2024.06.28更新
ドラマ
左から)池松壮亮、大竹しのぶ、泉谷星奈、目黒蓮、有村架純、木戸大聖
<2024年7月1日(月)スタート 毎週(月) 21時~21時54分 ※初回30分拡大(21時~22時24分)>
7月1日(月)に放送がスタートする、目黒蓮(Snow Man)が主演を務めるドラマ『海のはじまり』の完成披露試写イベントが、28日(金)、都内の映画館で行われた。このイベントでは完成したばかりの第1話の上映が行われたほか、その後に行われたイベントでは目黒 蓮、有村架純、泉谷星奈、木戸大聖、古川琴音、池松壮亮、大竹しのぶの6人が登壇。司会は西山喜久恵アナウンサーが務めた。
本作は、脚本を生方美久が担当し、演出を風間太樹、そして村瀬健がプロデュースを務める、“親子の愛”をテーマにした完全オリジナル作品。人はいつどのように“父”になり、いつどのように“母”となるのか。自分の子どもが7年間生きていることも、これまでをどう生きてきたかも知らなかった夏と、突然自分の人生に現れた海という2人の関係や、亡くなった彼女と娘との間の母と子の関係など、登場する人物たちの中にある“親と子”の間に生まれる感情をリアルに、そして丁寧に描き、紡がれていく物語。
第1話を上映した、その余韻が残るスクリーンに登壇したのは、主人公・月岡夏役の目黒蓮、百瀬弥生役の有村架純、南雲海役・泉谷星奈、大和役・木戸大聖、津野晴明役・池松壮亮、朱音役・大竹しのぶ。現在も絶賛撮影中ということもあり、出演者は役の衣装に身を包み登場すると、会場は大きな拍手に包まれた。
出演者たちがステージ上にそろうと、西山アナから改めて会場に「第1話をご覧頂きましたが、いかがでしたか?」と問いかけがあると、再び大きな拍手がわき起こり、それを聞いた目黒も「ありがとうございます!」と感謝。そして、話はそれぞれの役どころの紹介へ。西山アナから「撮影が始まって1ヶ月となりましたがいかがですか?」と聞かれた目黒は、「夏役を演じている中で、そのキャラクターは一番共感出来るような気がするんですけど、一番難しいところにいるという感覚で…。まだ、1ヶ月ですけど、“夏君”として過ごすことが多いので、命についてだったりとか?そういう事を考える時間が増えたなぁと感じています」とコメント。
目黒蓮
つづけて有村も「非常に難しい役どころだと感じながら、過ごしています。弥生にとって、夏は“救いの存在”なんです。そんな夏との未来を考え始めた時に、ある出来事が起こって、想像していた自分の将来がちょっと違う方向を向いてきたぞ?となります。そんな感情の機微を見落とさないように監督と話し合いながら、一緒に弥生という像を作り上げているところです。まだ、自分自身も探しながら、紡いでいっている段階です」と、自身が演じる弥生という役に向き合うにあたっての気持ちを口にした。
有村架純
そして本作でタイトルにもある“海”の名を持つ女の子を演じる泉谷にも西山アナから「星奈ちゃんは、海ちゃんを演じてみていかがですか?」と質問が及ぶと、「セリフも長かったし、暑かったりすることもあったんですけど、夏君とか弥生ちゃんとか、津野君とか大和君とか、朱音おばあちゃんが助けてくれたので、この1ヶ月を過ごすことが出来ました」とコメントし、会場はさらに和やかな雰囲気に。また、なかなか他の出演者とのシーンがまだ少なく、目黒と一緒のシーンが多い木戸は「目黒君とは同じ年なんですが、役の設定では僕が弟になります。そこを本当の兄弟のように、でも収録の合間には役の話以外をさせていただきながら、関係性を築いていけたらと思っています。僕は少し遅れて作品の収録に入ったんですけど、大和というキャラクターがすごく明るくて前向きなので、プロデューサーから“新しい風が入った”みたいに言っていただけて、大和の立ち位置はそういうところになっていくのかな?と思いながら、撮影に挑んでいます」とコメント。
木戸大聖
また、本作がフジテレビ系連続ドラマ初出演の池松は、その話を振られると、「さっき星奈ちゃんに、“フジテレビは何回出たことあるんですか?”と聞いたら、4回と言われて(笑)。僕まだ初めてで右も左もわからないんですけど、素晴らしいキャスト、スタッフの方々に囲まれて、いろいろ教えてもらいながら楽しく過ごしています」と話し、会場の笑いを誘った。
池松壮亮
一方、泉谷との共演シーンが多い大竹は、「星奈ちゃんも言っていたみたいに、ハードで暑くて…眠いし(笑)。海を求めていろいろな場所に行くので本当に大変なんですけど、海ちゃんが現場にいることで、すごく明るくなって、子供のパワーってすごいなぁと日々思っています」とコメント。すかさず西山アナから「星奈ちゃんの演技が上手だとか?」と、質問が飛ぶと、「そうなんです。目黒君と“先生”って呼んでいます」と現場エピソードを披露。それには思わず同意を求められた目黒も「はい(笑)」と答えると、泉谷は「無理です!無理です!(笑)」と慌てるも、出演者も大爆笑。色んな裏話が明かされ、会場は笑顔が絶えなかった。
大竹しのぶ
そして、間もなく七夕が近いということで、西山アナから「皆さんには短冊に願い事を書いていただきました。願い事を発表してください」と出演者に促すと、目黒は「“『海のはじまり』が愛されますように”、もう一つが“全ての人が長生きしますように”です」と短冊を披露。「どのような意味なんですか?」と聞かれ、「そのままですね。一つに絞った方が良いのかな?と思ったんですけど、欲張りに二つにしました(笑)」と話した。続いて有村は「“みんなが報われますように”(笑)。『海のはじまり』に出てくる登場人物みんなもそうですし、キャスト、スタッフのみんなもそうですし、世界中のみんな!本当に毎日皆さん一生懸命に過ごしているじゃないですか?そういった皆さんが報われて欲しいと」コメント。泉谷は「“頭がいい、勉強が出来る人になりたい”です」、木戸は「“新しい景色がたくさん見られますように”ということで、仕事はもちろん、プライベートでもあまりいろいろな場所に行けてないなと思って…。この作品でも僕はセット収録が多いので、海も見たいなと。シンプルにいろいろな景色が見たいんです」と、それぞれの願い事を披露した。そして池松は「二つなんですけど“このドラマがたくさんの人のもとに届きますように”、“皆様の誰かへの思いが思い直しが始まりますように”と書きました。星奈ちゃんと被りそうだったのでこれにしました(笑)」と冗談交じりで紹介をすると、泉谷から「なんでわかったの?」と突っ込みが。おちゃめな表情で池松が「見ちゃった(笑)」と言うと、再び会場は笑いに包まれた。最後に大竹の発表となったが、「みんなすごい真面目。私が一番軽いかもしれない…」と前置きをしつつ「“やせたい”」という願い事を披露。恥ずかしそうにする大竹だったが、目黒が「僕、(大竹が)何を書いたのか知らなかったんですけど、移動中に“私が書いたことは、私は本気で思ってる。念を込めて書いた”とおっしゃってました(笑)」と明かすと、大竹も「そう。本気です。念を込めて書きました(笑)」とコメントし、にぎやかな中、出演者たちの“この夏の願い事”が披露された。
泉谷星奈
左から)木戸大聖、泉谷星奈、大竹しのぶ、目黒蓮、池松壮亮、有村架純
そして最後に、主演の目黒から「本日はお足元が悪い中お越しいただき、ありがとうございました。本当に長い時間をかけて、(脚本を担当している)生方さんを初めとする多くの方々が大切にしてきた作品です。まだまだ(撮影も)始まったばかりで、これからどんどん成長していくとは思うんですけど、この作品を通して“命って”とか“家族って”とかを考えたりとか、感じていただき、皆さんの人生が良い方向に進むような影響を与えられたら良いなと思っています。約3ヶ月、『海のはじまり』を最後まで皆さんに見届けていただけたら嬉しいです」と、このドラマを楽しみにしてくれている視聴者へそれぞれがメッセージを寄せられた。
『海のはじまり』は7月1日月曜夜9時にいよいよスタート!お見逃しなく!
掲載情報は発行時のものです。放送日時や出演者等変更になる場合がありますので当日の番組表でご確認ください。