境探報(まきょうたんぽう)」の記者。旺盛な探求心と徹底した取材をモットーに、怪談めいた事件のうわさを聞きつけると、真実を追い求めて全国各地へ取材に行く。お金に困っている左右馬たちを取材に同行させ、奇妙な事件を持ち込んでくる人物。妙なうわさがつきまとう「人形屋敷」と呼ばれる屋敷で事件が発生し、左右馬と鹿乃子を連れてこの「人形殺人事件」の真相を突き止めるために現場へと赴く。
北乃は、2005年に俳優デビューし、2007年、映画『幸福な食卓』で映画初主演、同年にドラマでは『ライフ』(フジテレビ系)で当時16歳にして、地上波ドラマ初主演に抜擢され、壮絶なイジメにあいながら、いじめっ子に立ち向かう生徒を体当たりで演じ、映画・ドラマともに数々の新人賞を受賞。以降、数々のドラマ・映画・舞台に積極的に出演。『御手洗家、炎上する』(2023年、Netflix)などの話題作や、映画では『おしょりん』(2023年)、『てっぺんの剣』(2024年)と主演作が立て続けに公開。来年は俳優としてデビュー20周年イヤーとなる北乃が『海の上の診療所』(2013年)以来、11年ぶりの月9出演で主人公たちに奇妙な事件を持ち込むキーパーソンに!
片岡凜
片岡が演じるのは、綾尾家の一人娘・綾尾品子(あやお・しなこ)。綾尾家は生まれつき体の弱かった品子のために、両親が娘の成長に合わせて作った等身大の人形を、娘と同様に育てるという変わった風習があり、品子自身も人形のようなその見た目から、「人形屋敷」と呼ばれていた。両親は海難事故で亡くなり、屋敷には品子と女中のみ。妙なうわさもつきまとうこの屋敷で、女中の柴田イネ(しばた・いね/松浦りょう)が亡くなる事件が発生。イネは当時、品子が食事をする「人形部屋」と呼ばれる部屋をのぞくと、誰かの死体を発見。しかし、死体だと思われていたのは“人形”で、その後、イネが岩場に落ちて不審な死を遂げる・・・。
片岡は、2022年に優里のMV『レオ』に出演し女優デビュー。同年3月に「週刊ヤングジャンプ」の表紙に異例のスピードで抜てきされた。その後、ドラマ『石子と羽男-そんなコトで訴えます?-』(2022年/TBS系)でドラマ初出演。その後も数々の作品に出演し、NHK連続テレビ小説『虎に翼』(2024年/NHK)での、森口美佐江役と並木美雪役の一人二役の演じ分けや、美佐江役での視聴者をゾッとさせる言動が「サスペンス美佐江」と話題を呼び、強烈なインパクトを残した。今作では、恐ろしいうわさもつきまとう「人形屋敷」で、人形そのもののような見た目の品子を演じ、その怪演ぶりにも注目いただきたい!そんな片岡は、『いちばんすきな花』(2023年)、『ギークス~警察署の変人たち~』などフジテレビドラマにも出演しているが、月9ドラマへの出演は今作が初となる。
そして今回、名バイブレーヤーの佐戸井、正名、加藤も出演!佐戸井は不審な死を遂げたイネの遠縁にあたり、イネに「人形屋敷」での仕事を紹介した柴田を、正名はこの事件を捜査する刑事の寺山清一を、加藤は、人形を抱えたまま死んでいるイネを発見し、発見当時「人形のような人影を見た」と証言する久保を演じる。原作ファンの間でも人気のエピソード「人形殺人事件編」が彼ら名バイプレーヤーの参加によって、ますます本格ミステリーに!
人のいるところには“嘘(うそ)”がある――。何がうそで何が真実か、貧乏だが卓越した推理力を持つ左右馬と、人のうそが分かる能力を持ちながらも、その能力に翻弄(ほんろう)されてきた鹿乃子が、共に数々の難事件に立ち向かう、令和に描かれるレトロモダン路地裏探偵活劇にご期待頂きたい!
佐戸井けん太
正名僕蔵
加藤諒
九十九夜町、早朝の目抜き通りで祝左右馬(鈴鹿央士)と浦部鹿乃子(松本穂香)が駅に向かっている。汽車に乗ってお出かけとはしゃぐ鹿乃子に、左右馬は、“家賃を払えず、朝だけど夜逃げをしているだけ”と教えた。
そんな時、左右馬が不審な男に気づき、鹿乃子の“嘘(うそ)を聞き分ける能力”で置引を暴く。男は逃げるが、居合わせた女性に足を引っ掛けられて転び、周囲の人たちに取り押さえられる。置引犯に足を掛けた女性は左右馬の知り合いで、端崎馨(味方良介)の姉・雅(北乃きい)だった。
左右馬たちが夜逃げ中だと知った雅は、取材旅行に同行しないかと2人を誘う。雅が『魔境探報』という怪談雑誌の記者と聞いた鹿乃子は怯え、左右馬も断ろうとするが、今月分の家賃を報酬にすると言う雅に、左右馬が即座に快諾した。
雅が取材するのは「人形屋敷」と呼ばれる綾尾家。綾尾家には、生まれつき体の弱かった一人娘の成長を祈願し、娘の成長に合わせて作った人形を娘と同様に育てるという変わった風習があった。屋敷は現在、主人夫妻が海難事故で亡くなり、一人娘の品子(片岡凜)が継いでいる。品子の姿はまるで人形のようで、妙な噂(うわさ)もつきまとっていた。
そんな中、現地に到着した左右馬ら一行を柴田(佐戸井けん太)が案内する。柴田によると、女中のイネ(松浦りょう)が、屋敷の「人形部屋」をのぞくと、誰かの死体を発見。イネは慌てて柴田の家に飛び込んできたが、柴田が刑事の寺山清一(正名僕蔵)とその部屋へ行くと死体だと思われていたのは人形で、その後イネが岩場に落ちて死んでしまったという・・・。事件の真相を突き止めるため、左右馬、鹿乃子、雅が品子と会うと・・・。
「先に言っておきます。今回のお話はホラー的不気味要素が入った怖さ満載のお話です。もちろん、その中で左右馬と鹿乃子をはじめ個性のあるキャラクターたちが繰り広げるドタバタ劇やクスッと笑えるシーンもあり、老若男女に楽しんでいただける回になっています。私はこのような姉御肌でカッコよく、育ちのいいお嬢様という役柄は初めてで、チャレンジでもありわくわくもあり、毎日鈴木(雅之)監督に新しい引き出しを作っていただき、自分の芝居の幅を広げていただいた濃厚な撮影期間となりました。なので、そういった部分でも新たな自分を見ていただけると思います。このドラマはその他にも昭和初期の衣装もメイクも街並みも、楽しめるところが盛りだくさんな作品なので、そんなところにも是非注目して見てください!!」
「綾尾品子役で出演させて頂きます。物心ついた頃から世間や人と切り離され、孤独で狭い空間の中で生きてきた品子の蓋(ふた)をされて来た疑問と孤独を感じて頂きたいです。そして真っ赤な着物と日本人形たち、独特な世界観に染まる綾尾家を堪能して頂きたいです。作品の背景は昭和初期ですが、世間から孤立した品子やその他の登場人物たちの抱える問題は、どこか現代と変わらない感じがします。いつの時代も人は嘘(うそ)に踊らされ、助けられるものだと作品を通して改めて感じました」
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