10月期月９ドラマ『ONE DAY ～聖夜のから騒ぎ～』

10月期月９ドラマ『ONE DAY ～聖夜のから騒ぎ～』

10月９日スタート　毎週（月） 21時～21時54分　※初回30分拡大（21時～22時24分）

＜二宮和也、中谷美紀、大沢たかお＞トリプル主演の月９ドラマ『ONE DAY～聖夜のから騒ぎ～』の制作発表記者会見が都内の映画館にて開催された。「逃亡編」「レストラン編」「地方テレビ局編」の３つのストーリーが並行して進んでいく今作。主演の３人をはじめとする総勢17人の豪華キャストが一挙登壇し、会場からは大きな歓声が上がった。

まず始めに登壇したのは「逃亡編」から、江口洋介、中川大志、中村アン、松本若菜。地方テレビ局編から梶原善、福本莉子、丸山智己、小手伸也、加藤諒、大水洋介。レストラン編から、桜井ユキ、井之脇海、今井英二。そして、３つの物語に関わる謎の男・真礼（まれい）を演じる佐藤浩市。
その後、司会進行の伊藤利尋（フジテレビアナウンサー）が「この方々を抜きにして今作は語れません！皆様、後方の扉にご注目ください！」と言うなり、二宮和也、大沢たかお、中谷美紀が登場！会場は早くも熱狂に包まれた。

メインキャスト大集結となった圧巻の光景に二宮自身も「いやぁ、本当にすごいと思います。物語を通して、会わない人もたぶんいるので、この１回だけしか会わない人もたぶんいる。非常にレアな会となっています」と喜びをあらわにした。

壇上では「逃亡編」「レストラン編」「地方テレビ局編」に分かれてトークを展開。逃亡編（二宮、中川、松本、中村、江口が出演）について二宮は「硬派といいますか、一番ナゾがあるチームなので、もしかしたらどこかのチームとそのナゾを共有することもあるかもしれませんし、どこかでつながってる可能性もあるので、そういう意味では、一番可能性がある…。あと、一番いい作品になる予定です（笑）」と自信をのぞかせた。

江口は、二宮演じる記憶喪失の逃亡犯・勝呂寺誠司（すぐろじ・せいじ）を追う警視庁組織犯罪対策部の管理官・蜜谷満作（みつたに・まんさく）を演じる。２人は、江口が主演を務めたドラマ『涙をふいて』（2000年）以来の共演に。江口は当時を振り返りながら「全然変わらないです」と二宮を見つめてにっこり。「“お互い変わらないね”みたいな会話から始まって、ちょうど撮影が始まる前に、23年前に２人で撮影した撮影現場があって、“ちょうど二宮くんとやるな”“そういえばここで撮影してたな！”と思い出して、その時の話をしました」と振り返った。今作では追う側、追われる側となる２人。江口は「深くは言えないけれど、二宮くんのアクションがすごいです。見どころです」と絶賛。二宮は「そんなことないです。あくまで走っているだけですから（笑）」と笑顔を見せた。

また、マフィアのボスを演じる中川はMCから「悪い役なんですか？」と問われ「そうです。横浜を拠点に暗躍するマフィアです」と紹介。「マフィアとは無縁の生活を送っているのに。クリーンに生きてきたので」と冗談を交えつつ「国際犯罪をしている、そのスケールを奥行きをもって、説得力を持たせられたら」と意気込んだ。

続いて、クリスマスディナーの準備に追われるシェフ・立葵時生（大沢）が主人公の「レストラン編」（桜井、井之脇、今井出演）の面々がトーク。大沢は「二宮くんたちは男らしいブロック、美紀ちゃんたちはエレガントなブロック、そして、我々は日本中の胃袋を掴むパートだと思っています」と語り、「料理する過程もひとつずつ撮っていっているので、そういうところも注目してほしいです」とアピールした。

共演の桜井は大沢が憧れの存在だったと明かし、「小学生のときに『星の金貨』というドラマを母に勧められて見たときに『なんてすてきなひとなんだろう』って、続編を含めて母と大沢さんの作品を追っかけました。なので、共演させていただいてうれしいです」と思いを伝えると、大沢は「じゃあ後ほどLINE交換して…（笑）」と返し、会場の笑いを誘った。

一方、「地方テレビ局編」からは中谷をはじめ、福本、小手、加藤、大水、丸山、梶原と『横浜テレビ』の面々が勢ぞろいした。中谷は「素晴らしい役者さんたちが来てくださって、とってもぜい沢」と喜びを口にした。報道キャスターを演じるにあたり、中谷は、フジテレビの女性アナウンサーたちから事前にレクチャーを受けたことを明かし「西山（喜久恵）アナウンサーからは“キャスターたるもの演者たれ”。佐々木（恭子）アナウンサーからは“語尾の最後まできちんと発するように”。梅津（弥英子）アナウンサーからは“キャスターであったとしても原稿を読むだけでなく、どこまでニュートラルにかつちょっとだけ意志を含めるか”と教えていただきました」とコメント。

新人記者を演じる福本は「桔梗さんにリスペクトはあるけど、最初の頃はチクチク言っちゃう役」と説明。「でも桔梗さんの仕事に対する姿勢をみてどんどん変わって行くので、中谷さんの背中を追いながら頑張りたい」とコメント。これを受けて中谷は、福本の印象を「優等生。初日の撮影で炎天下の中、彼女はタートルネックにロングのコートを着て撮影していて…」と猛暑の撮影ながらも見事に演じきった福本を絶賛した。

11年ぶりのフジテレビ連ドラ出演となる佐藤は、“すべてが謎の男”の真礼（まれい）を演じる。横浜の自宅で愛犬・フランを飼っているということ以外、すべてが謎。怪しげな雰囲気を漂わせ、横浜の街をふらふらと徘徊（はいかい）する。佐藤だけが、逃亡編、地方テレビ局編、レストラン編のどこにも所属せず、３人の主人公に絡む形となるが、壇上ではぽつんと孤立した様子で、二宮から「知らないおじさんが１人いる」といじられる始末。いじけた佐藤は、自分で椅子を遠くに離し、肩をすくめるそぶりを見せた。そえぞれのチームが仲むつまじく盛り上がると、「楽しそうだな、この野郎！」と怒りをあらわにし、会場は大きな笑いに包まれた。

自身の役どころについては「“謎の男”というのは、意訳するとミスリード役。いかに視聴者をひっかけて、別の方向に振り回せるかという役どころだと思います」と語った。

あっという間の１時間が過ぎ、記者発表の最後には、会場の観客、そして視聴者の皆さんに向けて主演の３人からメッセージが送られた。二宮は「３つ分かれてますけども、みんなそろって、面白くて楽しいものを作り上げていることは変わりない。我々で、出せる空気といいますか、雰囲気みたいなものを最大限ぶつけていきたい」。大沢は「なにが起こるかわからない物語、楽しみに観てほしいです」。中谷は「複雑なパズルのようですが、最後はピタリと心地よくはまる瞬間がくると思う。一瞬もまたたく暇もなく、目を凝らしてご覧いただけたらうれしく思います」と語った。

人々が思い思いに過ごすクリスマスイブの1日を1クールかけて描く、謎と愛と奇跡の物語。今年の“クリスマス”は10月９日から始まる！豪華キャストが贈る３つの物語と、交錯する瞬間をお楽しみに！

あらすじ

12月23日23時30分。聖夜直前の横浜。きらびやかな光の陰に隠れるように、ある銃殺事件が起きる。容疑をかけられたのは記憶喪失の男・勝呂寺誠司（すぐろじ・せいじ／二宮和也）。落ちていたスマホからは「逃げろ！」と男の声が。警察に追われる逃亡犯になった誠司は、失われた記憶をたどりながら事件の糸口を探っていく。時を同じくしてクリスマスディナーの準備に追われていたのは、慎重でありながら頑固な孤高のシェフ・立葵時生（たちあおい・ときお／大沢たかお）。横浜・関内界隈（かいわい）で愛される三代続く老舗洋食屋・葵亭は、80年受け継がれてきた秘伝のソースを求めて遠方から足を運ぶファンも少なくない。妻を亡くして以来、「もう二度と誰も愛することはないだろう」と孤独な人生を歩んできたが、一度だけ、一瞬の恋に落ちたことがあった。だが、それでも脇目を振らず仕事に打ち込んできた時生。この日もクリスマスイブの予約は満席で朝から仕込み作業に追われていたが、突然店に見知らぬ男が侵入してきて…。その頃、銃殺事件の現場に直行したのはローカルテレビ局「横浜テレビ」の報道キャスター・倉内桔梗（くらうち・ききょう／中谷美紀）。理想の報道を追求し続け、自らの企画で立ち上げた報道番組『日曜NEWS11』を５年間キャスターとして背負ってきた。しかし、突如番組の打ち切りを告げられ、料理番組への異動を言い渡されてしまう。突きつけられた非情な通達を受け止められないまま“最後の事件”を追う。仕事一筋で独身を貫いてきた彼女もまた、心の中に忘れられない人がいた。

【番組概要】

10月期月９ドラマ『ONE DAY～聖夜のから騒ぎ～』

＜放送日時＞

10月９日スタート　毎週（月） 21時～21時54分
※初回30分拡大（21時～22時24分）

＜出演者＞

二宮和也　中谷美紀　大沢たかお

【逃亡編】中川大志　松本若菜　中村アン
【地方テレビ局編】福本莉子　小手伸也　加藤 諒　大水洋介　丸山智己　梶原 善
【レストラン編】桜井ユキ　井之脇 海　今井英二　栗原英雄

江口洋介　佐藤浩市

＜スタッフ＞

≪脚本≫
徳永友一（『翔んで埼玉』、『ルパンの娘』シリーズなど）

≪企画・プロデュース≫
成河広明（『コンフィデンスマンJP』シリーズ、『リーガルハイ』シリーズ、『ストロベリーナイト』シリーズなど）

≪演出≫
鈴木雅之（『マスカレードホテル』シリーズ、『HERO』シリーズなど）

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