木曜劇場『いちばんすきな花』

2023.10.11更新

ドラマ

クアトロ主演勢揃いの完成披露試写イベント!多部未華子、松下洸平、今田美桜、神尾楓珠による“すき花”トークが盛りだくさん!さらに藤井風が主題歌を担当することも発表!

左から)神尾楓珠、多部未華子、松下洸平、今田美桜

木曜劇場『いちばんすきな花』

<10月12日(木)スタート 毎週(木) 22時~22時54分> ※初回20分拡大(22時~23時14分)

10月12日(木)に放送がスタートする、4人の俳優が主演を務める新しい形の“クアトロ主演”ドラマ、木曜劇場『いちばんすきな花』の完成披露試写イベントが、10日(火)、都内の映画館で行われた。このイベントでは第1話の上映が行われたほか、その後に行われたイベントでは多部未華子、松下洸平、今田美桜、神尾楓珠の4人が登壇。司会は佐久間みなみアナウンサーが務めた。

本作は、“男女の間に友情は成立するのか?”をテーマにくすっと笑って、ふわっと泣ける、新しいスタイルのドラマで、違う人生を歩んできた4人の男女が紡ぎ出す“友情”と“愛情”、そしてそこで生まれるそのどちらとも違う“感情”を丁寧に描いていく。年齢も性別も、育ってきた環境も全く違う4人がある日、「唯一心を許せた異性の友達が、結婚を機に友達では無くなってしまった」、「結婚を考えていた彼女を、彼女の男友達に奪われた」、「友達になりたいだけなのに、異性というだけで勝手に恋愛と捉えられてしまう」、「友達の友達もみんな友達と思っていたが、気付けば本音を話せる相手はいなかった」と、それぞれの日常のなかで“友情”や“恋愛”にまつわる人間関係に直面することに。境遇だけでなく、考え方も全く違う彼らが、ふとした出来事を機に巡り会い、“友情”と“愛情”というテーマに自然と向き合っていくことになるストーリー。

左から)神尾楓珠、多部未華子、松下洸平、今田美桜

オリジナル作品である本作で、主人公・潮ゆくえ(うしお・ゆくえ)役を務める多部は、自身の演じるキャラクターに「ゆくえちゃんはドラマを見てくださる皆さんにとってどんな女性に映っているのか未知数過ぎて、自分もゆくえちゃんを探り探り演じています」とコメント。すると、ゆくえと仲野太賀演じる赤田鼓太郎(あかた・こたろう)が、カラオケで大はしゃぎしているというシーンがスクリーンに。あまりにも楽しそうな雰囲気の写真に思わず松下が「楽屋にいるみたいでしたよ」と話すと、それを言われた多部が慌てて「おとなしいでしょ?私。(笑)」とすかさずコメントし会場に笑いが。さらに神尾も「基本は静かですが…時々明るいですよね」と演技をしていないときの様子を報告するなど、思わぬ形で多部の素顔が明かされた。

多部未華子

続いて話題は松下演じる主人公・春木椿(はるき・つばき)の話へ。松下自身は「すごくやりがいのある役」と前置きし「同時に難しさを感じていて、共感で来る部分はたくさんありつつも、実際の僕だったらそうはしないのになって思う部分もやっぱりあるし、椿だったらどうするかなって」と役作りをしているときの心境をコメントした。そして、話はSNS上で話題になっている松下の華麗に“こける”シーンへ。台本には「“転ぶ”みたいのは書いていなかった」はずが、監督からの指示で「“上司の机まで飛んで”って言われたので飛んだんです」と制作裏話を報告。そんないきさつがあったとは知らなかった他のメンバーから「本当にこけたのかと思いました」、「上手ですよね!」と松下の芝居力を絶賛する声が。しかし、「そうしたらね、オンエアに使われてなくて。しかもバストアップだったしね。足写ってねぇでやんの(笑)」とぼやくと会場は大きな笑いに包まれた。

松下洸平

そして話が今田演じる主人公・深雪夜々(みゆき・よよ)へと移ると、今田は「夜々は、勝手に人から見た目などで決めつけられてしまう子なので、とても難しい役で、私も探りながらやらせていただいています」と多部と同じく、探りながら自身の役と向き合っているとコメント。それでも4人でのシーンが増えていくつれ「夜々がどういう子なのかがなんとなくわかってきました」と話すなど、4人そろってのシーンが今田の中で大きい存在になっていることも明かしてくれた。そんな中、今回の“美容師”という役どころが今田にとって初めての経験であることもあり、話題は今田の“美容師”特訓話に。「実際にカット練習を教えていただいてからやらせていただいたんですけど、ウィッグを家にお借りして練習したりもしました。最初はウィッグが家にあるのがびっくりしてしまって(笑)。でも徐々にできるようになってくるとすごく楽しくて。そこは楽しみながらやっています」と笑顔をのぞかせた。

今田美桜

神尾演じる主人公・佐藤紅葉(さとう・もみじ)に関しては、神尾も他の主演と同様に探りながら演じていると話しつつも「1話の段階ではもみじはどんな人だろうと思うのですが、だんだんわかっていって貰えると思います。一緒に居る相手によってキャラが変わるというか、周りから見ると友達は多いんだけど、自分ではその場を楽しく乗り切ることを優先していて本音が言えないキャラクターなんだと思いながら演じています」と役を演じる上での気持ちを語った。また、クランクインの日に公園で“シーソー”に乗るシーンを撮影したことに話が及ぶと、「1人シーソーが意外としんどくて…次の日筋肉痛になっちゃって、運動不足を実感しました」とまさかのカミングアウトが飛び出した。

神尾楓珠

4人のそれぞれの役どころの話以外にも、本作のテーマでもある“男女の間に友情は成立するのか?”を会場内でアンケートを採るなどしながら出演者同士が持論を語るなど、終始『いちばんすきな花』にまつわるトークで会場は笑顔にあふれた。

そしてイベントの終盤には、これまで解禁されてこなかった本作の主題歌情報を解禁。多部から「主題歌は藤井風さんで、タイトルは『花』です」と発表されると、松下が藤井から受け取ったコメントを代読した。また、この曲が、今年6月から7月にかけて行われていたアジアツアー移動中に、飛行機内で台本を読みながら、楽器は一切使わずに楽曲制作をしたことも明らかに。藤井にとって初めてとなる楽曲制作のやり方だったというこの方法だが、さらに佐久間アナから「ボールペンでリズムを取りながら…」と追加情報が出ると “クアトロ”主演の4人も驚きをかくせない様子だった。曲を聴いたときの印象を聞かれた多部は「どのシーンでも、この曲が入るとすごくおしゃれになるんです。すごく感謝していますし、誰よりもすてきなコメントもありがとうございます」とコメントしたほか、藤井のコメントを読み上げた松下も「ドラマと主題歌ってとても密接な関係だし、藤井さんもおっしゃっていただいてうれしかったんですけど、仲間として。このドラマの5人目の主人公としてそばにいてくれるような気がしていて、それはすごくうれしいし、心強いし、多分ここから先もたくさん助けていただくんだろうなと思っています」と口にした。

最後はこのドラマを楽しみにしてくれている視聴者へそれぞれがメッセージを寄せたほか、ドラマの中で登場する花束を持って笑顔の記念撮影が行われ、会見は終了。

多部、松下、今田、神尾という“クアトロ主演”で描かれる物語のスタートまであとわずか。10月12日(木)放送スタートとなる木曜劇場『いちばんすきな花』をお楽しみに。

左から)神尾楓珠、多部未華子、松下洸平、今田美桜

【コメント】
藤井風

「この物語の主人公達(たち)は、人生の色んな答えを探している気がしました。彼らに自分を重ねることのできる人はとても多いと思うし、僕も勝手に彼らの仲間になったつもりで、一緒に答えを探しにいこうと思いました。そしたら今までにないほど、真っ直(す)ぐでピュアな曲へと導いてもらえたような気がします。貴重な機会に心から感謝しています。どんな物語が待っているのか、彼らは何を見つけるのか、いち視聴者として、そして密かに仲間として、とても楽しみにしています」

【番組概要】

木曜劇場 『いちばんすきな花』
<放送日時>
10月12日(木)スタート 毎週(木) 22時~22時54分
※初回20分拡大(22時~23時14分)
<出演>
多部未華子、松下洸平、今田美桜、神尾楓珠、
齋藤飛鳥、臼田あさ美・仲野太賀 他
<スタッフ>
≪脚本≫
生方美久(『silent』、第33 回フジテレビヤングシナリオ大賞 『踊り場にて』)

≪音楽≫
得田真裕(『silent』、『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』、『グッド・ドクター』、『監察医 朝顔』シリーズ、 『アンナチュラル』、『MIU404』他)

≪プロデュース≫
村瀬 健(『silent』、『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう 』、『信長協奏曲』、映画『キャラクター』 、映画『約束のネバーランド 』 他)

≪演出≫
髙野 舞(『silent』、『アライブ がん専門医のカルテ』、『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』、『昼顔~平日午後3時の恋人たち~』他)

≪制作・著作≫
フジテレビ

掲載情報は発行時のものです。放送日時や出演者等変更になる場合がありますので当日の番組表でご確認ください。