2023.09.05更新
ドラマ
吉瀬美智子
10月スタート 毎週(金)21時~放送
フジテレビでは、10月より約54年ぶり(※注釈1)に復活する金曜21時の連続ドラマ枠にて放送する、主演・ムロツヨシ、共演・平手友梨奈でお届けする連続ドラマ『うちの弁護士は手がかかる』に吉瀬美智子の出演が決定した。ムロと吉瀬、平手と吉瀬は、今作で初共演を果たす。
今作は、芸能事務所の元敏腕マネージャー・蔵前勉(くらまえ・べん/ムロ)が、人気女優・笠原梨乃(かさはら・りの/吉瀬)に突然解雇を言い渡されたことをきっかけに、平手演じる超エリートなのに猪突(ちょとつ)猛進な性格で空回りしてしまう新人弁護士・天野杏(あまの・あん/平手)に振り回されながらパラリーガルとして奮闘する、育成型リーガルエンターテインメントドラマだ。フジテレビのGP帯ドラマで初主演を務めるムロが、自身のキャリアで初となる芸能事務所のマネージャー、そして法律事務所のパラリーガル役を、そしてフジテレビドラマ初出演の平手が初挑戦となる弁護士役を演じる。
吉瀬が演じるのは、蔵前が30年間マネージャーとして支えた人気女優・笠原梨乃。学生時代から街を歩けばスカウトされるほどの美女で、数多くの有名俳優を抱える大手事務所に所属した。圧倒的なルックスと天才的な演技力で瞬く間に芸能界を席巻し、弱冠20歳で人気を盤石なものに。しかし人気が上がるにつれ、異性関係、酒癖など私生活で問題を起こすようになり、仕事にも支障を来すように。彼女から逃げ出してしまうマネージャーが続出し、事務所は頭を悩ませていた。そんな折、撮影現場でたまたま自分の近くにいた蔵前を新人マネージャーと勘違いした梨乃は、無理難題を次々と押しつけるが、蔵前はその全てを完璧に対処。これまでのマネージャーにはなかった機転の早さ、細やかな気遣いに感動した梨乃は、蔵前を自分のマネージャーとして採用することに。それから30年間、梨乃の唯一無二のタレント力と蔵前の完璧なマネジメント力、二人三脚で日本のトップ女優という地位を築き、いよいよ2人の夢だった海外進出を…というタイミングで、突然、梨乃は蔵前を解雇してしまう。蔵前は梨乃から解雇されたことをきっかけに、法曹界という新たな世界へ飛び込んでいく。また、蔵前と袂を分かった梨乃が、今後どのように物語に絡んでいくか、今後の展開にも注目していただきたい。
吉瀬といえば、さまざまなドラマ、映画などに出演しながら、CM、雑誌などでも活躍。最近では、連続ドラマ『NICE FLIGHT!』<2022年7月期/テレビ朝日系>、映画『七人の秘書 THE MOVIE』<2022年>、連続ドラマ『ケイジとケンジ、時々ハンジ。』<2023年4月期/テレビ朝日系>などの話題作に立て続けに出演し、10月には映画『キリエのうた』の公開を控えるなどオファーの絶えない女優のひとりだ。フジテレビドラマへの出演は、連続ドラマ『コンフィデンスマンJP』<2018 年4月期/フジテレビ>以来、約5年ぶり。初共演となるムロを翻弄(ほんろう)しまくるお騒がせ女優・笠原梨乃を吉瀬がどのように演じるのか、ご注目いただきたい!
生きる希望を見失っていた元芸能マネージャーがパラリーガルとして、空回りしてしまう新人弁護士を“法曹界のスター”にすることを目指し、次第に互いを認め合い最強バディに成長していく姿を描く、育成型リーガルエンターテインメントドラマ『うちの弁護士は手がかかる』は10月スタート!半世紀ぶりに復活した“新生・金9ドラマ”にぜひ、ご期待いただきたい!
主人公・蔵前勉(くらまえ・べん/ムロツヨシ)は人気女優・笠原梨乃(かさはら・りの/吉瀬美智子)を30年間サポートしてきた超敏腕マネージャー。スケジュール管理、気の利いた営業、的確な仕事の精査はもちろん、プライベートでのトラブル処理まで完璧なマネジメント力で“笠原梨乃”を日本トップ女優として確固たる地位を築いてきた。しかし、2人の夢だった海外進出を目前に、突然、蔵前は解雇されてしまう。「あなたの仕事は誰がやっても変わらない」と切り捨てられた蔵前。結婚もせず家族や友達とも疎遠になっても、人生の全てを彼女にささげてきた蔵前は絶望し、生きる意味すら見失ってしまう。そんな折、ひょんなことから、パラリーガル(※注釈2)として、新人弁護士・天野杏(あまの・あん/平手友梨奈)のマネジメントを任されることに。最年少で司法試験に合格(※注釈3)した超エリートの杏だが、人とのコミュニケーションが苦手な上にやる気が空回りしてしまい、弁護士として全く成果を出せずにいた。しかし、不器用ながらも依頼人に力を尽くそうとする杏の姿に心を動かされた蔵前は、杏が一人前の弁護士になるためのサポートをすることを新たな目標に掲げ、芸能界から法曹界へ、全く異なる世界へ飛び込むことを決意する。「マネージャーは、担当のアーティストのパフォーマンスを上げるため力を尽くす最高の裏方」をモットーに掲げる蔵前は、培ってきたマネジメント力を発揮して杏に尽くしていくのだが…。2人は、いかにして法曹界を席巻する最強のバディになるのか!?杏との出会いをきっかけに、再起をかけて奮闘する蔵前の姿は、すべての視聴者の明日への活力になること間違いなし!
※1・・・『春よこい』<1968年10月~1969年3月>以来。「タイムテーブルからみたフジテレビ50年史」(フジテレビ編成制作局知財情報センター調査部 2009年4月1日発行)より
※2・・・パラリーガルとは、弁護士の指示・監督のもとで法律に関する事務を行い、弁護士の業務をサポートする専門アシスタントのこと
※3…現行の司法試験制度上、受験者の年齢制限は設けておらず、2022年度の最年少合格者は18歳である。
Q. 本作の台本をお読みになって、いかがでしたか?
「私、ムロツヨシさんのことが大好きなんです!だから今回初めて共演させていただけてうれしいのに、振り回してクビにしてしまうのがすごく悲しくて(笑)。でも梨乃は、今まで自分自身がやったことがない二面性のある女優さんの役なので演じるのが楽しみです。また今作はオリジナル作品なので、蔵前と杏、2人がどのように成長していくのか、展開が気になります」
Q.初共演となるムロツヨシさんの印象について、また、撮影で楽しみにしていることについてお聞かせください。
「作品を拝見していて、すてきな役者さんだなと思っていて。昔、スタジオで偶然お会いしたことがあったんです。吹き抜けのスペースで、ムロさんは1階にいらして、私は2階にいて。思わず興奮して、上からうわ~って手を振ってしまったんです(笑)。今作では蔵前を怒るシーンが多いのですが、ムロさんを目の前にしてうれしさのあまり目が笑ってしまわないか心配です」
Q.初の女優役を演じる上で心がけようとしていることはございますか?
「表裏がはっきりしていて、素が垣間見えると怖い女優さんですが、視聴者の皆様に“もしかして、吉瀬は素でやってるんじゃないか?”と思っていただけるようなお芝居ができたらと思っています。初めて演じるキャラクターなのでワクワクしています。ムロさんとの掛け合いもすごく楽しみです」
Q.見どころなど、視聴者の方へメッセージをお願いします。
「見たことがないようなすごくいや~な女優を精いっぱい演じさせていただきますので、楽しみにしていてください(笑)。1話で梨乃は蔵前をクビにしてしまいますが、あることがきっかけで再会する…と伺っていますので、私も今後の展開をすごく楽しみにしています。毎週、すてきなキャストの皆さんが満載だと思いますので、ぜひご覧ください!」
「ムロさん演じる蔵前が人生を賭けて支える大女優ということで、私の中では最初から“なんとか吉瀬さんに演じて欲しい!”と勝手にイメージが固まっていました。凛(りん)として美しく、それでいてたくさんの表情を魅せてくださる吉瀬さんは、大好きな女優さんでしたし、ご本人がとっても優しい方だと存じ上げていたので、この意地悪な梨乃の役がご本人と正反対であることも面白いポイントだなと思っていました。蔵前の人生に大きな影響を及ぼしてきた梨乃が、物語の要所要所で蔵前の心を大きく揺るがします。全話通して素敵な役割を果たしてくれる梨乃を楽しみにしていただきたいです」
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