2023.08.26更新
ドラマ
左から)ムロツヨシ、平手友梨奈
10月スタート 毎週(金)21時~放送
フジテレビでは、10月より約54年ぶりに復活する金曜21時の連続ドラマ枠にて、ムロツヨシ主演、平手友梨奈共演のリーガルエンターテインメントドラマ『うちの弁護士は手がかかる』を放送する。8月25日(金)、『お台場冒険王2023 SUMMER SPLASH!』屋外特設会場「冒険ランド」内大型スタジアム「SUMMER SPLASHスタジアム」にて公開制作発表が行われた。
今作は、ムロ演じるスター女優を育てた芸能事務所の元敏腕マネージャーの主人公・蔵前勉(くらまえ・べん)が、平手演じる超エリートなのに猪突(ちょとつ)猛進な性格で空回りしてしまう新人弁護士・天野杏(あまの・あん)に振り回されながらパラリーガルとして奮闘し、次第に互いを認め合い最強バディに成長していく姿を描く、育成型リーガルエンターテイメント。フジテレビのGP帯ドラマで初主演を務めるムロが、自身のキャリアで初となる芸能事務所のマネージャー、そして法律事務所のパラリーガル役を、そしてフジテレビドラマ初出演の平手が初挑戦となる弁護士役を演じる。
今回の公開制作発表では、事前に先着販売をした優先観覧券付き1DAYパスポートが即完し、当日は大勢の人々が会場に集まった。司会の佐野瑞樹アナウンサー、堤礼実アナウンサーは「すごい声援ですね!」と会場の熱気に驚きを隠せない。
そんな熱気あふれる会場に、本作品の主演を務めるムロ、共演の平手がステージに登場すると、会場のボルテージは一気に最高潮に!フジテレビのGP帯ドラマで初主演のオファーを受けた際の感想を聞かれたムロは、「びっくりしました。19歳から役者を目指して、フジテレビのドラマも今までたくさん見てきましたが、まさかこのタイミングでオファーがくるとは思いませんでした。しかも、金9ドラマは約54年ぶりということで、非常にやりがいがあります」と意欲をみせた。
さらに、自身のキャリアで初となる芸能事務所のマネージャー、そして法律事務所のパラリーガル役を演じる上での役作りを「パラリーガルとしては何も知らずに役作りなく演じた方がいいと思うんです。芸能マネージャーについては、いちばんそばにいる人間をチラチラ見ながらやっています」と明かした。
一方、フジテレビドラマ初出演となる平手は「オファーをいただけたのはすごくありがたいですし、ステキなドラマになることを願っています」と期待をのぞかせた。本作で初共演となる平手の印象について、ムロは「まだ会って2回目でお芝居もしたことがないので、これからの撮影が楽しみです。初顔合わせの時には緊張しちゃって僕ばかりしゃべっちゃったんですけど(笑)。今日は少しだけ会話が出来るようになっております」と笑い、一方平手は「撮影をしながらどんなセッションが生まれるのかを今からすごく気になっています」と期待を寄せた。
また、今作で初タッグを組むムロ×平手のコンビ名を決めることに。ドラマ公式の SNS で募集をかけ、さまざまなアイデアが寄せられた。その中から「ベアー」、「べんてん」、「くらあん」の3つの候補が選ばれ、ムロは「“ベアー”は熊のイメージがついてしまう。“あん”はあった方がいいけど、ただ“べん”は使わないし…」と推測。そして、観客の拍手による投票で「くらあん」に決定した。その結果に対し、ムロは「僕が誘導した感じだよね」と反省し、「まちがっても真ん中に“し”を付けないでくださいね」と会場の笑いを誘った。
さらに、弁護士事務所を舞台にした本作にちなんで、「うち弁 法律クイズ」と題した法律に関するクイズに観客とともにチャレンジ。「自分の子供の写真をSNSに勝手にUPするのは法律に違反するか」という問題が出題され、ムロは「“勝手に”というところが気になる」と悩みながらも法律違反にならないと回答。平手も「自分の子供なので法律違反にならないのではないか」と答えたが、2人とも不正解。残念そうに席に座った2人だったが、盛り上がる会場をあたたかく見守った。
そして、最後に行われた媒体向けのフォトセッションでは、佐野アナから翌日放送の『めざましどようび』<毎週(土)朝6時~8時/フジテレビ系>で本イベントが取り上げられる旨が伝えられると、ムロは『めざましテレビ』おなじみの企画「めざましじゃんけん」をその場で披露し、会場は笑いに包まれた。さらに、平手にも「めざましじゃんけん」を促し、平手は恥ずかしそうにしながらもチョキを出し、会場からは「かわいい!」と歓声が上がった。終始和やかな雰囲気のまま会見は終了した。
ムロと平手が初タッグを組む、多くの名作を生み出してきた法曹界を舞台にこれまでのリーガルドラマとは一線を画す、育成型リーガルエンターテインメント『うちの弁護士は手がかかる』は10月スタート!お楽しみに!
主人公・蔵前勉(くらまえ・べん/ムロ)は人気女優・笠原梨乃(かさはら・りの)を30年間サポートしてきた超敏腕マネージャー。スケジュール管理、気の利いた営業、的確な仕事の精査はもちろん、プライベートでのトラブル処理まで完璧なマネジメント力で“笠原梨乃”を日本トップ女優として確固たる地位を築いてきた。しかし、2人の夢だった海外進出を目前に、突然、蔵前は解雇されてしまう。「あなたの仕事は誰がやっても変わらない」と切り捨てられた蔵前。結婚もせず家族や友達とも疎遠になっても、人生の全てを彼女にささげてきた蔵前は絶望し、生きる意味すら見失ってしまう。そんな折、ひょんなことから、パラリーガル(※注釈1)として、新人弁護士・天野杏(あまの・あん/平手)のマネジメントを任されることに。最年少で司法試験に合格(※注釈2)した超エリートの杏だが、人とのコミュニケーションが苦手な上にやる気が空回りしてしまい、弁護士として全く成果を出せずにいた。しかし、不器用ながらも依頼人に力を尽くそうとする杏の姿に心を動かされた勉は、杏が一人前の弁護士になるためのサポートをすることを新たな目標に掲げ、芸能界から法曹界へ、全く異なる世界へ飛び込むことを決意する。「マネージャーは、担当のアーティストのパフォーマンスを上げるため力を尽くす最高の裏方」をモットーに掲げる勉は、培ってきたマネジメント力を発揮して杏に尽くしていくのだが…。2人は、いかにして法曹界を席巻する最強のバディになるのか!?
※注釈1・・・パラリーガルとは、弁護士の指示・監督のもとで法律に関する事務を行い、弁護士の業務をサポートする専門アシスタントのこと
※注釈2…現行の司法試験制度上、受験者の年齢制限は設けておらず、2022年度の最年少合格者は18歳である。
掲載情報は発行時のものです。放送日時や出演者等変更になる場合がありますので当日の番組表でご確認ください。