2024.10.09更新
ドラマ
ポスター
10月12日(土)スタート 毎週土曜 23時40分~24時35分
東海テレビがこの秋お届けするのは、中日ドラゴンズの全面協力で実現した、土ドラ初の“スポーツ・エンターテインメントドラマ”!
ドラゴンズのホームランバッターとして活躍するも、ケガやスランプで鳴かず飛ばずの日々を送っていた柳澤大翔(鈴木伸之)。復活をかけ再起を図るが、その年のオフに待っていたのはまさかの戦力外通告だった。
またもう1人、会社の中で目立たずひっそりと、人が嫌がることを率先して行うのが自分の役目だと必死に働いてきた根鈴 華(倉科カナ)。
「人生最高の日なんて、もう来ることはない…」
そんな思いがよぎり始めていた2人に、ある一般企業の代表取締役・櫻田誠一郎(坂東彌十郎)から声がかかる。
「犠牲バントのように、誰かのためにチャンスを提供する“バントマン”になってほしい」究極の福利厚生を目指す大企業で、周りの幸せのために犠牲を払いチャンスを作る「バントマン」として、2人は再び輝くことができるのか?
写真)柳澤大翔(鈴木伸之)
「小さい頃の憧れはプロ野球選手で、中学2年生までクラブチームに所属して野球をしていたので、オファーを頂いた時はワクワクもしたし、自分に務まるのかすごくプレッシャーも感じました。どうしたらプロ野球選手に見えるのか、時間があれば練習をしています。手にマメが何度も出来て、テーピングを巻かないと痛くてバットを振ることができない時もありました。僕が演じる柳澤大翔は、とにかくバッティングに自信があって、諦めない気持ちを何よりも大切にしている人。逆に言うと諦めが悪い男ですね。でも そこが憎めなくて、頑張っている姿に『私も僕も頑張ってみようかな?』と思わせてくれるようなキャラクターだなと思っています。父が大の野球好きで、家ではいつもテレビの野球中継がついていました 。今はドラマの撮影が終わるとすぐにドラゴンズの結果をチェックし、一喜一憂して…。ドラゴンズの選手の役を演じさせてもらったからこそ、これまでとはちょっと違った思いで応援しています。好きな選手をあえて挙げるとすれば、細川成也選手ですね。野球にひたむきに向き合っているのをすごく感じます。中田翔選手が第一線で戦っている姿にもすごく力をもらっています!ケガで野球を断念した自分が、まさかドラゴンズのユニフォームを着てバンテリンドーム ナゴヤの打席に立てるとは思ってもみませんでした。バントマンは、野球愛に溢れた大人たちが、誰かのために奮闘する 新しい形の作品です。無理やり野球に絡めているところも、ドラマの面白さの一つになっているので、見て笑ってもらえたら嬉しいです」
写真)根鈴華(倉科カナ)
「台本を読んだ時、ヒューマンドラマでありつつ野球の面白さもあって、今までにないドラマだなと思いました。私が演じる根鈴 華は、誰かを支えることに幸せを感じるという、他者の気持ちを汲むことに長けた女性です。また登場人物全員がとても個性的で撮影がとても楽しかったです。それぞれいろんな悩みを抱えているのですが、悩みにも個性があり、きっとみなさんも共感できるところがあると思います。野球のドラマに出演するのは初めてです。この作品がきっかけで、プライベートでも野球を見たりしています。バントは好きですね。いろんなことを考えた上で、相手を送り出すために犠牲になる…、すごく魅力的だと思います。守備も好きです。守備の仕方とかを見ていると一人一人違って、そんなところも面白いなと思います。ドラマでは登場人物のいろんな悩みを陰ながらサポートしていきます。その悩みを野球に例えて解決していくところが、今までにないですし、新しいジャンルのドラマです。そのハチャメチャさがすごく面白くて、それでいてすごく泣けて…このドラマをご覧いただいて『明日も頑張ろう!』と思っていただけたら嬉しいです」
写真)櫻田誠一郎(坂東彌十郎)
「『バントマン』というタイトルを聞いた時に、頭の中にポンポンってクエスチョンマークが浮かびました。監督に話を伺って、珍しい作品だなと思いました。櫻田誠一郎は、ただただ“野球少年”です。子供の頃から野球が好きで、会社も持って自分の人生もあるのに、全てを野球に置き換えて考えている。人のため社員のため頑張ろうという気持ちの底に、野球少年がいることに共感を持ちました。好きな野球チームは、我々の年代は、読売ジャイアンツです。『バントマン』に出演していて申し訳ないのですが、父の代からファンでした。王さんと長嶋さんはもちろんですが、僕はセカンドを守っていた土井正三さんが好きで。それが今回の『バントマン』にも何か繋がるような気がして、演じていて嬉しかったですね。僕自身も野球少年で、小学生の時に友達とチームを作ったら、父が全員分のユニホームを作ってくれました。歌舞伎俳優の中にも野球が好きな方が多くて、僕はいくつものチームを掛け持ちしていました。ポジションはファースト、たまにピッチャーもしました。中日ドラゴンズでは、僕らの世代で言うと星野仙一さんが好きですね。今年は中田翔選手が入団したのが、すごく興味があります。櫻田が作ったチームがいい活躍をするんですね。とてもいいヒューマンドラマです。プロ野球に限らず、もっと野球を楽しんで、応援していきましょう。僕もスーツを着てですけれども、バントをしているシーンがあるので、ぜひそこもご覧ください」
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