2024.06.21更新
ドラマ
左から)勝村政信、篠原涼子、角田晃広(東京03)
最終話:6月21日(金) 21時~21時58分
フジテレビで毎週(金)21時より放送中の篠原涼子×バカリズムW主演作『イップス』。“書けなくなった”小説家・黒羽ミコ(篠原涼子)と“解けなくなってしまった”刑事・森野徹(バカリズム)の“絶不調バディ”が、毎回変な事件に首をつっこんでいくミステリーコメディー。今夜ついに衝撃の最終回を迎える今作だが、撮影現場は一足先にクランクアップ!W主演を務めた篠原、バカリズムのほか、染谷将太や勝村政信などの主要キャスト陣も同日に撮了を迎えた。今作でGP帯連続ドラマ初主演となったバカリズムは一足先に撮影を終え「いろいろありましたが、ギュッとまとめると…本当にお疲れ様でした!と、篠原と染谷将太とともに記念撮影をパチリ。そして同日の夜には勝村政信、角田晃広(東京03)と共にオールアップを迎えた篠原は「長い撮影期間でしたが、スタッフをはじめとしたみなさんの作品に対する熱い思いがあったからこそ乗り越えられました」と、笑顔で感慨深げに語った。ミステリーコメディーながらコメディー色強めでお届けしていたこともあり、現場は篠原とバカリズムを中心になごやかに、そして明るく約4カ月間走り抜けた。そんな最終話の見どころは、なんといっても“歪な十字架模倣事件”の真相だ。8年前に起きたミコの小説を模した事件で、ミコと森野が抱える“イップス”の原因にもなった重要な出来事だ。しかし、ミコの弟・慧(染谷)が容疑者に…以前より怪しげな行動を見せていた慧が犯人なのか、それとも他に真犯人が?事件を解き、“絶不調バディ”は真の名バディになれるのか!?ミコと森野が最後の事件に挑み、絶不調からのリスタートを目指す!
2月に真冬の気温の中クランクインした『イップス』の撮影現場。4カ月間の期間を経て、真夏日のような暑さの中でクランクアップを迎えた。主要キャストは全員同日に撮影を終えたが、最初に撮影を終えたのはバカリズム。スタッフの「以上のシーンをもちまして、森野徹役・バカリズムさんオールアップです!」の声と共に、共演者や撮影スタッフからは大きな拍手と「お疲れ様ー!」の声が。花束を渡されたバカリズムは「もう本っ当にお疲れ様でした!何というか一言ではまとめきれないくらい、いろいろとありましたが、ギュッとまとめると…本当にお疲れ様でした!解散!」と全方位の共演者&スタッフに向かってお辞儀をしながらねぎらいの言葉をかけた。その数時間後には染谷将太がアップを迎え、徐々に撮影を終えていく。そして夜にはフジテレビのスタジオ内で、篠原涼子ら全キャストがオールアップとなった。アップの合図とともに今作でチーフ監督と務めた筧昌也から花束を渡され握手を交わした篠原は「私自身至らぬ所も多々ありましたが、スタッフの方々の作品に対する熱い思いがあったからこそ撮影を乗り越えられました。みなさんの気持ちや思いが詰まった作品なので一人でも多くの人たちにお届けできるように、緊張感を持って最終回を見届けたいです!」と満面の笑顔で撮影を終えた。
左から)染谷将太、バカリズム、篠原涼子
イップスを抱えながらもさまざまな事件を解決してきた“絶不調バディ”が、最後の事件に挑む最終話。ミコと森野のイップスの原因となった8年前の“歪(いびつ)な十字架模倣事件”が解決に向けて動くさなか、再び模倣事件が発生!ミコが書いた小説『歪な十字架』の作中で、被害者となった登場人物と同姓同名の事務員・久保碧(祷キララ)が自宅アパートで死体となって発見された。かねてより警察だけじゃなくフリージャーナリストの新正誠(野村周平)もこの事件を追っており、慧(染谷将太)が碧に接触している証拠写真を撮っていた。その写真を見た森野は胸騒ぎをおぼえ、碧の保護を指示して自宅に駆けつけたものの時既に遅し…。8年前と同じく被害者の胸には十字架が刺さった状態で殺されていた。慧と碧には面識があったこと、慧は警察関係者しか知らないはずの事件の内容を知っていたこと、そして碧は殺される直前に慧に「今からすぐ会えませんか?」とメッセージが送っていたことで、警察は慧を容疑者として捜査を進めることに…。
毎話放送前の予告で犯人が公開される倒叙式の『イップス』だが、先週14日(金)放送の第10話のラストで怪しげな表情を見せ、怪しさマックスの慧がやはり真犯人なのか…だとすればその動機は…!?全ての真相が明かされる最終話にご注目いただきたい!
左から)染谷将太、バカリズム、篠原涼子
左から)篠原涼子、バカリズム
染谷将太
◆篠原涼子
「お疲れ様でした、約4カ月長かった~。2月の寒い中屋外での撮影も多く大変な部分もありました。私自身至らぬ所も多々ありましたが、みなさんの作品に対する熱い思いがあったからこそ撮影を乗り越えられました。みなさんの気持ちや強い思いが詰まった作品なので一人でも多くの人たちにお届けできるよう、緊張感持って最後まで見届けたいです!みなさん、ゆっくりしてください!本当にありがとうございました!」
◆バカリズム
「もう、本っ当にお疲れ様でした!何というか一言ではまとめきれないくらいいろいろとありましたが、ギュッとまとめると…本当にお疲れ様でした!まだ最後まで放送もありますし、打ち上げでゆっくり語らいましょう!本当に本当に、お疲れ様でした!解散!」
両親の墓参りに訪れた黒羽ミコ(篠原涼子)。すると、お墓には母親が大好きだった「締美屋』の大福が供えられていた。
同じころ、事務員・久保碧(祷キララ)が自宅アパートで死亡しているのが発見される。ジャーナリスト・新正誠(野村周平)が撮っていた写真に黒羽慧(染谷将太)と碧が接触する姿が映っており、胸騒ぎを感じた森野徹(バカリズム)は碧の自宅に急行していたが、到着前に胸に十字架が刺さった状態で殺されていた。遺体の上には犯行声明文があり、そこには「8年前湯上幸を殺したのは私だ。もう諦めたのか?」と記されていた。久保碧という名は、ミコが書いた小説『歪な十字架』の中で、湯上幸の次に殺害される登場人物と同姓同名。犯行の手口から8年前と同一犯で間違いがなさそうだが、湯上が殺された時にはこんな声明文はなかった、と不審を抱く森野。そんな森野の横で、後輩刑事の樋口一之(矢本悠馬)は、「犯人は8年前の犯行時に自分ではなく異口治(モロ師岡)が犯人として逮捕されたことで悔しくなり、アピールしたくなったのではないか」と推察する。
森野は以前から情報を知りすぎていた慧のことを疑っていた。ミコに連絡を取り、慧の居場所を尋ねると「今夜慧を食事に誘ったから会うかもしれない」と教えられ、森野たちはミコの実家へと急ぐ。そこで森野たちは、碧が殺されたこと、彼女の胸にも十字架が刺さっていたこと、そして今朝、碧から慧に「今からすぐ会えませんか?」というメッセージが送られていたことを伝える。さらに森野はミコに「黒羽慧を容疑者として追っている」と明かす。当然ながら慧をかばうミコだったが、森野・樋口と話している最中に家の中で何かを見つけてしまい……。
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