2024.10.16更新
CS
photo by 杉山芳明
11月16日(土)21時~23時
忌野清志郎に"よく似ている人物"ZERRYが率いる4人組の覆面バンド、ザ・タイマーズが35年前に起こした出来事を紐解きながら、彼らを浮き彫りにするドキュメンタリー『拝啓!ザ・タイマーズ〜あれから35年〜』を放送する。
稀代のトリックスター、忌野清志郎によく似ているZERRYが率いる4人組の覆面バンド、ザ・タイマーズ。1989年、「ロックとブルースと演歌とジャリタレポップスのユーゴー」をコンセプトに、土木作業服にヘルメットにマスクという出立ちで突如ミュージックシーンに出現。数々のライブイベントや学園祭にゲリラ的に出没し、世の中を風刺し、社会で正に「今」起こっている事件に関することや権威やタブーに挑む歌詞でオーディエンスをアジテイトし、熱狂させた。
1989年10月13日、フジテレビで放送された「ヒットスタジオR&N」でパフォーマンス中に固有のラジオ局の局名や放送禁止ワードを連呼した出来事は、当時、大問題となった。その際どい歌詞やパフォーマンスとは裏腹にモンキーズの「デイドリーム」を日本語カバーしたデビューシングル「デイ・ドリーム・ビリーバー」(1989年)はCMソングにも起用され大ヒットとなった。
一体なぜ、ザ・タイマーズはあのような騒ぎを起こしたのか?彼らは何に駆り立てられていたのか?ザ・タイマーズとは一体何だったのか?彼らを慕うアーティストやタレントの想いに加え、多くの関係者やスタッフの証言を元に、35年を経た今、ザ・タイマーズを浮き彫りにする。
番組では、「ヒットスタジオR&N」放送のちょうど1ヶ月後、1989年11月13日に、暴徒化した観客で騒然となった横浜国立大学での伝説のライブと、その3日前の1989年11月10日に 横浜市立大学で行われたライブを放送初公開。ロック史に残る伝説のバンド、ザ・タイマーズのドキュメンタリーをぜひお楽しみください。
photo by 杉山芳明
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