2024.09.16更新
ドラマ
『最寄りのユートピア』ポスタービジュアル
左から)神尾楓珠、北香那
SPドラマ・9月25日(水) 22時~23時34分
フジテレビでは、9月25日(水)22時より、神尾楓珠主演、北香那が共演のスペシャルドラマ『最寄りのユートピア』を放送する。
2人が初共演となる本作は、夢と現実の狭間で葛藤する男女が偶然に出会い、“お酒”と“音楽”とともに過ごした時間がもたらす奇跡を描く。本格的なギターの弾き語りに神尾が初挑戦するということで現在話題沸騰中だが、演奏する楽曲は本作のメインテーマになることが決定した!
また、本作の代表的なシーンを切り取ったポスタービジュアルを初解禁!
神尾は本作で、ミュージシャンとして成功することを夢見て、路上ライブを中心に活動するシンガー・ソングライターの主人公・工藤隆司(くどう・たかし)を演じ、ギターの弾き語りをドラマ初披露する。神尾が演奏する『背中合わせ』は本作のために書き下ろされた完全オリジナル楽曲にして、本作のメインテーマになることが決定した!
劇中では、神尾演じる隆司が、偶然出会った木崎夕莉(きざき・ゆり/北)と過ごす時間の中で、本楽曲を制作しながら心を通わし人生に希望を見いだしていくということで物語の重要なカギを握るものとなっている。
8月下旬に行われた人生初となるレコーディングを緊張と不安の面持ちで迎えた神尾は、部屋に入った際には手を触ったり、スタッフの声かけにもはにかんで答えたりするなど落ち着かない様子だった。
そんな中、1回目の歌唱。歌い始めた途端に雰囲気はがらりと変わり、特にサビの盛り上がりでは手振りをつけるなどの余裕も見せながら歌に入り込んでいた。その後、作詞・作曲を担当した岸洋佑らからの指導が入り、その都度微調整を重ねながら楽曲を歌い続ける。神尾は伝えられたアドバイスをしっかり自分の中で解釈し歌のクオリティーを上げ続け、最後には歌への自信をみなぎらせた表情をしていた。
これまでにバラエティー番組で歌声を披露した際、SNSには絶賛する声が数多く寄せられた神尾だが、ドラマで歌唱するのは本作が初めて。2021年8月のパーソナルブック『神尾WHO’S?』発売記念イベントでは、ギターの弾き語りを披露しているが、本作のために多忙なスケジュールの合間を縫って本楽曲の猛練習を重ね続けている。
そして、このメインテーマ『背中合わせ』を使用したティザー動画が、9月18日(水)22時に番組SNSにて初解禁!放送に先駆けて、神尾の歌声を楽しめる貴重な機会に要注目だ!
なお、神尾は『背中合わせ』に加えて、隆司が憧れるミュージシャン・山村隆太がボーカルを務めるロックバンドflumpoolの『星に願いを』や『証』を劇中で披露する。劇中における神尾の魅力あふれる美声と主人公・隆司の心情のシンクロにご期待いただきたい!
ギターを弾きながら笑顔で遠くを見つめる隆司(神尾)に背中合わせで座りよりかかる夕莉(北)。
夕莉もまた片手にビール缶を手にしながら、隆司とは違う方を見つめほほえんでいる。この2人の体勢は、何度も登場する本作の代表的なシーンをビジュアル化したものだ。
さらに、2人を柔らかな夕陽が包みこみ、黄金の色調で、まるで“ユートピア”の中にいるようなイメージを表現している。これは、不器用な2人が、“お酒”と“音楽”とともに過ごすことで次第に心を通わせていき、それぞれの人生に希望を見いだしていく姿を映し出している。
2人だけの落ち着いた時間の中で音楽が聞こえてくるような空間の中に「あなたの人生、いま、どんな音がしますか。」という作品のテーマを取り入れたキャッチコピーが添えられ、見る人が自分の人生をふっと振り返りたくなるような仕掛けが施されている。ポスターのように、温かく、穏やかに、しかし同時にエモさも感じられるスペシャルドラマ『最寄りのユートピア』は9月25日(水)22時より放送!お楽しみに!
●初のレコーディングを終えて
「慣れていない場なので緊張しました!しかも、楽曲を作って下さった岸洋佑さんがいらしていたので本人に見られていることで、より緊張しました。でも、みなさんが褒めて下さるので、そのおかげで気分も楽になり最終的には楽しくレコーディングできました!」
●難しかったところは?
「息を混ぜたり、エッジボイスが入る部分が難しかったです。普段意識しないので、最初全然正解が分からなかったのですが、岸さんが“独り言のように、つぶやくようにやってみて”とわかりやすく教えて下さったので、色々思いが重なった中でも一息つく感じをイメージしてなんとか形になりました!頑張ったと思います!」
●ポスターについて
「めっちゃいい感じになっています!!すごい表情が爽やか!僕の役自体はそんな爽やかな感じではないのでドラマ内ではこの表情は見られないと思いますし、すごく貴重なカットだと思います。撮影は、気持ちよかったです!ロケーションが海に面した公園で開放感もありましたし、天気もこの日は良くて気持ちよく撮れました」
●『背中合わせ』に込めた思いについて
「今回の曲は、恋まではいかないけども相手を大事に思う気持ち、人の愛を大切にしたいなと思っていて、歌詞も言い過ぎず言わなさすぎずの絶妙なところをどうにかついていきたいなという思いでした。脚本を読んで、100万人に届くような曲ではなく目の前の人、半径1メートル以内の人に届くような曲にしたいと思いました」
●神尾の歌唱について
「楓珠君には会った時に“難しかったです”と言われてしまいましたが、すごくすてきに歌って下さってプロの歌手より上手だと思いました(笑)。シンガー・ソングライター役を俳優として全力でやって下さっているのがすごくうれしかったです!楓珠君、歌やった方がいいですよ。もうファンです!8曲目まで僕が書きますから(笑)」
●視聴者の方へメッセージ
「お酒を飲むシーンが多いので、家で音楽聴きながら飲むのが好きという人に特に聴いてほしいです。後は、シンガー・ソングライターらしい曲なので、そういう曲が好きな人にも聴いてほしいですし、誰でも歌えるような曲になるように作ったのでカラオケで歌ってもらえたら有り難いです!このドラマは、“大切な人は気づきもしないくらい近くにいるかもしれない”ということを教えてくれると思うので、曲を聴いた後に、家族や友達や大事な人に“元気にしてる?”と連絡するきっかけになったらうれしいなと思います」
ライブ会場の警備員のアルバイトなどをしながら、憧れのバンド・flumpoolのボーカル山村隆太(やまむら・りゅうた)のようなミュージシャンとして成功することを夢見て路上ライブを中心に活動する工藤隆司(くどう・たかし/神尾楓珠)。高校時代に同級生と結成したバンドは結果が出ず5年前に解散したが、音楽の道を諦めきれなかった隆司は今でもフリーのシンガー・ソングライターとして活動を続けていた。伯父の工藤慎吾(くどう・しんご/吹越満)から以前に自分の歌を褒められたうれしさを支えに、音楽活動を続けてきた隆司だが、いつしかそれらも日常のローテーションとなり、惰性の作業に。美容皮膚科の医師・神原彩芽(かんばら・あやめ/小林涼子)の世話になり、なんとか生活はできていたが、隆司は自身の才能への自信をなくしかけていた。そんな時、偶然大手雑貨メーカーに勤める木崎夕莉(きざき・ゆり/北香那)と夜の公園で出会う。実は、夕莉も会社の同期の柴野麻衣(しばの・まい/田中真琴)や先輩の柿沼健人(かきぬま・けんと/森田甘路)のように1つのことに熱中するような経験も特になく、当たり障りのない日常を過ごす自分にぼんやりとした引け目を感じていた。そんな悩みを抱えた2人が“お酒”と“音楽”とともに過ごすことで次第に心を通わせていき、自分にとって価値あるものや自分の進むべき道筋を見いだし…。
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