木曜劇場『いちばんすきな花』

2023.12.07更新

ドラマ

出口夏希が3年ぶりに木曜劇場出演!“すき花”の重要人物“美鳥”の大学生時代を演じる!さらに、ゆくえの高校時代を片岡凜が演じるなど、注目の若手女優が続々登場!

出口夏希

木曜劇場『いちばんすきな花』

第9話:12月7日(木)22時~22時54分 <毎週(木)22時~22時54分>

フジテレビでは10月期の木曜劇場<毎週(木)22時~22時54分>にて、4人の俳優が主演を務める新しい形の“クアトロ主演”ドラマ『いちばんすきな花』を放送中。初回放送からSNS上でも大きな話題を呼び、放送日には番組タイトルである『いちばんすきな花』がトレンド入りするほか、キャラクターたちへの共感の声を投稿する視聴者も増えている。そんな本作において、物語の終盤にさしかかり登場した、4人の主人公たちにとって鍵となる重要なキャラクター“美鳥”。12月7日(木)放送の第9話では、彼女の人間性を知るうえで欠かせない、大学時代の“美鳥”のエピソードが描かれる。そして、その大学時代の“美鳥”を出口夏希が演じる事が決定した。

この物語の主人公は潮ゆくえ(うしお・ゆくえ/多部未華子)、春木椿(はるき・つばき/松下洸平)、深雪夜々(みゆき・よよ/今田美桜)、佐藤紅葉(さとう・もみじ/神尾楓珠)という別々の人生を送ってきた4人の男女。そんな年齢も性別も、育ってきた環境も全く違う4人がある日、「唯一心を許せた異性の友達が、結婚を機に友達では無くなってしまった」、「結婚を考えていた彼女を、彼女の男友達に奪われた」、「友達になりたいだけなのに、異性というだけで勝手に恋愛と捉えられてしまう」、「友達の友達もみんな友達と思っていたが、気付けば本音を話せる相手はいなかった」と、それぞれの日常のなかで“友情”や“恋愛”にまつわる人間関係に直面してしまう。境遇だけでなく、考え方も全く違う彼らが、ふとした出来事を機に巡り会い、“友情”と“愛情”というテーマに自然と向き合っていくことになるストーリー。

出口が演じるのは志木美鳥の大学生時代。主人公・ゆくえが通う進学塾の先生として、“美鳥”の過去という重要なシーンを熱演!

出口が演じるのは、大学生時代の志木美鳥(しき・みどり)。美鳥は、初回放送から、その名前だけが描かれ、第7話にて田中麗奈が演じることが分かり大きな反響を呼んだ女性。16年前、主人公のひとり・ゆくえが高校3年生だった頃に通っていた進学塾の先生をしていた美鳥。当時のゆくえが知っている美鳥はいつもニコニコしていて明るい存在だったが、塾のみんなからは嫌われていた。そして現在、塾の先生として働くゆくえが、教え子・望月希子(もちづき・きこ/白鳥玉季)にかけた「よそはよそ。うちはうち。」という言葉が、実は美鳥の言葉でもあったりするなど、ゆくえの人生にとってもとても大きな存在となっている。しかし、そんな美鳥にとって、大学生時代は周囲には明かせない大きな悩みを抱えていたようで…。

出口は、「第30回フジテレビヤングシナリオ大賞」で大賞を受賞しドラマ化された作品『ココア』(2019年1月/フジテレビ系)でテレビドラマ初出演。その後もドラマ作品のみならずさまざまなジャンルへと活躍の幅を広げていくと、今年1月に配信された是枝裕和が総合演出を務める『舞妓さんちのまかないさん』(Netflix)で森七菜とダブル主演として出演するなど大きな話題を呼んだ。さらには、来年1月期放送のドラマ『君が心をくれたから』で “月9”デビューを果たすことも決まっているなど、まさに今勢いに乗る注目の若手俳優の一人である。そんな出口にとって木曜劇場への出演は『アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋』(2020年7月期/フジテレビ系)以来3年ぶり。

そして、そんな出口演じる大学生時代の美鳥の塾の教え子“高校生”のゆくえ役を片岡凜が演じる事も決定。ゆくえは高校時代から“友達”という存在に関して悩むことが多く、塾が終わった後、美鳥に相談することもあるなど、その感情の機微を表現するのが難しい役どころ。昨年ドラマデビューを果たしたばかりの片岡が繊細な演技力を求められる役をどのように演じるのか。なお、片岡にとってフジテレビ系連続ドラマへの出演は本作が初となる。

左から)片岡凜、出口夏希

これまで数少ない登場で、その過去までは多く描かれる事が無かった物語の鍵を握る“美鳥”の生い立ちが次第に見え始めていく12月7日(木)放送の木曜劇場『いちばんすきな花』第9話。一つ一つ紡がれていく記憶の数々が、今を生きる4人の主人公たちにどう影響していくのか。ぜひ注目してご覧いただきたい。

第9話あらすじ

 春木椿(松下洸平)の家で佐藤紅葉(神尾楓珠)は、自分が表紙のイラストを手がけた小説を椿に渡そうと声を掛けると、椿は大きなダンボール箱を開けていた。「荷造りですか?」と紅葉が聞くと、椿はニコニコしながら箱の中を紅葉に見せてきた。そこには、紅葉が表紙を描いた本が大量に詰まっていて、椿は全部自腹で買ったとうれしそう。

 ある日、潮ゆくえ(多部未華子)は、志木美鳥(田中麗奈)と会うことになり、ファミレスで食事をしながら、美鳥が東京に戻ることになった経緯を聞かされる。すると、美鳥は突然「こっちいるうちに、会いたい人いて」と切り出して…。

出口夏希

「台本を読ませていただいて、一つ一つの言葉にいろいろな意味が含まれていて、美鳥の今まで抱えてきたものが何気ない一言で見えてくるようなとても大事なポイントとなる役どころでした。『いちばん好きな花』の世界観を壊さないように、演じさせていただいた20歳の美鳥の抱えるものや、その当時のゆくえに対して与える影響を繊細に表現できるように頑張りたいと思います!私も一視聴者として今後の展開を楽しみにしています!」

片岡凜

「お話をいただきとてもうれしかったです。台本を読んで、潮ゆくえという人物は彼女の学生時代の経験や感情が大人になってもそのままベースとしてどこか常に置かれているような印象を受けました。役を演じる上で、多部未華子さん演じる潮ゆくえの仕草やしゃべり方の特徴、雰囲気をつかみながら、彼女が信頼できる人に見せる力の抜けた心地よさをお見せしようと表現しました。皆さま、9話ぜひご覧ください!」

プロデュース 村瀬健(フジテレビ ドラマ・映画制作部)

「出口夏希さんは、初めてお会いしたときに“この子は絶対に売れる!”と確信しました。今から4年程前、まだ事務所に入り立て、17歳くらいだったと思うのですが、既に圧倒的なオーラを放って、とにかくひたすらキラキラしていたのを今でも覚えています。その後、いろいろな作品に出演されて、今では演技も含めて素晴らしい女優さんになりました。今回、大事な大事な美鳥の大学時代を作るにあたり、すぐに出口さんの顔が思い浮かびました。ゆくえの人生を変えた若き日の美鳥を出口さんがどのように演じるか、楽しみにしていてほしいと思います。そのゆくえの高校時代を演じてくださる片岡凜さんもずっと注目していた方です。お2人ともに、きっと来年再来年にはもっともっと大きな存在になっていることと思います。この2人による回想シーンは、将来、間違いなく伝説として語られることになりますので、ぜひ、見逃さないようにしていただければと思います」

【番組概要】

木曜劇場 『いちばんすきな花』
<放送日時>
第9話:12月7日(木)22時~22時54分
毎週(木) 22時~22時54分
<出演>
多部未華子、松下洸平、今田美桜、神尾楓珠、
齋藤飛鳥、一ノ瀬 颯、白鳥玉季、黒川想矢、田辺桃子、泉澤祐希、臼田あさ美 / 仲野太賀 田中麗奈
<スタッフ>
≪脚本≫
生方美久(『silent』、第33 回フジテレビヤングシナリオ大賞 『踊り場にて』)

≪音楽≫
得田真裕(『silent』、『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』、『グッド・ドクター』、『監察医 朝顔』シリーズ、 『アンナチュラル』、『MIU404』他)

≪主題歌≫
藤井 風『花』(HEHN RECORDS/UNIVERSAL SIGMA)

≪プロデュース≫
村瀬 健(『silent』、『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう 』、『信長協奏曲』、映画『キャラクター』 、映画『約束のネバーランド 』 他)

≪演出≫
髙野 舞(『silent』、『アライブ がん専門医のカルテ』、『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』、『昼顔~平日午後3時の恋人たち~』他)

≪制作・著作≫
フジテレビ

掲載情報は発行時のものです。放送日時や出演者等変更になる場合がありますので当日の番組表でご確認ください。