2024.01.16更新
ドラマ
左から)山村紅葉、ハシヤスメ・アツコ、小林きな子
2024年1月18日(木)スタート 毎週(木) 22時~22時54分 ※初回75分スペシャル
小芝風花が主演を務める木曜劇場『大奥』が、いよいよ今週18日(木)よりスタートする(毎週木曜・22時~22時54分)。歴代のフジテレビ系『大奥』シリーズで名だたる俳優が主演を務めた歴史ある作品が、フジテレビの連続ドラマとしては2005年に放送された『大奥~華の乱~』以来、約20年ぶりに新たな令和版『大奥』として復活。この冬、“愛”をテーマにした『大奥』史上、最も切なくて美しいラブストーリーが生まれる。そしてこの度、「美味でございます~」というセリフで一世を風靡(ふうび)し、『大奥』シリーズには欠かせないキャラクターである“スリーアミーゴス”として山村紅葉、小林きな子、ハシヤスメ・アツコの3人の出演が決定した。
本作は、さまざまな人間の思惑、嫉妬、憎悪、悲哀が渦巻く“女の社会の縮図=大奥”で、たった一つの愛を得ようともがく女たちの闘いを描いていく。2019年に『大奥』シリーズの完結作として放送されたフジテレビ開局60周年特別企画『大奥 最終章』以来約5年ぶりに、世代を超えて長きに渡り愛されてきた『大奥』が、より一層進化を遂げ、儚(はかな)いラブストーリーとして2024年1月期の木曜劇場枠で帰ってくる。
時は江戸中期、景気は悪化の一途をたどり、日本国民は質素、倹約、勤労の日々を強いられていた。格差は広がるばかりで、人々はこの景気を改善し、国と国民を豊かにしてくれる将軍の登場を待ちわびる。そんな中、主人公・五十宮倫子(いそのみや・ともこ/小芝風花)は、第10代将軍・徳川家治(とくがわ・いえはる/亀梨和也)との政略結婚を強いられ、京から江戸城本丸にある大奥へ渡ると、そこには1000人近くにもおよぶ将軍に仕える女性たちがいた。たった一人の天下人の寵愛(ちょうあい)を受けるべく、今、女たちの熾烈(しれつ)な戦いの火蓋(ひぶた)が切られる。一方その頃、大奥を、江戸幕府を、混乱の渦に陥れようと、ある人物が陰謀を企てていて――。
ハシヤスメ・アツコ
小林きな子
山村紅葉
山村が演じるのは、御右筆の昭島(あきしま)。大奥にある書物や記録の全てに精通する、大奥の「生き字引」である。その知識でいろいろな者が訪ねてきたり、代筆を頼まれたりすることで、昭島を訪れる人は一日中、絶えることがない。山村は、山村美紗サスペンスをはじめとする数多くの作品に出演し、2時間ドラマには欠かせない存在で、『大奥 最終章』にも出演した。
小林が演じるのは、御次のお平(おひら)。おいしいものに目がなく、食べ物に対する嗅覚は人一倍あり、長局でお菓子を食べようとする際にはいつのまにかお平が隣に来ている。お平を呼ぶには大きな声を出すより、食べ物の匂いをさせれば良いとまで言われている。小林は、『ソロ活女子のススメ』シリーズ(2021年~2023年/テレビ東京系)や『王様に捧ぐ薬指』(2023年/TBS系)などの話題作に次々に出演。フジテレビドラマへの出演は『やんごとなき一族』(2022年/フジテレビ系)以来、約1年9カ月ぶりとなる。
ハシヤスメが演じるのは、表使のお玲(おれい)。昭島の元にいるとさまざまな話を聞けるのが楽しい。過去のゴシップ的エピソードが大好きで、それをまた他の人に披露するのも大好きである。ハシヤスメは、2023年に解散したBiSHの元メンバー。バラエティー番組で活躍する他、『ボクとツチノ娘の1ケ月』(2021年/読売テレビ)や『ファイトソング』(2022年/TBS系)の第3話に出演するなど、俳優としても活動し、本作でGP帯連続ドラマ初レギュラー出演を果たす。
本家本元であるフジテレビの『大奥』が2024年1月期の木曜劇場で復活。東映とタッグを組み、豪華で荘厳な衣装やセットはもちろん、全編オール京都ロケを実施し、クオリティーの高い世界観と映像美、豪華なキャスティング、圧倒的なスケールでお届けする。
人はなぜ愛を求めるのか、愛とは何なのかという普遍的なテーマを『大奥』を舞台に描く本作。愛がなくても生きていける現代社会の人々にとって、誰かを愛することの喜びや苦しみ、誰かと共に生きていく意義を見つめ直すきっかけを与えるドラマになるはず。また、相次ぐ天変地異による不況の中、それでも懸命に生きようとする江戸の人々の姿を通して現代に勇気や希望をお届けする新たな令和版『大奥』に、ぜひご期待いただきたい。
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