2024.06.07更新
ドラマ
野村周平
第10話:6月14日(金) 21時~21時58分
フジテレビで毎週(金)21時より放送中の篠原涼子×バカリズムW主演作『イップス』。“書けなくなった”小説家・黒羽ミコ(篠原涼子)と“解けなくなってしまった”刑事・森野徹(バカリズム)の“絶不調バディ”が、毎回変な事件に首をつっこんでいくミステリーコメディー。いよいよ物語も残り2回となっており絶不調バディがリスタートできるのか気になるところだが、このたび来週6月14日(金)放送第10話の犯人ゲストとして野村周平の出演が決定! 悪事を働く権力者を自ら裁こうとする過激でゆがんだ正義を持つジャーナリストを演じていく。先ほど放送した第9話のラストでは、ミコの弟・慧(染谷将太)を尾けていた怪しいこの男…来週の物語でどのように絡んでくるのか。そして2クール連続でフジ連ドラ出演となる野村は、ゆがんだ正義感を暴走させてしまう冷酷な男をどのように演じていくのか…怪しく過激ながらも自らの正義感を貫く役どころにご注目いただきたい!
今回野村が演じる新正誠(あらまさ・まこと)は、法で裁かれない権力者たちを糾弾する記事ばかりを扱うフリージャーナリスト。10年前にトンネル事故で両親を亡くしてからは、トンネルを手抜き工事した建設会社の社長・鍋鳥幸三(なべとり・こうぞう/川瀬陽太)と、建設会社から賄賂を受け取って工事を発注した県議会議員・串鉄昭(くしてつ・あきら/三上市朗)への復讐(ふくしゅう)を狙っていた。復讐を実行することにした新正は、“令和のねずみ男”として2人を殺害。しかも森野のめいっ子で恋人の木原茜(きはら・あかね/松田るか)をアリバイ工作に利用する。さらに新正は世間をにぎわせている“歪(いびつ)な十字架模倣事件”についても調べており、慧のことを尾行しているようで…。
ゆがんだ正義感を持ち危険な雰囲気漂う男を演じる野村は、『新撰組PEACE MAKER』(2010年、MBS)で俳優デビュー。連続テレビ小説『梅ちゃん先生』(2012年、NHK総合)、『フラジャイル』(2016年、フジテレビ系)、『好きな人がいること』(2016年、フジテレビ系)などの話題作に出演し注目を集める。その後も『夫を社会的に抹殺する5つの方法』(2023年、テレビ東京)や映画『サイレントラブ』(2024年)などのドラマ、映画、舞台作品に出演。フジ連続ドラマは『婚活1000本ノック』(2024年、フジテレビ系)から2クール連続となる。篠原涼子とは初共演、バカリズムとは映画『隣人X 疑惑の彼女』(2023年)以来の共演となる。
左から)足立英、野村周平
左から)バカリズム、篠原涼子
野村周平
◆野村周平
「私の演じた新正誠という男は、非常に真っすぐで真面目な男でした。真っすぐであるが故に事件が起こるのですが、彼の葛藤を感じていただければと思います。
ゲストでの出演となると撮影日数も1週間弱ということで、篠原さんやバカリズムさんとの共演時間は少しで、一緒に居た時間も少しだったのですが、お二人ともとても気さくで優しく接して下さったのでうれしかったです。現場での居心地がよかったです。スタッフの皆さんもかなり大変だと思うのですが、皆さんがものすごく一生懸命撮影を頑張っているので、是非是非見ていただきたいです」
あるビルのエレベーター内で、神奈川県議会議員の串鉄昭(三上市朗)が何者かによって射殺される。壁には「令和のねずみ男」を名乗る犯人からの声明文が貼られており、「この男、10年前の剛谷トンネル崩落事故で多くの人間を殺した悪人の一人。法に代わり天誅を下す」と記されていた。
黒羽ミコ(篠原涼子)はこの事件に興味を示すが、森野徹(バカリズム)から「管轄外」と言われてシュンとなる。そんなミコに、森野は相談事を持ちかける。女性にプレゼントを贈りたいのだという。
数日後、都内のホテルの一室で、鍋鳥建設社長の鍋鳥幸三(川瀬陽太)が殺害される。そこにも「令和のねずみ男」による犯行声明文が貼られていた。鍋鳥建設は剛谷トンネルの工事を請け負った会社だが、串鉄に多額の賄賂を贈って工事を受注するも、手抜き工事のせいで崩落事故を引き起こしたという噂があった。するとそこに、フリーのジャーナリスト・新正誠(野村周平)が現れ、取材をさせろと機動捜査隊の酒井純平(味方良平)らともめ始める。新正は、疑惑があっても裁かれていない権力者らを糾弾する記事ばかり書いている男だった。しかも新正は、警察発表されていない「令和のねずみ男」のことを何故か知っていた。新正のことを調べた森野は、「正義感が強すぎて危険な人物」だと判断する。
そんな折、森野は姪っ子の木原茜(松田るか)に会う。だが実は、茜は新正と恋人関係にあり……。
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