2024.05.18更新
ドラマ
村上佳菜子
第7話:5月24日(金) 21時~21時58分
フジテレビで毎週(金)21時より放送中の篠原涼子×バカリズムW主演作『イップス』。“書けなくなった”小説家・黒羽ミコ(篠原涼子)と“解けなくなってしまった”刑事・森野徹(バカリズム)の“絶不調バディ”が、毎回変な事件に首をつっこんでいくミステリーコメディー。来週24日放送の第7話では、プロフィギュアスケーター・村上佳菜子の出演が決定!現役時代はソチ五輪や世界選手権で数々の輝かしい実績を残してきた村上が、自身の経歴と重なる元フィギュアスケーターのコーチ役として登場し、手塩にかけて育てた教え子を色仕掛けで奪った美人コーチをあやめる役に挑戦。連続ドラマとしては2作目(※)&フジ連ドラ初出演ながら、細かい感情表現も必要な大役をこなしていく<※連ドラ初出演作は『グッドワイフ』(2019年、TBS系)>。村上は撮影をこなしていく中で「同じ“表現”でも、スケートとドラマでは全く違う表現力が必要で、皆さんにはご迷惑をかけてしまったと思います」と明かしたが、微細な感情も見事に演じきる村上の熱演にご注目いただきたい!
フジ連ドラ初出演となる村上が演じる皇真白(すめらぎ・ましろ)は、元フィギュア日本代表でワールドフィギュア2連覇の実績もある天才フィギュアスケーター。現役時代は、フィギュア界に革命的な実績を残したことで “氷上のジャンヌダルク”という異名で呼ばれていた。現在は現役を引退し、真白も逸材と認める倉科吹雪(くらしな・ふぶき/青山凌大)のコーチを務めているが、吹雪からはコーチ契約の解消を言い渡されている。真白自身は、あと少しで才能が開花するところまで成長している吹雪の指導を続けたいと思う一方、吹雪は美人コーチの奥森美音(おくもり・みおん/清水くるみ)の色仕掛け指導にハマっていた。手塩にかけて育てた吹雪を大切な作品だと思っていた真白。自分以外には吹雪を育てられないと、フィギュアスケーターとしての彼を大切に思う繊細な役どころだ。
複雑な感情から殺人に手を染めてしまう役を演じる村上は、3歳からアイススケートを始め、2009年のジュニアグランプリファイナル、2010年の世界ジュニア選手権で優勝。2013年の世界選手権では4位、2014年の四大陸選手権で優勝し、同年ソチ五輪日本代表に選出された。現役引退後はアイスショーへの出演や解説・振付・後進の育成に努めるほか、『めざまし8』 (2021年~、フジテレビ系)にコメンテーター出演するなど、タレント活動も開始した。連続ドラマへの出演は『グッドワイフ』(2019年、TBS系)以来約4年ぶり&2作目となり、フジ連ドラ初出演を果たす。
村上佳菜子
左から)篠原涼子、村上佳菜子
村上佳菜子
◆村上佳菜子
――実際に演じてみての感想、自身の役について印象をお聞かせください
「オファーをいただいた瞬間びっくりしました。うれしい気持ちと私にできるかなぁという不安な気持ちと両方ありました。自分の本来のキャラとは異なる、少し大人で凜(りん)としたイメージの真白ですが、スケートに対する愛など、私自身と変わらない部分もありました。同じ“表現”でも、スケートとドラマでは全く違う表現力が必要で、皆さんにはご迷惑をかけてしまったと思います。篠原涼子さんは本当に優しくて、たくさん話しかけてくださいました。ユーモラスな表現と、シリアスな表現を間近で体験し、とっても勉強になりました。バカリズムさんとは、最初と最後のシーンでご一緒させていただきましたが、撮影終盤でお会いした際に、“最初のシーンの時と表情が違いますね”って言ってもらえたのが、すごくうれしかったです」
――撮影を通して感じた『イップス』の見どころを教えてください
「絶対にやってはいけない…だけどそんな中にも、笑っちゃう場面や共感してしまう場面、そして感動も…。色んな感情が生まれるドラマだなと改めて感じました。私はドラマ出演がほぼ初めてでしたので、その世界観を壊していないか少し心配もありますが、オンエアを見るのがとても楽しみです!」
黒羽ミコ(篠原涼子)は、監禁事件以来休養を命じられている森野徹(バカリズム)にメッセージを送り、気晴らしにどこかに行こうと誘う。ミコのマネージャー・初田豊(勝村政信)の運転で、ストレス発散できる場所へ向かうことに。
合流した3人は、室内の物を自由に破壊できる“物ぶっ壊し体験”のアミューズメント施設へ。そこでストレスを発散したミコたちは、順番を待っていた元フィギュアスケーターの皇真白(村上佳菜子)に気付く。真白は、ワールドフィギュアを日本人として初めて2連覇し、“氷上のジャンヌダルク”の異名を持つスター選手。引退後はコーチとして、将来を嘱望されているフィギュアスケーター・倉科吹雪(青山凌大)を指導していた。吹雪の大ファンだったミコは、森野の制止を振り切って真白に声をかける。真白が自分のことを知っていたことでますます調子に乗ったミコは、真白と連絡先を交換することにも成功する。
それから数日後、ミコのもとに真白から連絡が入る。吹雪もミコの大ファンで、ミコのことを話したら会いたいと言っているのだという。喜んだミコは、さっそく真白が選手たちを指導しているスケートリンクへと向かった。練習を見学後、真白とともに吹雪がいるというトレーニングルームを訪れるミコ。するとそこには、真白に代わって新たに吹雪のコーチに就任することになっていた奥森美音(清水くるみ)が死んでおり、その側には吹雪が立っていて……。
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