2023.11.25更新
バラエティ・音楽
長田庄平・向井慧・さだまさし・箭内道彦
11月26日(日)12時00分~13時40分
フジテレビでは、11月26日(日)12時より第2弾となる『藝大よ、地球を救え。』を放送する(関東ローカル)。同番組は今年6月に放送した東京藝術大学客員教授であるさだまさしと、東京藝術大学教授である箭内道彦が発起人となって企画したことがきっかけで始動。
アートの力を必要としている企業と、才能あふれる東京藝大生をマッチングさせ、「アートの力で世の中を変えていこう!」という、史上初の東京藝大のバラエティー番組となっている。前回に引き続き、長田庄平(チョコレートプラネット)と向井慧(パンサー)が進行を務める。
もしかするとこの先人間国宝の可能性すらある、そんな才能の持ち主たちが番組に参加している。さまざまな社会課題に対してアートがどのように関わっていけるのか、解決にどうアートが関わっていけるか。企業や自治体の課題を知り、そういった方々が求めるものを、藝大生たちはいかにしてアート作品として昇華させていくのか。そして企業は誰の作品を選ぶのか。まだ見ぬ才能が世の中を変える、そんな可能性を感じる番組だ。
◆1つ目は自治体、「大磯町 産業観光課」からの依頼。
自治体担当者から「愛をテーマにしたモニュメントを作って欲しい」という依頼が届く。世界的にも愛をテーマにしたスポットは多くの人が集まる。そこで、大磯の魅力を一緒に発信してもらえる力をアートに求めている。
そんな依頼に応える藝大生は3人。大磯町を知るために地元の方々を取材し、その歴史を学びつつ、大磯ゆかりの要素を入れた作品作りに取り組む。藝大生たちは一体どんな作品を作るのか。
◆2つ目はすき焼きでお馴染みの「人形町今半」からの依頼。
社長から、「企業理念を反映した新しいオリジナルグッズを作って欲しい」というなかなか難しい依頼が。すき焼きという切り口で世の中を良くしたいと考えている人形町今半。黒毛和牛一頭まるまる仕入れ、その全てを余すことなく使い、無駄にしないという考えのもと、食育をはじめ素晴らしい食文化を築くことをモットーにしている。そして、素晴らしい食文化を築くためにはお客様に喜んでもらわないといけない、すき焼きを食べる際に「ときめいてもらいたい」という思いが伝わるようなオリジナルグッズを作って欲しい、という依頼を藝大生に要求。
この難しいテーマに手を挙げた藝大生は2人。人形町今半の思いを反映したオリジナルグッズを考え、社長へプレゼン。するとその場で社長の目から涙が。その涙の訳とは?藝大生の2人が出した答えとは。
◆3つ目は「千葉県鴨川市にある地元愛あふれる企業」からの依頼。
地元の商業施設から「SNSで映えるフォトスポットを作って欲しい」という依頼が寄せられる。今年の春にオープンした今回の施設は、エリア内に3棟のガレージがあり、それぞれに特徴がある。鴨川の海産物を使った浜焼きを味わえるエリア、地元の旬の野菜を販売するエリア、自家醸造のビールを鴨川の美しい景色とともに味わうことができるエリアと、バラエティーに富んだ観光施設。ただ、鴨川自体の観光客数が年々減少しており、「集客につながるフォトスポットを作りたい」と考え、今回番組に応募。この社長の思いを実現できるのか。
この依頼に挑む藝大生は、今回最多の5人。施設を訪れるとそこには鴨川市観光協会会長をはじめとする長年鴨川を支え続けているおじさま方が。そんな皆様から鴨川の魅力や地元の方々の思いを耳にし、各々の中での作品のイメージを作っていく。果たして藝大生の手によって、どのようなフォトスポットが出来上がるのか。
数々の名作誕生に、一同驚嘆で目が離せない。東京藝大生の底知れぬ才能をぜひご堪能いただきたい。
「今回で2回目ですが、素晴らしい番組がこれから先、出来そうな予感がしました。前回もそう思ったのですが、今日でそれが確信に変わったというのかな。楽しかったです。毎週見たい感じですが、それは準備が大変か(笑)」
「2回目の収録が無事に出来て、ホッとしています。アートというものは皆さんから見て、敷居が高かったり、難解だったりするイメージがあると思いますが、そういうものだけでは無いことが伝われば、と思っています。みんなと一緒に楽しんだり、笑顔を増やしたり、一緒に作れたり、一緒に考えたりするものもある、ということが、この番組を通じて、藝大の魅力とともに、アートの力とともに伝えることが出来たのではないかと思っています」
「この番組、2回目にして、すごい進化を遂げたのではないかと思います。前回エントリーしてくれた学生がリベンジしていたことも感慨深いところでもあります。僕が想像する遥か上のアイディアが出てくるので、藝大生ってスゴイなと、毎回驚かされます」
「第2回目の『藝大よ、地球を救え。』、やはり“地球を救え”というのはかなり大きなタイトルだと思っていましたが、実際見てみると、アートにはそれくらいの力があると感じました。今回はお店だけではなく、街がエントリーしてくれたなどもあり、どんどん救える範囲が広くなってきているのを感じました。今後、是非、どんどん規模を大きくしていけるのではないかと。それこそ、日本だけではなく、海外や色んなところに飛び出せる可能性があると感じました。是非、第3回を迎えられたらなと思っています」
掲載情報は発行時のものです。放送日時や出演者等変更になる場合がありますので当日の番組表でご確認ください。