2023.07.11更新
ドラマ
沢村一樹、若村麻由美、木村佳乃、マキタスポーツ
7月20日(木)スタート 毎週(木) 22時~22時54分 ※初回15分拡大(22時~23時9分)
7月20日(木)にスタートする木曜劇場『この素晴らしき世界』<※初回15分拡大(22時~23時9分)>の制作発表がフジテレビ湾岸スタジオで開催され、主演の若村麻由美をはじめ木村佳乃、マキタスポーツ、沢村一樹の4人が登壇。進行を伊藤利尋フジテレビアナウンサーが務め、撮影現場の裏話やフリップトークが展開されたほか、沢村のサプライズバースデー企画も実施された。
今作は平凡な生活を送る“主婦”が、ひょんなことから芸能界で活躍する“大女優”になりすまして二重生活を強いられる“なりすましコメディー”作品。主演の若村が、主婦と大女優の一人二役を演じていく。
伊藤アナのアナウンスと共に番組の予告映像が公開され、その後4名のキャストが登場。主人公・浜岡妙子(はまおか・たえこ)を演じる若村は「鈴木京香さんからバトンを引き継ぎまして、この役をやらせていただくことになりました。京香さんは静養されているということで、一日も早く回復されてお会いできるのを楽しみにしています。そして撮影の方は、とても順調に進んでおりまして、なんと昨日第1話が完成したということを聞きました。すごく面白くできているそうなので、期待して見てください」とあいさつ。
続くオフショット&場面写真トークでは撮影現場の雰囲気が明かされた。今作でプロダクションの社長役を演じる木村。プロダクションの副社長役を務める西村まさ彦と菅原大吉とのオフショットが公開されると「オフショットでは皆さん笑顔なんですけど、作中では私をいじめる役なんです。オフショットの直前もいじめられてるシーンを撮ってたんですよ」と明かしつつ「西村さんとは若い頃からたくさん共演させていただいているんですが、なぜか私のことを“よしお”って呼ぶんですよ」と意外な交流事情を語った。
また、今作では初共演ながら夫婦役となる若村と沢村のオフショットも披露。以前別作品ではクレジット共演にとどまった2人だったが、沢村は「3人(主婦の妙子・女優の若菜・若菜になりすましている妙子)の全員と一緒のシーンがありますが、みんな全然違う。大女優として演じているときはビクビクして、妙子に会っているときはキュンキュンしている。お互いその時間を楽しみながら演じている」と語った。
若村麻由美
沢村一樹
木村佳乃
マキタスポーツ
沢村一樹、若村麻由美
若村麻由美、木村佳乃
続くフリップトーク企画では番組のストーリーにちなんで、若村らが「顔がうり二つだったらなりすましてみたい人物」を発表。ミッキーマウスになりたいと話す若村は「言葉を超えて世界の子どもたちと遊べたらいいなとずっと思っています」、木村は村上春樹になって「ハルキストでございまして、学生の頃は新刊が出る度に紀伊國屋で並んでたりもしてた程大好きなんです。村上春樹さんになってどんどん新作を書きたいです!」と明かした。
沢村は大谷翔平選手の通訳スタッフの名前を回答し「本当は連ドラに入っていなければ大谷選手の試合を友人と見に行きたかった。(水原)一平さんになれば毎日会えるし、でもそうすると英語の勉強を始めなければいけないですね。もしかしたらこれを見た大谷選手周辺の人が仕事で会えるようにしてくれるかも?と思っています(笑)」と笑顔。
そして現在放送中の月9ドラマ『真夏のシンデレラ』の主演の名を発表したのはマキタスポーツ。「森七菜ちゃん、憧れですよ。僕、キラキラ俳優になってみたいんです。くしくも目の前のスタジオで月9を撮影しているんですけど、照明の明かりの強さが違うんです(笑)。これ、マジな話なんですが、我々の家庭のシーンとか、事務所のシーンとかでたいている照明が、めちゃくちゃ暗いんです。一方スタジオから出ると月9のスタジオからめちゃくちゃまぶしい明かりが出てて、そこからまぶしい俳優たちが出てくるんですよ」と隣同士のスタジオの“温度差”を明かす。さらに「森七菜ちゃんのコックピットに入りたい。それで森七菜ちゃんのまま、月9に出たい!木10もいいけど、月9に出たいんですよ!(笑)」と俳優としての野望(?)も明かした。
若村麻由美
木村佳乃
沢村一樹
マキタスポーツ
終盤は若村の「スタッフも共演者も一丸となって本当に面白い、本当に届けたい作品ができました。そして今も作り続けています。7月20日からスタートしますが、みなさんの声をいただきながら、最後まで完走できるよう努めてまいりますので、どうぞみなさんぜひご覧いただき、応援してください」とあいさつ。フォトセッションを終えて4人が降壇しようとすると…進行の伊藤アナから「皆さん今日が何の日か忘れていませんか?」と待ったがかかる。すると若村が「忘れてないですよ!今日は沢村一樹さんのバースデーですよね?」と、サプライズ企画を実施!
会場からは大きな拍手とクラッカーの音が鳴り響き、沢村の56歳の誕生日を祝福。沢村は今年の抱負を聞かれると「私事でこんな時間を作っていただいてすみません。56歳になりました。今日(7月10日)は納豆の日なんです。“納豆クイーン”というお仕事があるようですが、“納豆キング”も作ってほしいですね。でも今日は田中圭くんや小泉孝太郎くんも誕生日なので、たぶん彼らに(納豆キングを)とられるでしょうね」と話し、イベントを締めくくった。
若村麻由美、沢村一樹
浜岡妙子(はまおか・たえこ)は年上の夫・浜岡陽一(はまおか・よういち/マキタスポーツ)と息子のあきら(中川大輔)と暮らす、どこにでもいる平凡な主婦。子育てとパートに追われながら、これといった趣味もなくただただ生きてきた。主婦業とパートをこなしながらも「お前は社会を知らない」と陽一とあきらからは低く見られる日々。そんな中、妙子はパート先や日常生活の中で誰かに尾けられているような、監視されているような、妙な視線を感じるように。陽一に相談するが、「意味なく不安になるのも更年期なんじゃ…」とまったく取り合ってもらえない。視線を感じるようになってから2週間ほどたったある日、妙子の前に西條隼人(さいじょう・はやと/時任勇気)と名乗る者が現れる。それは女優・若菜絹代(わかな・きぬよ)の事務所関係者だった。西條は若菜が週刊誌のスキャンダルがきっかけで国外へ失踪してしまったことを伝え、その身代わりとしてスキャンダルの謝罪会見に出席してほしいと妙子に頼む。というのも、妙子と若菜は顔だけでなく声までもがそっくりで、事務所関係者も認めるほどだったのだ。突拍子もない内容に妙子は断るが、身代わりを務めることで得られる高額な報酬が頭から離れない…。後日、西條らの説得と高額報酬につられて会見に出席することになった妙子。会見当日、若菜が所属するプロダクションの社長・比嘉莉湖(ひが・りこ/木村佳乃)と、若菜の夫・水田夏雄(みずた・なつお/沢村一樹)と出会い、いよいよ会見本番を迎えるのだが――。
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