2023.12.02更新
ドラマ
栗山千明
2024年1月18日(木)スタート 毎週(木) 22時~22時54分 ※初回75分スペシャル
フジテレビでは、2024年1月18日(木)スタートの木曜劇場(毎週木曜・22時~22時54分)にて、小芝風花が主演を務める『大奥』を放送する。そしてこの度、小芝、亀梨和也、西野七瀬、森川葵、宮舘涼太(Snow Man)に続いて、本作に栗山千明の出演が決定した。歴代のフジテレビ系『大奥』シリーズで名だたる俳優が主演を務めた歴史ある作品が、フジテレビの連続ドラマとしては2005年に放送された『大奥~華の乱~』以来、約20年ぶりに新たな令和版『大奥』として復活。この冬、“愛”をテーマにした『大奥』史上、最も切なくて美しいラブストーリーが生まれる。
本作は、さまざまな人間の思惑、嫉妬、憎悪、悲哀が渦巻く“女の社会の縮図=大奥”で、たった一つの愛を得ようともがく女たちの闘いを描いていく。2019年に『大奥』シリーズの完結作として放送されたフジテレビ開局60周年特別企画『大奥 最終章』以来約5年ぶりに、世代を超えて長きに渡り愛されてきた『大奥』が、より一層進化を遂げ、儚(はかな)いラブストーリーとして2024年1月期の木曜劇場枠で帰ってくる。
時は江戸中期、景気は悪化の一途をたどり、日本国民は質素、倹約、勤労の日々を強いられていた。格差は広がるばかりで、人々はこの景気を改善し、国と国民を豊かにしてくれる将軍の登場を待ちわびる。そんな中、主人公・五十宮倫子(いそのみや・ともこ/小芝風花)は、第10代将軍・徳川家治(とくがわ・いえはる/亀梨和也)との政略結婚を強いられ、京から江戸城本丸にある大奥へ渡ると、そこには1000人近くにもおよぶ将軍に仕える女性たちがいた。たった一人の天下人の寵愛(ちょうあい)を受けるべく、今、女たちの熾烈(しれつ)な戦いの火蓋(ひぶた)が切られる。一方その頃、大奥を、江戸幕府を、混乱の渦に陥れようと、ある人物が陰謀を企てていて――。
栗山が演じるのは、大奥の女性たちを束ねる重役・大奥総取締役である松島の局(まつしまのつぼね)。公家の娘で、徳川家重(とくがわ・いえしげ)の嫡男・家治の教育係だったが、その後、将軍付き上臈御年寄となり大奥を取り仕切る大奥総取締役にまで上り詰めた実力者。大奥総取締役は“表”である幕政にも影響力を持ち、幕政をつかさどる老中の人事にまで口出しができたという、当時のキャリア女性のトップ中のトップにあたる。その松島は権力をほしいままにするため側用人・田沼意次(たぬま・おきつぐ)と手を組み、“ある計画”を目論(もくろ)んでいて…。
栗山は『ATARU』(2012年4月クール/TBS系)、映画『劇場版SPEC』シリーズ(2012年、2013年/東宝)、映画『図書館戦争』シリーズ(2013年、2015年/東宝)などのヒット作に次々と出演し、『晩酌の流儀』シリーズ(2022年、2023年/テレビ東京系)などの話題作で主演を務めるなどその活躍は目覚ましい。そんな栗山だが、意外にも木曜劇場への出演は今回が初となる。また、主演の小芝とは『HEAT』(2015年7月クール/カンテレ・フジテレビ系)以来、約8年半ぶりの共演となる。
本家本元であるフジテレビの『大奥』が2024年1月期の木曜劇場で復活。東映とタッグを組み、豪華で荘厳な衣装やセットはもちろん、全編オール京都ロケを実施し、クオリティーの高い世界観と映像美、豪華なキャスティング、圧倒的なスケールでお届けする。小芝、亀梨をはじめとした錚々(そうそう)たる顔ぶれのキャストたちが披露する、『大奥』の代名詞ともいえる豪華絢爛(けんらん)な衣装にもご注目いただきたい。また、その他出演予定の豪華主要キャストの続報も楽しみにお待ちいただきたい。
人はなぜ愛を求めるのか、愛とは何なのかという普遍的なテーマを『大奥』を舞台に描く本作。愛がなくても生きていける現代社会の人々にとって、誰かを愛することの喜びや苦しみ、誰かと共に生きていく意義を見つめ直すきっかけを与えるドラマになるはず。また、相次ぐ天変地異による不況の中、それでも懸命に生きようとする江戸の人々の姿を通して現代に勇気や希望をお届けする新たな令和版『大奥』に、ぜひご期待いただきたい。
◆本作への出演が決まったときの思いをお聞かせください。
「言葉遣いや所作など、私に務まるのかという不安もありますが、大奥という煌(きら)びやかな世界を体験できることを楽しみに思いました」
◆『大奥』という作品の印象はいかがですか?
「華やかな一方、いろんな思惑が絡み合う人間関係を描いている印象です」
◆ご自身が演じられる役の印象や役作りについて教えてください。
「松島の局には、大奥総取締役としての風格や貫禄が必要だと感じていますので、堂々と凜(りん)とした立ち振る舞いを心掛けながら演じたいと思っています。また、小芝さん演じる倫子を追い詰めていく役どころなので、見てくださる方々に嫌われる覚悟で精一杯(いっぱい)務めたいと思います」
◆最後に放送を楽しみにしている視聴者やファンの皆さんへメッセージをお願いします。
「大奥らしい“女の戦い”だけではなく、キュンとなるかわいらしい恋心や、切ない思い、親子の愛なども、きちんと描かれているストーリーになっています。新しい大奥を、ぜひお楽しみにしていてください」
「主人公の前に立ちはだかる“大奥総取締役”はまさにもう一つの大奥の“顔”。大奥という組織の個性は大奥総取締役の個性が大きな役割を占めると思います。栗山さんが持つクールなビジュアルは牢獄(ろうごく)である大奥の厳しさと恐ろしさを体現する松島の局のイメージと合致します。江戸時代に権力を持つ男たちと向こうを張って大奥を取り仕切った女性の姿をぜひご覧いただければと思います」
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