2024.05.10更新
ドラマ
左から)渡部篤郎、田中要次
第5話:5月10日(金) 21時~21時58分
フジテレビで毎週(金)21時より放送中の篠原涼子×バカリズムW主演作『イップス』。“書けなくなった”小説家・黒羽ミコ(篠原涼子)と“解けなくなってしまった”刑事・森野徹(バカリズム)の“絶不調バディ”が、毎回変な事件に首をつっこんでいくミステリーコメディー。今夜もミステリー&コメディーてんこ盛りでお届けするが、一足先に気になる犯行シーンを解禁!今回は渡部篤郎演じる、妻を亡くした悲しき法廷画家のゆがんだ復讐心が爆発。妻を亡くすきっかけとなった事件の弁護を担当した憎き弁護士を屋上から突き落としてしまう。しかし犯行は法廷画家が裁判に出席していたタイミングで発生…どんなアリバイトリックを駆使して憎き弁護士をあやめてしまうのか。
今回の事件現場となるのは裁判所。法廷画家の板野恭二(いたの・きょうじ/渡部篤郎)が、弁護士の杉本浩紀(すぎもと・ひろき/田中要次)を裁判所の屋上から突き落として殺害してしまう。板野は15年前に画家として芽が出てきた頃に支えとなっていた妻を交通事故で亡くし、それからは思うように絵が描けなくなっていた。妻を亡くしてからは、事故加害者の弁護を担当した杉本への復讐(ふくしゅう)をずっと伺っていた。そして板野は久しぶりに再会した杉本を裁判所の屋上に呼び出して突き落とすのだった…。しかしその事件と同時刻、ミコの弟・慧(染谷将太)が弁護を担当する案件の裁判が行われていて、板野は法廷画家として傍聴席にいた。さらにその裁判にはミコと運転手の坂浦(渡辺大知)も傍聴で参加しており、ミコ自身がアリバイの証人になってしまい、意気揚々と板野に事情聴取していた森野と揉め出すはめに…。
現場の状況と杉本の素性から怨恨(えんこん)による殺人の可能性が高いとされ、ミコと森野は容疑のかかった板野に話を聞く。しかし板野は「殺意と恨みは違う」と容疑を否認。だが何よりも、とても容疑がかかっているとは思えない板野の余裕な態度に森野は引っかかっていた…。
法廷画家のゆがんだ復讐心が引き起こす今回の事件、ヒントとなるのは“観察眼”。本編で出てくるあるモノが犯人を追い詰めることになるのだが、どうやってトリックが見破られるのか。予想しながら本編をしっかりと“観察”していただきたい。そして事件の一方でミコと森野の“絶不調バディ”が分裂の危機!その理由とは一体!?
渡部篤郎
左から)渡部篤郎、篠原涼子、バカリズム
渡部篤郎
黒羽ミコ(篠原涼子)は、運転手を務める坂浦猛(渡辺大知)とともに小説のネタ集めのために裁判の傍聴に来ていた。大手建設会社による不当な圧力が原因で起きたとされる、建設現場での死亡事故についてその責任を争う裁判で、ミコがコメンテーターとして出演している情報番組でも取り上げていた注目度の高い案件だった。傍聴席についたミコは、坂浦の左に法廷画家と思われる男性・板野恭二(渡部篤郎)が座っていることに気付く。
裁判では、被告で発注元である大手建設会社、茄子原建設の弁護を担当するやり手弁護士・杉本浩紀(田中要次)が、施行計画書の合理性を主張。原告の梅坂工務店が利益を上げるために施行行程を省略した結果起きた事故ではないか、と主張し逆に原告側を追い詰めていた。
閉廷後、ミコたちは別の法廷へと向かった。ミコの弟・慧(染谷将太)が担当する、テレビドラマの制作現場で起きたパワハラ事件の裁判だった。この裁判でも法廷画を描く準備をしている板野らしき姿を見かけるミコたち。
同じころ、裁判所の屋上から男性が転落死するという事件が起きる。死亡したのは弁護士の杉本だった。通報を受け、現場に駆けつける森野徹(バカリズム)たち。傍聴を終え、慧たちと一緒に帰ろうとしていたミコは、森野の姿を見つけると早速この一件に首を突っ込む。現場の状況から怨恨(えんこん)による殺人の可能性が高いとにらんでいたミコと森野は板野に話を聞くが、板野の余裕な態度に苦戦していく…。
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