2024.03.06更新
ドラマ
染谷将太
4月12日(金)スタート 毎週(金) 21時~21時58分 ※初回15分拡大 21時~22時13分
フジテレビで4月12日(金)よる9時にスタートする、『イップス』。初共演となる篠原涼子×バカリズムのW主演作として先日発表されたばかりだが、このたび追加キャストとして俳優・染谷将太の出演が決定!主人公・黒羽ミコ(くろば・みこ/篠原)の弟であり、弁護士としてエリート街道を突き進む黒羽慧(くろば・けい)に扮(ふん)する。初共演となる篠原とは姉弟役となり、『ブラッシュアップライフ』での共演が記憶に新しいバカリズムとも、今作では多くの共演シーンが期待される。今作は<心の葛藤による影響などで“できていたことができなくなってしまう”心理的症状=イップス>を抱えた“絶不調コンビ”が事件を解決していく物語だが、慧は人権派弁護士として活躍する“イップス知らず”のエリート。ミコや森野徹(もりの・とおる/バカリズム)とは正反対なキャラクター像になりそうだ。そして2人のイップスの鍵を握る存在でもあり…!?染谷は慧をどのように演じていくのか。さまざまな役どころを器用に演じてきた染谷の役どころにも注目だ。
今作は“書けなくなった”ミステリー作家・黒羽ミコと、“解けなくなった”警視庁捜査一課刑事・森野徹の絶不調コンビが事件を解決していくミステリーコメディー。デビューからベストセラーを連発して人気作家の仲間入りを果たしたミコだったが、現在はワイドショーのコメンテーター業を本業並みにこなす日々。一方の森野はあることをきっかけに検挙率が右肩下がりになり、事件が解けなくなっていた。2人は、プレッシャーによって普段は何も考えずにできていることが急にできなくなってしまうイップスを抱えていたのだ。そんな絶不調な2人が仕事から逃避するために訪れていたサウナ施設で偶然出会い、殺人事件に遭遇することであれよあれよとバディを組むことに。ミコは「小説のネタが拾える」「生の死体見るの初めて」と事件に興味津々。対する森野は捜査に身が入らない中でも、刑事としての鋭い洞察力を見せミコと共に真相に近づいていく。2人の捜査から犯人の目星はつき、容疑者本人に問い詰めようとするが森野のイップスが発動してしまって…。“書けなくなってしまった”ミステリー作家と、“解けなくなってしまった”エリート刑事。絶不調なイップスバディが時には助け合い、もがきながらもリスタートを目指す物語が始まる!
今回染谷が演じる黒羽慧(くろば・けい)は、ミコの弟で人権派弁護士。姉も認めるスゴ腕弁護士で、世間では“人権王子”という異名で呼ばれるほど。小さい頃からミコとミステリー作品を読み漁っていて、ミコと一緒にトリックを予想したりオリジナルのトリックを考えたりもしていた。大人になった今でもミコとはたびたび連絡を取り、小説が書けなくなってしまった姉を応援する良き相談相手となっている。実は森野とも因縁がありそうで…?
9歳の時に映画『STACY』(2001)で俳優デビューした染谷。映画『パンドラの匣』(2009年)で長編映画初主演を果たすと、映画『ヒミズ』(2012年)で「第68回ヴェネチア国際映画祭」の新人賞にあたるマルチェロ・マストロヤンニ賞を受賞。以降も、『みんな!エスパーだよ!』シリーズ(2013年ほか、テレビ東京)、映画『悪の教典』(2012年)、映画『バクマン。』(2015年)などの話題作に立て続けに出演し、『ヒミズ』と『悪の教典』で「第36回日本アカデミー賞」の新人俳優賞を受賞した。近年もさまざまな作品に参加し、『ブラッシュアップライフ』(2023年、日本テレビ系)では元売れないミュージシャン役、『風間公親-教場0-』(2023年、フジテレビ系)では素行の悪い新人刑事を演じた。きょうだいとしての共演となる篠原涼子とは今作で初共演、バカリズムが脚本・出演していた『ブラッシュアップライフ』ではクレジット上での共演のみだったが、今作では因縁も感じさせる関係性での共演となる。
◆染谷将太
Q.オファーを受けた際の率直な感想を教えてください
「この新感覚なミステリードラマに参加させていただけるのが楽しみでしかありません!篠原涼子さんバカリズムさんの素敵なコンビを現場でみるのが今から待ちきれないです!」
Q.台本を読まれての感想、自身の役については?
「思わずクスッとしてしまう軽快な会話劇を繰り広げながら事件を解決し、その謎の真相には重厚な人間ドラマが隠れているストーリーで、あっという間に読み終わってしまいました。慧は自分の信念に生きる人間だなと感じました。その信念とは一体何なのか…?演じるのが楽しみです」
Q.篠原涼子さん、バカリズムさんとは初共演ですが印象は?
「篠原さんは、いつも作品毎に違う印象があり、この作品でまた違う篠原さんが見られる気がしていて間近で見られるのがうれしいです。ミコの良き相談相手になれるように頑張ります!そしてバカリズムさんが書かれたドラマに出演させていただいたのですが、一緒にお芝居をさせていただくのは今回初めて。役者バカリズムさんと現場でお会いできるのがうれしいです。このお二人の愛おしいコンビと早くお会いしたいです!」
Q. 今までイップスに陥ったことは?もしあればどのように克服しましたか?
「イップスに陥ったことは無いのですが、緊張した時などいかにリラックスできるかを考えています!」
◆プロデュース 宮﨑暖 (フジテレビ ドラマ・映画制作部)
「染谷さんは初めてスクリーンで拝見してからずっと、ご一緒したいと思っていた憧れの役者さんのお一人でした。演技力はもちろん、どこか憂いをたたえたオーラとその存在感で、この慧という役を台本以上にパワーアップさせてくれると信じております!慧は人権弁護士でありながら裏の顔もありそうな人物…ネタバレになってしまうのであまり言えませんが、物語の鍵を握る人物なので、ぜひご注目ください!」
掲載情報は発行時のものです。放送日時や出演者等変更になる場合がありますので当日の番組表でご確認ください。