2024.06.14更新
ドラマ
野村周平
第10話:6月14日(金) 21時~21時58分
フジテレビで毎週(金)21時より放送中の篠原涼子×バカリズムW主演作『イップス』。“書けなくなった”小説家・黒羽ミコ(篠原涼子)と“解けなくなってしまった”刑事・森野徹(バカリズム)の“絶不調バディ”が、毎回変な事件に首をつっこんでいくミステリーコメディー。今夜放送の第10話では犯人ゲストとして野村周平が出演するが、本編に先がけて犯行シーンを公開!野村演じる過激で真面目過ぎるジャーナリスト・新正誠(あらまさ・まこと)が、ペンを銃に持ち替えて権力者をあやめてしまう冷酷なシーンとなっている。ジャーナリストとしてトンネル事故の関係者を糾弾するかたわら、自らもトンネル事故で両親を亡くした被害者として、2人の事故関係者を殺害して復讐(ふくしゅう)。自らの正義を貫くためなら手段は選ばない過激な正義が暴走する。そして森野をはじめとする警察組織や黒羽慧(染谷将太)が不穏な動きを見せる“歪な十字架模倣事件”も追っているようで…来週21日(金)放送の最終回に向けても、新正はキーパーソンとなっていきそうだ。残り2話となった『イップス』、最後まで目を離さずお楽しみいただきたい!
野村演じる新正は、法で裁かれない権力者たちを糾弾する記事ばかりを扱うフリージャーナリスト。10年前にトンネル事故で両親を亡くし、トンネル工事を請け負った建設会社の社長・鍋鳥幸三(なべとり・こうぞう/川瀬陽太)と、建設会社から賄賂を受け取って工事を発注した県議会議員・串鉄昭(くしてつ・あきら/三上市朗)を天誅(てんちゅう)として殺害。現場には“令和のねずみ男”として犯行声明文を残し、自らの正義をペンではなく銃で成し遂げた。鍋鳥殺害の際には森野のめいっ子で恋人の木原茜(きはら・あかね/松田るか)をアリバイ工作に利用し、自らは何食わぬ顔で殺害現場にジャーナリストとして取材にやってくる。しかし、関係者しか知らない“令和のねずみ男”というワードを知っていたことに引っかかるミコと森野。さらに新正が執筆した記事を調べた森野は「正義感が強すぎて危険」と、疑念を深める。事件当日の新正の足取りを調べる森野だったが、新正が事前に仕込んでいたアリバイが捜査をかき乱す…。
今夜の物語は森野のめいっ子が登場し、森野はいつもよりもソワソワ…。しかし、そんなかわいいめいが恋人の新正に利用され、事件に巻き込まれることに。大切な人を巻き込んだ新正の身勝手すぎる犯行に、普段は感情を見せることのない森野が怒りをむき出しにする。そして最終話に向けて“歪な十字架模倣事件”にも進展が。この事件を追いかける慧が深く関わっているようで、何やら不穏な動きを見せる…。
野村周平
左から)篠原涼子、バカリズム
松田るか
あるビルのエレベーター内で、神奈川県議会議員の串鉄昭(三上市朗)が何者かによって射殺される。壁には「令和のねずみ男」を名乗る犯人からの声明文が貼られており、「この男、10年前の剛谷トンネル崩落事故で多くの人間を殺した悪人の一人。法に代わり天誅を下す」と記されていた。
黒羽ミコ(篠原涼子)はこの事件に興味を示すが、森野徹(バカリズム)から「管轄外」と言われてシュンとなる。そんなミコに、森野は相談事を持ちかける。女性にプレゼントを贈りたいのだという。
数日後、都内のホテルの一室で、鍋鳥建設社長の鍋鳥幸三(川瀬陽太)が殺害される。そこにも「令和のねずみ男」による犯行声明文が貼られていた。鍋鳥建設は剛谷トンネルの工事を請け負った会社だが、串鉄に多額の賄賂を贈って工事を受注するも、手抜き工事のせいで崩落事故を引き起こしたという噂があった。するとそこに、フリーのジャーナリスト・新正誠(野村周平)が現れ、取材をさせろと機動捜査隊の酒井純平(味方良介)と水田勇人(足立英)らともめ始める。新正は、疑惑があっても裁かれていない権力者らを糾弾する記事ばかり書いている男だった。しかも新正は、警察発表されていない「令和のねずみ男」のことを何故か知っていた。新正のことを調べた森野は、「正義感が強すぎて危険な人物」だと判断する。
そんな折、森野は姪っ子の木原茜(松田るか)に会う。だが実は、茜は新正と恋人関係にあり……。
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