2024.03.22更新
報道・情報
左から)宮司愛海(フジテレビアナウンサー)、青井実、パトリック・ハーラン
毎週(月)~(金) 15時45分~19時 生放送
4月1日(月)より、リニューアルしてお届けする、毎週月曜日から金曜日、15時45分から放送中の報道番組『Live News イット!』の記者発表会がフジテレビで行われた。記者発表会には新たな夕方の顔としてメインキャスターを務める青井実キャスター、同じくメインキャスターで、これまでもこの番組を支えてきた宮司愛海アナウンサー、さらにスペシャルキャスターのパトリック・ハーランが登場!司会進行はこの番組で現在情報キャスターを務めている遠藤玲子アナウンサーが務めた。
わかりやすく、楽しく、熱く、新しいニュース番組をモットーに、この春からこの番組の顔として出演することになる青井キャスターは冒頭の自己紹介で「民放での仕事は初めてとなります。まさか、私がお台場でお話をする機会がくるとは、22年前の私には想像もつかない状況です。ちょっと不思議な感じがしております。ですが、新たな人生のスタートということで身の引き締まるおもいです」とコメント。そして「まず、この場に立つにあたり、私の前職の番組を途中で離れてしまったこと、私の家族の一連の報道を巡りご心配ご迷惑をおかけしたことをこの場を借りて視聴者の皆様にお詫び申し上げたいと思っております」と謝罪。その上で「社会人生活22年目の春を迎えました。ほんとに新人のような気持ちでですね、この4月からスタートしていきたいと思いますので、どうぞ宜しくお願い致します」とあいさつをした。
そして青井キャスターとともにメインキャスターを務める宮司アナは「『Live News イット!』は1年半担当させて頂いております」と振り返りつつ、「今紹介して頂きましたように情報番組、スポーツ番組、そして報道番組と、幸運ながらたくさんの番組に巡り合わせて頂き、たくさんの経験をさせて頂きました」とコメント。さらに「そういった視野の広さというものを生かしながら、お二人と明るい空気を作りながら楽しんでいきたいと思います。そして視聴者の皆様にも真摯(しんし)に向き合いながら生活に必要な情報を届けていきたいと思います」と意気込んだ。
さらに、スペシャルキャスターとして出演するパトリック・ハーランは「長年フジテレビに出入りさせて頂いているのですが、小劇場があるなんで初めて知りました。めちゃくちゃ好きな空間です」といきなり会場の笑いを誘うと「この場所のようにアットホームな小劇場がありますが、これから『イット!』という舞台もアットホームな空気になるようにしたいです。長い付き合いの青井さん、まだ短い付き合いですけど絶対仲良くなる宮司さんとのコラボレーションをすごく楽しみにしているし、毎日視聴者の皆さんが楽しみにして頂きたいなと思います」と意気込みを語った。また、かつて別の番組でコンビを組んだ経験のある青井キャスターとの関係については「青井さんと、“伝説のコンビ”か分からないですけど、青井さんは本当に独特な空気がある方でキャスターという堅い面と人間的な柔らかい面の両方をお見せできたらうれしいなと思います」と話した。
その後、夕方の報道番組を担当する3人の素顔により迫るべく、“伝える上で大切にしていること”というテーマでトークがスタート!それぞれが記入したフリップを順番に紹介。【温】と書かれたフリップを出した青井キャスターは「温かみとか、ぬくもり。伝え手側が温かくないと、視聴者の皆さまには伝わらないと思っておりますので、温かい番組にしていきたいと思います」とこれからの番組作りでも大切にしたい思いを明かした。
青井実
さらに宮司アナは【“俯瞰の高度”と情報性】と書いたフリップを出し、「“俯瞰の高度”と情報性、というのを日々大切にしていきたいと思いながら放送しています。“俯瞰の高度”というのは、“とにかく物事を俯瞰でみましょう”という話はよくすると思うんですけど、どの高度から俯瞰でみるかが大事だと思っています。主観なのか、半径数メートルの話か、はたまた国レベルの話なのか。主語によって変わってくるのでどの高度から物事も見るのがいいのかというものを日々考えながらOAに臨んでおります」これまでも自身が大切にしてきた言葉を紹介した。
宮司愛海(フジテレビアナウンサー)
最後にパトリック・ハーランは【空気を読みすぎないこと】と出し、「日本に来て30年経ちます。毎日和食を食べているおかげかアメリカ人にしては空気が読めるようになったんです」と話すなど、会場の笑いを誘った。その上で「空気が読める機能はボリューム機能みたいなもので上げ下げができるんですよ。だから適度なところで空気を読むことにしようと思います。コメンテーターやキャスターのコメントは空気を読みすぎているのではないかと思うことがあります。言葉を選ぶことはすごく大事ですが、言葉を選びすぎて忖度(そんたく)になったらせっかくの改善のきっかけを失うんじゃないかと思います。ですから、ゲストや取材に答えて頂く方に関しても違うと感じたところは指摘させて頂きたいと思います。それは番組制作スタッフに対しても同じです。空気読みすぎないと傷つけることになるので、傷つけるんじゃなくて改善点を提示することが大切かと思います」と話した。
パトリック・ハーラン
最後にキャスター陣を代表して青井キャスターから「21年間務めたNHKの皆さんにご挨拶できなかったことが悔やまれます。21年間私を育てていただきまして、ありがとうございます」と語り、4月1日から始まる新番組へ「夕方のニュースってこんなに面白いんだ、こんなに変わったんだ、と言うのを、我々3人で毎日お見せしていきたいと思いますので、とにかくまずは見て下さい!どうぞよろしくお願いします!」と意気込みと視聴者へのメッセージが語られ会見は終了した。
左から)宮司愛海(フジテレビアナウンサー)、青井実、パトリック・ハーラン
掲載情報は発行時のものです。放送日時や出演者等変更になる場合がありますので当日の番組表でご確認ください。