2023.12.24更新
バラエティ・音楽
左から)丸山隆平、村上信五、関町知弘(ライス)、又吉直樹、桜井日奈子、横山裕
12月25日(月) 25時15分~25時45分
たった一つだけのルールを設定して「あとはご自由に」と、メンバーがゲストと多彩な企画にチャレンジする『あとはご自由に』。12月25日(月)放送のゲストは、又吉直樹、桜井日奈子に加え、キングオブコント2023王者の児玉智洋(サルゴリラ)、キングオブコント2016王者の関町知弘(ライス)が登場。今回は、芸人であり芥川賞受賞作家でもある又吉が「この番組はご自由なんでしょ?」と仲間を連れて、又吉考案の新企画を持ち込んだ。
企画はその名も「こじつけカードドラマ」。役者はアドリブドラマを進めるのだが、その手元にはカードが配られ、劇中で誰かから話を振られた際にはこのカードに書かれたセリフで必ず返さないといけないというルール。引いたカードの内容でドラマの流れが変わるという、これまで見たことのない予測不能なアドリブドラマになっている。
このゲームを持ち込んだ又吉は「楽しいゲームではあるんですけど、緊張感もあったり、運もあったり。やってみないとどうなるか分からない」とこのゲームの面白さを語る。自分の手元にあるカードが質問とかけ離れたセリフだったとしてもそれを出さなければならず、どうこじつけて物語を成立させていくかというのが見どころ。また、カードに記載するセリフはメンバーたち自身が自由に記入していく。シャッフルしてランダムに配布されたカードの内容は、劇中の流れの中で初めて知ることとなる。メンバーは又吉らと一体どんなドラマを繰り広げるのか!?そしてこじつけて成立させることはできるのか!?
左から)安田章大、桜井日奈子、児玉智洋(サルゴリラ)、又吉直樹、丸山隆平
左から)安田章大、大倉忠義、丸山隆平
まずは、又吉、関町、桜井、横山裕、村上信五、丸山隆平の6人が「相続問題」をテーマに、危篤の父のために病室に集まった家族という設定でアドリブドラマにチャレンジ。そしてその様子を児玉、安田章大、大倉忠義がモニタリングしていく。舞台上のメンバーは、記載されたカードの内容に翻弄(ほんろう)されながらもアドリブドラマを進め、戸惑いながらも見事に機転をきかし、芝居を進めていく。
桜井も流れとチグハグなセリフが出てくるが、見事に演技力でカバー。女優の腕前とプライドがうかがえるゲームとなっている。桜井やメンバーが笑わずに、まるでドラマや映画かのような芝居でゲームを展開する様子を見て、キングオブコント優勝者の児玉も「皆さんお芝居がすごくうまいから面白いですね!」と思わず感心。
後半戦は又吉、児玉、桜井、丸山、安田の5人が「娘さんを下さい」をテーマに、結婚を許してもらうべく初めて会う両親にあいさつをするシチュエーション。ここではなんとすごい確率でセリフが流れにきれいにハマる“カードの奇跡”が連発。前半戦がその演技力やストーリーの構成力の“力”で成立させたのに対し、後半戦はタレントがもつ“運”が大きく作用するという、全く違う味わいのものに。
まさに一流のクリエイター又吉によって持ち込まれた企画は、実力と運を兼ね備えた一流の出演者によって見応えたっぷりの企画となった。今回も見どころ満載の本番組をお見逃しなく!
「今回は又吉さんと自分が何気ない会話をしている中で、『あとはご自由に』の話になり、この企画を又吉さんが持ち込んでくれる流れとなりました。番組収録後も、又吉さんは大満足してくださって“あれだけ面白いものにできるメンバーの皆さんはさすが!芸人仲間とやるときとは違う新しい味わいがありました!”と絶賛してくださいました。このようにメンバーは、いつものアドリブドラマにおける俳優さんや今回の又吉さんのように、さまざまなクリエイターの方々の最高の“実験の場”であり、最高の“おもちゃ”になれる反射神経と勘、強さを天才的に兼ね備えてます。ここでいうのも変な話ですが今後も彼らと一緒にやってみたい企画があれば、どうぞご自由に持ち込んでほしいです!大募集です!(笑)」
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